M11ドラフト考察~青白飛行テンポ~
2010年7月12日 Magic:the Gathering コメント (2)青白テンポというデッキを目指す場合、まずどのようなピックしていくべきなのかですが
1.飛行クリーチャーを取る
2.相手の脅威に根本から対処できるカードを取る(平和な心、取り消しなど)
3.相手のテンポを崩すカードを取る(破門、送還など)
4.クロックを上げられるカードを取る(鼓舞する突撃、大将軍の斧など)
といった順番で取るべきだと思います。
「飛行クリーチャーを取る」について。
なぜこれを一番優先しているのかと言えば理由は簡単で、例外的な場合を除きリミテッドはクリーチャーがいなければ勝てないという大原則があるから。
飛行クリーチャーは限られたクリーチャーにしかブロックされないので、対抗策が限られてきます。しかし相手はその限られた対抗手段を用意できないと、こちらの攻撃を抑えることができません。
これは一見当たり前のようなことですが、これを徹底できていないと、ちぐはぐなデッキになってしまいます。
例えば、2パック目で平和な心と嵐前線のペガサスが同じパックから出てきた場合。
あらゆる脅威に対処できる平和な心に心動かされそうですが、青白にとってはペガサスを取ったほうがよいでしょう。
なぜなら平和な心は代用が利くが、ペガサスはそうではないからです。
平和な心は確かに強力なカードですが、「負けないためのカード」であり「勝つためのカード」ではありません。
このカードは破門や送還など、もっと安いカードで代用となりえます。
送還はこれに対しての対抗策にもなりえる点が高ポイントです。
一方2マナでパワー2を持つ回避能力持ちクロッカーは全レアリティ通じてもペガサスのみです。
もちろんこれは全てに状況で適用されるということではありませんが、単品のカードパワーに頼らないデッキを構築する場合ではこうしたピックも必要になってくると考えます。
また、飛行クリーチャーでもなるべく軽いものを優先します。
天使の調停者や復讐に燃えたアルコンは強力で出れば一枚でゲームに勝てるカードですが、テンポデッキ構築の際には野生のグリフィンに遥かに劣ります。
「相手の脅威に根本から対処できるカードを取る」について
先ほどは嵐前線のペガサスとの比較ではこきおろした平和な心ですが、やはり強力なカードには違いありません。頃合いを見計らって取っておけるとよいでしょう。
しかし、これの私がこれの評価を低くしている理由のひとつにマナ漏出の存在があります。
序盤に飛行クリーチャーを並べてやすいこの色ではこのスペルは非常に強力なものとなります。
実際嵐前線のペガサスや雲の精霊を並べてコレを構えているだけで勝てるゲームも多くありました。
2マナなので非常に構えやすいのも高ポイント。
通してしまった脅威となるクリーチャーも、バウンスしてからこれで打ち消すといった動きが十分可能です。
このデッキタイプにおいては、初手も十分ありえる強さのカードです。
ただ、最悪これが取れなくとも取り消しで代用は可能。こちらは割と遅くに取れることもあるかと思います。
「相手のテンポを崩すカードを取る」について
主にバウンスカードなのですが、これらは比較的遅い順目で流れてくるという特徴があります。
これらのカードはテンポデッキでないとその威力を発揮しづらいカードで、そうでないデッキでは優先順位が低くなります。
よって、特に意識せずとも数枚は取れることとなるでしょう。
逆にそうでない場合、競合者が多くなっているという考え方もできます。
「クロックを上げられるカードを取る」について
これも比較的遅い順番で取れることがあります。
代表例が鼓舞する突撃なのですが、これはたくさんクリーチャーが並べられているときでしか重要ではありません。つまり、最も相性がいいのがこのデッキタイプで、それ以外のデッキではピックされづらいのです。
そもそもがこの手のカード自体が高速デッキにおいて最も威力が高くなるので、ある意味当然なんですが。
…というわけで「少しは感触をつかめたかな?」という私なりの結論に今のところはなっています。
試行回数にやや物足りなさを感じるので、これからまた考えが変わることもあるかとは思いますが、しばらくはこの方針を貫いていく予定です。
1.飛行クリーチャーを取る
2.相手の脅威に根本から対処できるカードを取る(平和な心、取り消しなど)
3.相手のテンポを崩すカードを取る(破門、送還など)
4.クロックを上げられるカードを取る(鼓舞する突撃、大将軍の斧など)
といった順番で取るべきだと思います。
「飛行クリーチャーを取る」について。
なぜこれを一番優先しているのかと言えば理由は簡単で、例外的な場合を除きリミテッドはクリーチャーがいなければ勝てないという大原則があるから。
飛行クリーチャーは限られたクリーチャーにしかブロックされないので、対抗策が限られてきます。しかし相手はその限られた対抗手段を用意できないと、こちらの攻撃を抑えることができません。
これは一見当たり前のようなことですが、これを徹底できていないと、ちぐはぐなデッキになってしまいます。
例えば、2パック目で平和な心と嵐前線のペガサスが同じパックから出てきた場合。
あらゆる脅威に対処できる平和な心に心動かされそうですが、青白にとってはペガサスを取ったほうがよいでしょう。
なぜなら平和な心は代用が利くが、ペガサスはそうではないからです。
平和な心は確かに強力なカードですが、「負けないためのカード」であり「勝つためのカード」ではありません。
このカードは破門や送還など、もっと安いカードで代用となりえます。
送還はこれに対しての対抗策にもなりえる点が高ポイントです。
一方2マナでパワー2を持つ回避能力持ちクロッカーは全レアリティ通じてもペガサスのみです。
もちろんこれは全てに状況で適用されるということではありませんが、単品のカードパワーに頼らないデッキを構築する場合ではこうしたピックも必要になってくると考えます。
また、飛行クリーチャーでもなるべく軽いものを優先します。
天使の調停者や復讐に燃えたアルコンは強力で出れば一枚でゲームに勝てるカードですが、テンポデッキ構築の際には野生のグリフィンに遥かに劣ります。
「相手の脅威に根本から対処できるカードを取る」について
先ほどは嵐前線のペガサスとの比較ではこきおろした平和な心ですが、やはり強力なカードには違いありません。頃合いを見計らって取っておけるとよいでしょう。
しかし、これの私がこれの評価を低くしている理由のひとつにマナ漏出の存在があります。
序盤に飛行クリーチャーを並べてやすいこの色ではこのスペルは非常に強力なものとなります。
実際嵐前線のペガサスや雲の精霊を並べてコレを構えているだけで勝てるゲームも多くありました。
2マナなので非常に構えやすいのも高ポイント。
通してしまった脅威となるクリーチャーも、バウンスしてからこれで打ち消すといった動きが十分可能です。
このデッキタイプにおいては、初手も十分ありえる強さのカードです。
ただ、最悪これが取れなくとも取り消しで代用は可能。こちらは割と遅くに取れることもあるかと思います。
「相手のテンポを崩すカードを取る」について
主にバウンスカードなのですが、これらは比較的遅い順目で流れてくるという特徴があります。
これらのカードはテンポデッキでないとその威力を発揮しづらいカードで、そうでないデッキでは優先順位が低くなります。
よって、特に意識せずとも数枚は取れることとなるでしょう。
逆にそうでない場合、競合者が多くなっているという考え方もできます。
「クロックを上げられるカードを取る」について
これも比較的遅い順番で取れることがあります。
代表例が鼓舞する突撃なのですが、これはたくさんクリーチャーが並べられているときでしか重要ではありません。つまり、最も相性がいいのがこのデッキタイプで、それ以外のデッキではピックされづらいのです。
そもそもがこの手のカード自体が高速デッキにおいて最も威力が高くなるので、ある意味当然なんですが。
…というわけで「少しは感触をつかめたかな?」という私なりの結論に今のところはなっています。
試行回数にやや物足りなさを感じるので、これからまた考えが変わることもあるかとは思いますが、しばらくはこの方針を貫いていく予定です。
コメント
ただM10の時は環境がテンポが弱いと認識されていてカードが集めやすかったけど今回は青白テンポが強いって言われているんで卓でも人気になりそうですね。
確かにあまり人気出ると困りますねえ・・・