トレイラー動画
https://www.youtube.com/watch?v=L28Rne9cZ5I

国産メロディックデスメタルバンドTHOUSAND EYESの2ndアルバム。

日本のメロデスバンドとは珍しいなあと思い、聴いてみたら結構良かった。
メロデスの特徴であるアグレッシブなギターリフ+叙情的メロディ、に声量のあるデスヴォイスが合ってます。

同じくメタル寄りの邦楽グループで、DELUHIというバンドがあったんですが、それ好きな人には特にお勧め。

お勧めは表題曲Endless Nightmareと9曲目のDamnation Calling。
特に後者のギターソロ部分が素晴らしいです。

アルバム全体として、国産メタルらしくへヴィさよりもメロディ部分に比重が置かれており、メタルはちょっと・・・という人にも聴きやすいかと思われます。ジャケットも同人音楽みたいな中二っぽさがあるし、ジャケ買いする人もいるんかな。

まあ敢えて言うとすれば、収録曲が似たような曲ばかりになっていて、抑揚がない点ですかね・・・。マジックでいうなら白ウィニーみたいな。
技術力の高さは間違いないので、自作以降ではアルバムとしての曲構成にも期待したいです。
プログレの大御所ドリームシアターが、前作以来2年半の時を経て出したアルバム。

本作はロックオペラという位置づけらしく、機械によって管理されてるっぽい?架空世界の物語を描いているとか。
2枚組みで全30曲以上あり、かなりボリュームがあります。

とりあえず一周しましたが、なんというか映画のサントラを聴いているような感じです。
「ストーリーがあって、それに沿ったBGMがCDに収録されている」と考えれば当然なんですが・・・。
なんとなく聴いて、気がついてたら終わってたというのが正直な感想。

過去にも5thアルバムで同様のコンセプトアルバムを出してたけど、それと比べてもかなり「映画のBGM感」が強い。あ、これは元気の出る場面なんだなとか、これは悲しい場面なんだな、というのがメロディラインの展開からすごくわかりやすいです。ある意味聴きやすい。

時折見られる高速変拍子のリズムにドリムシ節は感じるんですが、これはと思わせるキラーチューンは個人的には無かったです。
2ndのメトロポリスPt.1や7thのエンドレスサクリファイスとまではいかなくとも、リピートして聴きたくなるような曲が一曲ぐらいは欲しかったかなあ。

ちなみに今回のストーリーの紹介ページがこれ↓
http://www.dreamtheater.net/theastonishing

なるほど、確かに映画っぽい。
世界にその名を轟かすパワーメタルバンドハロウィンの最新アルバム。
重く激しいメタルというジャンルにメロディアスさを取り入れたそのスタイルは現在のメロスピの元祖と言われてます。ちなみに今年で結成30年目。

前作ストレイト・アウト・オブ・ヘルに続き、今作もハロウィンらしい一枚に仕上がってます。親しみやすいメロディラインにVo.デリスのハイトーンヴォイスが上手く融合したいつものハロウィンっていう感じ。ファンなら必聴の一枚です。

お勧めはアルバムタイトルにもなっている"My God-Given Right" 、 繰り返し力強く歌われるサビが印象的な"Lost in America" 、哀愁を感じさせるデリスらしさ全開の"If God Loves Rock ’n’ Roll" 。全部デリス作曲です。

個人的に前作のFar from the starsみたいなマーカス節の効いた曲が好きなんですが、今作は マーカス曲は"Living on the Edge" "Free World" のみでどちらもちょっと印象に残りにくい曲だった点とアルバム前半にキラーチューンが集まっていて後半の押しが弱い点はちょっと残念だったかな。
MAN WITH A MISSION 『evils fall』
http://www.youtube.com/watch?v=oVvEjZckgpI

youtube見てたら発見。
今月12日発売の新アルバムからの一曲で、ハイテンポなラウドナンバーになってます。

マンウィズでここまでシャウトを全面に押し出した激しい曲ってあまり無かった気がするんですが、編曲まで含めかっこいい曲です。これでもかといわんばかりに込められたスクラッチ音も聴いていて実に心地良い。
こういう新たな試みもできるなら新アルバムににも期待が持てようというもの。

で、その新アルバムなんですがどうやらコンセプトアルバムのようで。

マンウィズ、新アルバム『Tales of Purefly』ジャケ公開! 永井豪〈ダイナミック企画〉とコラボ
http://tower.jp/article/news/2014/02/07/n01

アルバム全編を通してひとつの世界を表現するという、よくあるタイプのコンセプトですが、このevils fallが2曲目に配置されてるってことは序盤は飛ばしていく感じになるのかな。気になります。
今日はハロウィンということで、メタルバンドハロウィンのアルバムをご紹介。

本作ストレイト・アウト・オブ・ヘルはジャーマンメタルなるジャンルを生み出した大御所ハロウィンの最新作。
その名の通り重苦しいジャンルであるメタルに、メロディアスでキャッチーな要素を入れたのがジャーマンメタルです。現在のメロスピの先駆け的存在だと言われてますね。

このアルバムはそんなジャーマンメタルバンドとしてのハロウィンらしさが存分に詰まった一枚。ジャケットのダサさもハロウィン。

1曲目から派手な展開を見せる7分越えの大作Nabataeaに始まり、2曲目World of War以降も疾走感溢れる曲が続きます。
特に4曲目のFar from the Starsは一度聴いたら耳に残り続けるメロディとベタな歌詞がこれぞハロウィンって感じの一曲でお勧めです。

アルバム全体を通してテンポの早い曲が大半を占めますが、どの曲もメロディラインやドラムパターンに個性があり、飽きのこない作りになっています。
高速曲が続く中の7曲目Hold Me in Your Armsでリフレッシュと言わんばかりにスローテンポナンバーを入れてくるあたりは流石。

一枚のアルバムとして完成度が高く、ハロウィンを聴いたことのない人に是非ともお勧めしたい一枚です。
MAN WITH A MISSION「Emotions」
http://www.youtube.com/watch?v=HIRfc3ybbPg

MAN WITH A MISSIONは和製ミクスチャーロックバンド。
去年の音楽フェスにやたらと出てたのでポピュラー音楽に興味ある人なら知ってる人も多いかも。

オオカミのマスクをして演奏するスタイルを取っていて、公式曰く頭はオオカミ身体は人間という外見の究極の生命体だとか。このCDジャケットにもしっかり映ってます。
夏場の屋外フェスとか暑くて仕方ないだろうな~w

このバンドの特徴ですがテンポの早い曲も遅い曲も万遍無くこなせるところにあると思ってます。

前シングルDistanceはサンプリングを多用した疾走感溢れるスピードナンバーでしたが、今作Emotionsはミドルテンポで落ち着いた曲です。
やたらと壮大なイントロにサビから始まる展開に一度耳にしたら残り続けるメインメロディが素晴らしい。

2曲目Take What U Wantは対照的でアップテンポな曲調の正当派ロック。こちらもかなり完成度高いです。一曲目と大きく異なる曲調ながら不思議とちゃんと調和が取れていて聴きやすい。

3曲目はバラード。
ミクスチャバンドらしくSEがバリバリかかった日本語歌詞で歌われるしっとりとした美しい曲です。前アルバムの曲フォーカスライトとよく似ている。

シングル盤のくせにやたらと濃い内容の一枚でした。

Sparkling Daydream/ZAQ

2012年11月9日 音楽
『中二病でも恋がしたい!』というアニメのOPです。

曲自体は電子音多目のポップです。最近よくあるタイプの「アニソンっぽくないアニソン」。
歌い手は有名ではありませんが、ニコニコ動画でそこそこ活躍してる人みたいで。
最近ニコニコ動画出身のアーティストをちらほら見かけるようになってきましたが、今後もっと出てくるんでしょうね。

#1:Sparkling Daydream

タイトル曲。
静かに始まるメロディから激しいサビにかけての抑揚のある展開は好きです。
歌詞はアニメを意識したものになってます。
上手く説明できないけど弐寺の解禁曲にありそうな感じ。

#2:モノクロームモンスター

唄い方がKOTOKOによく似てる気がする。
電子ピアノが派手に押し出されていてエフェクトもふんだんに使ってあるダンスチューン。
I’ve好きな人は気に入りそう。

#3:Inside Identity

『中二病でも恋がしたい!』というアニメのED曲。
アニメだと声優さんたちが歌っているようですが、このバージョンはヴォーカルはZAQのみ。

力強く唄われるヴォーカルがギターリフに乗せられるロックチューン。
ギター、キーボードソロにCメロが続いて最後に半音上げるところとかベタですが格好良いと思います。
曲中での息継ぎがやたらと激しいのが気になりますが、わざとなんでしょうか?

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と曲はいいんですが、このパンク風なジャケットはなんなんですかね・・・。
素直にアニメ絵のジャケットにしておいたほうが受けがいいと思うんですけど。
GLORIA/摩天楼オペラ
http://www.youtube.com/watch?v=nekJM9IxPO8

摩天楼オペラは一昨年メジャーデビューしたバンドです。
ヴィジュアル系バンドなんですが、ジャンルでいうとシンフォニックメタルです。ラプソディーオブファイアとかフェアリーランドとかそっち系。

編成もヴィジュアル系には珍しいキーボード含めた5人から成り立っていて、彼ら自身も摩天楼オペラという新しいジャンルを作りたいとか。
その方向性通り、楽曲では大仰なメロディラインに乗るクセのあるヴォーカルが独特の音楽性を醸し出しています。

ということでメタラーな方々にもお勧め。ヴィジュアル系だからといって敬遠しないで一度聴いてみていただきたい。

今作GLOLIAではさらにメタル路線が加速していて、ぶっちゃけメロスピ。いわゆるツーバスドコドコに、このジャンルでは有名なコード進行がまさにそれと感じさせます。
柔らかな印象のジャケットからは想像も付かない曲でギャップがすごいw

ちなみにカップリング曲である「初恋は永遠に」もお気に入り。ヴェートーヴェンの「悲愴」のアレンジ曲です。
悲愴の主旋律には力強さの中に切なさを感じさせるものがありますが、これまた上手くギターとクワイアで表現していました。
ヴォーカル交代後の初アルバム。
気になる新ヴォーカルですが結構いい感じ。綺麗でクセがない声をしていてマッチしています。

むしろ今作ではヴォーカルよりも楽曲のバラエティに富んでいる点が素晴らしい。
ドラフォと言えばとにかく速くてキャッチーなメロディと長いギターソロが定番ですが、今作ではそういった雰囲気の楽曲ばかりではなく色んなパターンの曲が収録されています。

3曲目Cry Thunderは従来のドラフォには見られなかったミドルテンポの曲。4曲目Give Me The Nightは今までにないダークな曲調。6曲目Seasonsはメロスピというより最早ハードロックです。
もちろん従来のタイプの曲もちゃんと収録されています。5曲目Wings Of Liberty、7曲目Heart Of The Stormはまさにいつものドラフォ。

繰り返しリピートして聴きたくなるようなキラーチューンこそ無いものの、アルバム全体としての出来はかなりのものです。
コンマイ公式だと高い送料かかるのがネックなので今回のサントラはamazonにて注文。CDの送料ぐらい無料にしようぜコンマイ・・・。

DISC1
1曲目はF(曲名)で入った後、いきなり2曲目は恋する☆宇宙戦争っ!!と落差のある謎構成。
しかしその後は女性ボーカルの曲がしばらく続き、この作品の「ポップでキャッチー」という路線を示しているみたいです。筐体カラーやCDジャケットもそれっぽいしね。
6曲目の突撃!ガラスのニーソ姫って曲はこのサントラで初めて聴いたんですけど弐寺もここまできたかって感じさせる曲ですね。ジャンル電波って・・・。

中盤に差しかかる20曲目あたりから高速で展開の激しいテクノサウンドがしばらく並び従来の弐寺の路線を感じさせます。最後はSA.YO.NA.RA.SUPER STARで締め。

DISC2
1曲目はFollow Tomorrowで始まり低速ダンスチューンが並びます。
8曲目Snake Stickからは無機質なタイプの曲が続き、13曲目のDIAVOLOで一区切り。12曲目SHADEは5分越えのロングバージョンで収録。

そこからしばらく移植曲が数曲続いたあと、ボス曲である7つの大罪をテーマにした曲のラッシュ。いかにもボス曲っていうイメージの曲ばっかでどれも壮大で大仰な展開の曲ばかりです。

スペシャルトラックとしてExpress Emotion、Round and Round、Follow Tomorrowの三曲がロングバージョンで収録。
どれも筐体収録バージョンから大きな変化はないので期待はしないほうがいいと思います。

個人的ベスト5

5位:恋する☆宇宙戦争っ!!/Prim
4位:Follow Tomorrow (for future mix)/HHH×MM×ST
3位:Todestrieb/Rche
2位:BLACK. by X-Cross Fade/DJ Mass MAD ism
1位:SHADE/DJ MURASAME vs dj killer
AXXISはドイツのメタルバンドです。
もともとハードロックでしたがここ数年はパワーメタル路線になっています。

ドイツでこのジャンルというとハロウィーンやガンマレイが有名ですが、このバンドは日本ではあまり知名度が高くありません。ドイツ国内じゃかなりの人気バンドみたいなんですが。
独特のハイトーンヴォイスを持つ男性ヴォーカルと女性コーラスが混ざっている点が特徴的。うまい具合に使い分けられていて新鮮です。
インスト部分はキーボードパートが目立つシンフォニックサウンド。

4曲目、7曲目のようなこれぞクサメタルっていう楽曲から、6曲目のようなハードロックっぽさの残る楽曲もあり、アルバム全体としてバランスのよい仕上がりになっています。

最新作Utopiaも同路線で製作されているので、これを聴いてみていいと思ったならそちらも是非どうぞ。
ギターから始まって各パートを重ね合わせていくイントロは超かっこいい。初めて聴いたときは鳥肌立った。

ただサビのつかみが弱い。
同じアニソンの同じコンポーザーによる作品だからどうしても今までのEDと比べたくなるけど、それらのどれと比べても印象に残りづらい。

よく言えば「無難」。
ISDドラフトで言うなら初手で《声無き霊魂/Voiceless Spirit(ISD)》取るぐらい無難。

4作目ともなる慣れもあるだろうからこういう感想になるのも仕方ないか。
アニソンとしてみれば相変わらずの良作なんでお勧めできます。

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