GPダラスの結果
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpdal11/welcome
前回(http://85872.diarynote.jp/201104112014183139/)では
・ジェイス強いね
・《定業/Preordain(M11)》も強いね
・それらを使える青は強いね
という感想程度で終わりましたが、今回はもっと掘り下げてRUGの構成について考えます。
準優勝者Orrin Beasleyのデッキリスト。
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》や《探検/Explore(WWK)》によるマナ加速からビッグスペルを唱えるRUGの基本的な形。
近頃のRUGでは《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》に変わって《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》が採用されることが多くなっています。
このデッキにおいても4積みされていますが、やはりcaw-bladeの隆盛を考慮してのことでしょう。
剣二種のプロテクションにひっかからないため、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》なら場に出た段階で焼くことが可能なこのクリーチャーはまさにメタカードというやつです。
さらにメインから搭載された《先駆のゴーレム/Precursor Golem(SOM)》が目を引きます。
2ターン目に《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》から3ターン目にフェッチランド経由で5マナ出せるというこのデッキの利点を上手く利用できます。
青黒コントロールなどで使用される黒除去が《破滅の刃/Doom Blade(M11)》から《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》に変更される今でこそ輝くカード。
もっとも青黒側もそれを見越して《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》と《破滅の刃/Doom Blade(M11)》に除去を散らしていたりするのでこれもメタ次第ということで。
単体除去さえなければ非常に強力なクリーチャーなので今後も意識しておきたいカードです。
1刺しの《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》は《記憶殺し/Memoricide(SOM)》を意識してのことでしょうか。
単に余ったスロットを埋めているだけなのかもしれませんが。
スペルの構成はいたってシンプルで、《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》が採用されているということ以外は基本スペルのみで成り立っています。
サイドボードも目的がハッキリしていて《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》、《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》、《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》はボロスや赤単といった高速ビート対策。
《剥奪/Deprive(ROE)》、《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》は対ヴァラクート。
《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》は対caw-bladeといった具合に使い分けるものと思われます。
RUGというデッキの動きそのものに大きな変化こそないものの、採用パーツにメタの変化が見て取れるリストでした。
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpdal11/welcome
前回(http://85872.diarynote.jp/201104112014183139/)では
・ジェイス強いね
・《定業/Preordain(M11)》も強いね
・それらを使える青は強いね
という感想程度で終わりましたが、今回はもっと掘り下げてRUGの構成について考えます。
Orrin Beasley - Top 8
Grand Prix-Dallas Standard Constructed
Main Deck
60 cards
3 Copperline Gorge
3 Forest
2 Halimar Depths
5 Island
4 Misty Rainforest
2 Mountain
4 Raging Ravine
4 Scalding Tarn
27 lands
1 Avenger of Zendikar
4 Inferno Titan
4 Lotus Cobra
1 Oracle of Mul Daya
2 Precursor Golem
12 creatures
4 Explore
1 Garruk Wildspeaker
4 Jace, the Mind Sculptor
4 Lightning Bolt
4 Mana Leak
4 Preordain
21 other spells
Sideboard
1 Burst Lightning
1 Deprive
4 Flashfreeze
3 Obstinate Baloth
4 Pyroclasm
2 Tumble Magnet
15 sideboard cards
準優勝者Orrin Beasleyのデッキリスト。
《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》や《探検/Explore(WWK)》によるマナ加速からビッグスペルを唱えるRUGの基本的な形。
近頃のRUGでは《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》に変わって《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》が採用されることが多くなっています。
このデッキにおいても4積みされていますが、やはりcaw-bladeの隆盛を考慮してのことでしょう。
剣二種のプロテクションにひっかからないため、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》なら場に出た段階で焼くことが可能なこのクリーチャーはまさにメタカードというやつです。
さらにメインから搭載された《先駆のゴーレム/Precursor Golem(SOM)》が目を引きます。
2ターン目に《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》から3ターン目にフェッチランド経由で5マナ出せるというこのデッキの利点を上手く利用できます。
青黒コントロールなどで使用される黒除去が《破滅の刃/Doom Blade(M11)》から《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》に変更される今でこそ輝くカード。
もっとも青黒側もそれを見越して《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》と《破滅の刃/Doom Blade(M11)》に除去を散らしていたりするのでこれもメタ次第ということで。
単体除去さえなければ非常に強力なクリーチャーなので今後も意識しておきたいカードです。
1刺しの《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》は《記憶殺し/Memoricide(SOM)》を意識してのことでしょうか。
単に余ったスロットを埋めているだけなのかもしれませんが。
スペルの構成はいたってシンプルで、《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》が採用されているということ以外は基本スペルのみで成り立っています。
サイドボードも目的がハッキリしていて《噴出の稲妻/Burst Lightning(ZEN)》、《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》、《強情なベイロス/Obstinate Baloth(M11)》はボロスや赤単といった高速ビート対策。
《剥奪/Deprive(ROE)》、《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》は対ヴァラクート。
《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》は対caw-bladeといった具合に使い分けるものと思われます。
RUGというデッキの動きそのものに大きな変化こそないものの、採用パーツにメタの変化が見て取れるリストでした。
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