新たなるファイレクシアドラフト個別評価その2
2011年4月28日 Magic:the Gathering新たなるファイレクシアのフルスポイラー
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/newphyrexia/spoiler
引き続きドラフト視点の個別評価。
・銀箔の突然変異
1ターンだけ使える液鋼の塗膜。
使い方も塗膜同様、自分のパーマネントを金属化して金属術狙うもよし、相手の厄介な非金属パーマネントを金属化して粉砕や圧壊するもよし。
1周したら確保しておくぐらいのカード。
・霊気の武装
とにもかくにも攻撃が通せないと無意味なので、デッキ内に回避能力持ちがどの程度いるかによる。青白で軽量フライヤービートとか組めれば悪くはないが、そうでなければ使う意味はないだろう。
1周したら取るぐらいのカード。
・荒廃の工作員
最強の回避能力持ちの感染クリーチャー。
当然青がらみの感染デッキを目指すなら必須クリーチャー。
ダークスティールの斧とかついたらすぐゲームが終わりそう。
たぶん3手目ぐらいが適当だが、他のカードの内容次第では初手もありうる。
・つながれた喉首追い
場合によってはファイレクシアの巨大戦車以上の性能を持つクリーチャー。荒廃の工作員との相性が最高。青い感染デッキをつくりたいなら早めにピック。
・尖塔の大長
7マナ5/7飛行は他のボムレアに比べると地味だがなかなかのもの。
能力もこのマナ域のクリーチャーともなれば、例え初手にあったときの能力が使えなかったとしても相手の墓地に除去スペルの一枚ぐらいはありそうなので無駄にはならないだろう。
初手級。
・堕落した決意
感染クロックパーミっぽいものが組める。
感染デッキでないとほぼ意味がない上に、その手のデッキはまず感染クリーチャーからピックしていくので、このカードはそんなにはやい段階でのピックはしないだろう。
5~8手目。
・詐欺師の総督
瞬速がイカすトリッキーなクリーチャー。
3マナ1/4は序盤から中盤にかけてのブロッカーとして優秀な部類に入るし、タフネス1以下の地上クリーチャーのアタックなら返り討ちにしてしまえる。
能力を使ってこちらの攻撃済みクリーチャーをアンタップして2体ブロックといった動きも可能。
いろいろと応用の効く能力であり、3~5手目ぐらいにはピックしたい。
・防御姿勢
これは「ニューファイレクシアを代表するカード」枠に入る逸材。
傷跡の黄金の甕とか包囲戦の恐ろしき天啓と同じポジション。つまり超弱い。
まあ安定の14手目。
とはいえ疫病のとげ刺しがどうにもならないといった事情があればサイドインも考えられる程度には強いので、青を使っているなら覚えておいたほうがいいだろう。
・ギタクシア派の調査
1マナキャントリップ(別に0マナでもよいが)なのでデッキのスロット埋めとしては優秀。
相手のハンドがわかればケアすべきものが明確になるのでプレイングも相当楽になるだろう。
一周はしない系。
・突き刺しモズ
高い打撃力に加えドロー能力も持つので、飛行クリーチャーに対抗手段を持たない相手にとってはかなりの脅威になる。
一回攻撃が通ってしまえば相当な優位を築けそうだ。
3~5手目ぐらい。
・核の占い師、ジン=ギタクシアス
重すぎる。プレイできてもむしろ自分がドローで死にそう。
14手目。
・精神的つまづき
優秀なサイドボードカード。
一周したら取る系。
・精神間引き
相手と差し引きカード3枚分のアド差をつけられるのは魅力的だが、6マナと重い。
つまり序盤から中盤をしっかり耐えられるデッキなら強い。
あまり早い段階でピックすべきカードではないので6~10手目。
・無感覚の投薬
タップ状態のクリーチャーにつければ除去な上にダメージクロックになるが、いくらなんでも5マナは重く実用的ではない。
10手目以降で取るかもしれないという程度。
・ファイレクシアの摂取者
リムーブ除去に巨大(になれるかもしれない)クリーチャーがついてシングルシンボルの7マナはお買い得。
初手級。
・ファイレクシアの変形者
どの色でも使えるクローン。アーティファクトにもなれるので汎用性が高い。
初手級。
・心理の障壁
たった1点のライフロスのために色拘束がきつくなってしまった本質の散乱。
本質の散乱は悪くないカードだったが、ダブルシンボルになってしまっては序盤に構えることが難しくなっている。パワーダウンしていると言ってもいい。
6~9手目ぐらいで取るカード。
・心理的手術
弱い。14手目。
・脊柱の飛行機械
3マナ2/1飛行ではあまり戦力として数えたくないが、ライフを払えば2マナ2/1飛行。
どの色でも使えるので競争率も高い。3~6手目。
・尖塔の監視者
5マナ3/3飛行に瞬速という組み合わせは青の主戦力になれるぐらいに強力。
色拘束が薄いのも素晴らしい。
3~6手目。
・テゼレットの計略
どの色でも使える3マナ2ドローはナイスカードだが、増殖までついている。素晴らしい。とりあえず現存の緑黒感染というアーキタイプで使える良カード。
3~6手目。
・蒸気の絡みつき
1点ライフロスのおまけつき送還。
この1点ライフロスだが、相手のクリーチャーを戻してテンポを取るという使い方をするならば送還の上位互換になるが、自分のクリーチャーを戻す際にはデメリットになる。
まあどちらにしろ1点ぐらいでは大した差はないので、送還と同じような使い勝手だろう。
6~10手目。
・病毒のドレイク
4マナ1/4飛行感染というサイズはブロッカーとしてかなり頼もしい。
おまけに増殖もできてしまうので、相手に毒カウンターが一個でもあればこれで守りつつプレイヤーの毒を増やして勝つというようなゲームプランも立てられる。
召喚コストと能力の起動コストがシングルシンボルなのもナイス。
青い肉喰いインプといっても過言ではないぐらいの強さ。
準初手級。
・翼の接合者
4マナで3/3飛行が出るのだから弱いわけがない。単品でも強いがゴーレムデッキ目指していいレベルのカード。
2~4手目。
・異種移植
このエキスパンションにはゴーレムを強化するクリーチャーが含まれているので、そういうデッキを目指すならアリか。
ただ、ゴーレムデッキを作ったとしても5マナも払ってやりたいほどの効果なのかは怪しい。
つまり弱い。
12~14手目。
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/newphyrexia/spoiler
引き続きドラフト視点の個別評価。
・銀箔の突然変異
1ターンだけ使える液鋼の塗膜。
使い方も塗膜同様、自分のパーマネントを金属化して金属術狙うもよし、相手の厄介な非金属パーマネントを金属化して粉砕や圧壊するもよし。
1周したら確保しておくぐらいのカード。
・霊気の武装
とにもかくにも攻撃が通せないと無意味なので、デッキ内に回避能力持ちがどの程度いるかによる。青白で軽量フライヤービートとか組めれば悪くはないが、そうでなければ使う意味はないだろう。
1周したら取るぐらいのカード。
・荒廃の工作員
最強の回避能力持ちの感染クリーチャー。
当然青がらみの感染デッキを目指すなら必須クリーチャー。
ダークスティールの斧とかついたらすぐゲームが終わりそう。
たぶん3手目ぐらいが適当だが、他のカードの内容次第では初手もありうる。
・つながれた喉首追い
場合によってはファイレクシアの巨大戦車以上の性能を持つクリーチャー。荒廃の工作員との相性が最高。青い感染デッキをつくりたいなら早めにピック。
・尖塔の大長
7マナ5/7飛行は他のボムレアに比べると地味だがなかなかのもの。
能力もこのマナ域のクリーチャーともなれば、例え初手にあったときの能力が使えなかったとしても相手の墓地に除去スペルの一枚ぐらいはありそうなので無駄にはならないだろう。
初手級。
・堕落した決意
感染クロックパーミっぽいものが組める。
感染デッキでないとほぼ意味がない上に、その手のデッキはまず感染クリーチャーからピックしていくので、このカードはそんなにはやい段階でのピックはしないだろう。
5~8手目。
・詐欺師の総督
瞬速がイカすトリッキーなクリーチャー。
3マナ1/4は序盤から中盤にかけてのブロッカーとして優秀な部類に入るし、タフネス1以下の地上クリーチャーのアタックなら返り討ちにしてしまえる。
能力を使ってこちらの攻撃済みクリーチャーをアンタップして2体ブロックといった動きも可能。
いろいろと応用の効く能力であり、3~5手目ぐらいにはピックしたい。
・防御姿勢
これは「ニューファイレクシアを代表するカード」枠に入る逸材。
傷跡の黄金の甕とか包囲戦の恐ろしき天啓と同じポジション。つまり超弱い。
まあ安定の14手目。
とはいえ疫病のとげ刺しがどうにもならないといった事情があればサイドインも考えられる程度には強いので、青を使っているなら覚えておいたほうがいいだろう。
・ギタクシア派の調査
1マナキャントリップ(別に0マナでもよいが)なのでデッキのスロット埋めとしては優秀。
相手のハンドがわかればケアすべきものが明確になるのでプレイングも相当楽になるだろう。
一周はしない系。
・突き刺しモズ
高い打撃力に加えドロー能力も持つので、飛行クリーチャーに対抗手段を持たない相手にとってはかなりの脅威になる。
一回攻撃が通ってしまえば相当な優位を築けそうだ。
3~5手目ぐらい。
・核の占い師、ジン=ギタクシアス
重すぎる。プレイできてもむしろ自分がドローで死にそう。
14手目。
・精神的つまづき
優秀なサイドボードカード。
一周したら取る系。
・精神間引き
相手と差し引きカード3枚分のアド差をつけられるのは魅力的だが、6マナと重い。
つまり序盤から中盤をしっかり耐えられるデッキなら強い。
あまり早い段階でピックすべきカードではないので6~10手目。
・無感覚の投薬
タップ状態のクリーチャーにつければ除去な上にダメージクロックになるが、いくらなんでも5マナは重く実用的ではない。
10手目以降で取るかもしれないという程度。
・ファイレクシアの摂取者
リムーブ除去に巨大(になれるかもしれない)クリーチャーがついてシングルシンボルの7マナはお買い得。
初手級。
・ファイレクシアの変形者
どの色でも使えるクローン。アーティファクトにもなれるので汎用性が高い。
初手級。
・心理の障壁
たった1点のライフロスのために色拘束がきつくなってしまった本質の散乱。
本質の散乱は悪くないカードだったが、ダブルシンボルになってしまっては序盤に構えることが難しくなっている。パワーダウンしていると言ってもいい。
6~9手目ぐらいで取るカード。
・心理的手術
弱い。14手目。
・脊柱の飛行機械
3マナ2/1飛行ではあまり戦力として数えたくないが、ライフを払えば2マナ2/1飛行。
どの色でも使えるので競争率も高い。3~6手目。
・尖塔の監視者
5マナ3/3飛行に瞬速という組み合わせは青の主戦力になれるぐらいに強力。
色拘束が薄いのも素晴らしい。
3~6手目。
・テゼレットの計略
どの色でも使える3マナ2ドローはナイスカードだが、増殖までついている。素晴らしい。とりあえず現存の緑黒感染というアーキタイプで使える良カード。
3~6手目。
・蒸気の絡みつき
1点ライフロスのおまけつき送還。
この1点ライフロスだが、相手のクリーチャーを戻してテンポを取るという使い方をするならば送還の上位互換になるが、自分のクリーチャーを戻す際にはデメリットになる。
まあどちらにしろ1点ぐらいでは大した差はないので、送還と同じような使い勝手だろう。
6~10手目。
・病毒のドレイク
4マナ1/4飛行感染というサイズはブロッカーとしてかなり頼もしい。
おまけに増殖もできてしまうので、相手に毒カウンターが一個でもあればこれで守りつつプレイヤーの毒を増やして勝つというようなゲームプランも立てられる。
召喚コストと能力の起動コストがシングルシンボルなのもナイス。
青い肉喰いインプといっても過言ではないぐらいの強さ。
準初手級。
・翼の接合者
4マナで3/3飛行が出るのだから弱いわけがない。単品でも強いがゴーレムデッキ目指していいレベルのカード。
2~4手目。
・異種移植
このエキスパンションにはゴーレムを強化するクリーチャーが含まれているので、そういうデッキを目指すならアリか。
ただ、ゴーレムデッキを作ったとしても5マナも払ってやりたいほどの効果なのかは怪しい。
つまり弱い。
12~14手目。
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