イニストラードに《荒れ野の本質/Essence of the Wild》っているじゃないですか。
あの すべてがオレになるっていうエージェント・スミス的なあいつですよ。
まさにザ・神話レアの称号を与えたくなるぐらいの奇抜な効果ですよね。
《巣穴の煽動者/Warren Instigator(ZEN)》とか《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》あたりの「お前なんで神話なの?」な神話レアどもに「お前も6/6にしてやろう」って言いたい。まあとぐろは最初から6/6なんだけどさ。
一見ネタっぽく見えるこのクリーチャーなんだけど、次期スタンじゃ結構強いんじゃないかと思っております。
まずヴァラクートのスタン落ちが大きい。
今のスタンはかつて類を見ないほど中型クリーチャーに人権が無いと呼ばれる環境で、土地破壊により相手の速度に干渉できる《酸のスライム/Acidic Slime(M12)》や圧倒的クロックを誇る《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》、あるいは速攻によりすぐに攻撃にいける《オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge(MBS)》ぐらいじゃないとこのマナ域のクリーチャーは使われておらず、ビートダウンは軽量化と高速化が進んでいます。
最近は《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》デッキの登場によりこのような中堅クリーチャーもそこそこ見られるようになりましたが、あれもスペルでなく各種CIPクリーチャーに頼ったコントロールデッキですしね。
こうした中堅クリーチャーの不人気っぷりもヴァラクートの4t目《原始のタイタン/Primeval Titan(M12)》が出てきて本体が死んでしまっては意味がないという発想から出てきているもの。
ヴァラクートが数を減らした今となっても結局このデッキタイプがデッキ構築に影響を与えているという事実は変わりません。
そんなヴァラクートもいなくなってしまえばこれらの少々重くてもカードパワーのあるクリーチャーの出番でしょう。
同じく緑の6マナである《原始のタイタン/Primeval Titan(M12)》も《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》あってこそのものだったので、今後はこれとの比較でタイタンが選ばれる理由も大分薄まります。
もう一つ荒れ野の本質がいけそうな理由としてタフネス6が死ににくいということが挙げられます。
これは現スタンでもそうなんですけど、主要タフネス参照除去が《四肢切断/Dismember(NPH)》であることが大きく関係しています。
また、タフネス参照しない除去が《破滅の刃/Doom Blade(M12)》と《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》程度で使用率が低いという傾向にあります。
実際にこの影響を受け最近になって脚光を浴びているのが《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》ですね。
とまあ環境面での変化からポジティブに捕らえてきましたが、実際に6/6が出まくるってのは強烈だと思うんですよ。
例えば《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》と組み合わせたら6/6三体。9マナスペル《ワームの突進/Crush of Wurms(JUD)》と同じ効果ですよ!!すげえ。
《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》と組み合わされば、ただでさえ野蛮なクロックが17点と途方もない数値に膨れ上がります。やべえ。
《翡翠の魔道士/Jade Mage(M12)》なら3マナで6/6が登場。
そもそも《翡翠の魔道士/Jade Mage(M12)》って《動員令/Mobilization(10E)》と同程度の効率を誇る素敵なカードなので、これを軸にしたクロパーっぽいのもできあがるかもしれません。
相手の序盤の動きをカウンターで制したあと、6/6連打で一転構成に出るっていう動きはよさそうです。
こんな素敵な《荒れ野の本質/Essence of the Wild》。
デッキを作らない手はないでしょう。
あの すべてがオレになるっていうエージェント・スミス的なあいつですよ。
まさにザ・神話レアの称号を与えたくなるぐらいの奇抜な効果ですよね。
《巣穴の煽動者/Warren Instigator(ZEN)》とか《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》あたりの「お前なんで神話なの?」な神話レアどもに「お前も6/6にしてやろう」って言いたい。まあとぐろは最初から6/6なんだけどさ。
一見ネタっぽく見えるこのクリーチャーなんだけど、次期スタンじゃ結構強いんじゃないかと思っております。
まずヴァラクートのスタン落ちが大きい。
今のスタンはかつて類を見ないほど中型クリーチャーに人権が無いと呼ばれる環境で、土地破壊により相手の速度に干渉できる《酸のスライム/Acidic Slime(M12)》や圧倒的クロックを誇る《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》、あるいは速攻によりすぐに攻撃にいける《オキシド峠の英雄/Hero of Oxid Ridge(MBS)》ぐらいじゃないとこのマナ域のクリーチャーは使われておらず、ビートダウンは軽量化と高速化が進んでいます。
最近は《出産の殻/Birthing Pod(NPH)》デッキの登場によりこのような中堅クリーチャーもそこそこ見られるようになりましたが、あれもスペルでなく各種CIPクリーチャーに頼ったコントロールデッキですしね。
こうした中堅クリーチャーの不人気っぷりもヴァラクートの4t目《原始のタイタン/Primeval Titan(M12)》が出てきて本体が死んでしまっては意味がないという発想から出てきているもの。
ヴァラクートが数を減らした今となっても結局このデッキタイプがデッキ構築に影響を与えているという事実は変わりません。
そんなヴァラクートもいなくなってしまえばこれらの少々重くてもカードパワーのあるクリーチャーの出番でしょう。
同じく緑の6マナである《原始のタイタン/Primeval Titan(M12)》も《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》あってこそのものだったので、今後はこれとの比較でタイタンが選ばれる理由も大分薄まります。
もう一つ荒れ野の本質がいけそうな理由としてタフネス6が死ににくいということが挙げられます。
これは現スタンでもそうなんですけど、主要タフネス参照除去が《四肢切断/Dismember(NPH)》であることが大きく関係しています。
また、タフネス参照しない除去が《破滅の刃/Doom Blade(M12)》と《喉首狙い/Go for the Throat(MBS)》程度で使用率が低いという傾向にあります。
実際にこの影響を受け最近になって脚光を浴びているのが《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》ですね。
とまあ環境面での変化からポジティブに捕らえてきましたが、実際に6/6が出まくるってのは強烈だと思うんですよ。
例えば《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》と組み合わせたら6/6三体。9マナスペル《ワームの突進/Crush of Wurms(JUD)》と同じ効果ですよ!!すげえ。
《刃砦の英雄/Hero of Bladehold(MBS)》と組み合わされば、ただでさえ野蛮なクロックが17点と途方もない数値に膨れ上がります。やべえ。
《翡翠の魔道士/Jade Mage(M12)》なら3マナで6/6が登場。
そもそも《翡翠の魔道士/Jade Mage(M12)》って《動員令/Mobilization(10E)》と同程度の効率を誇る素敵なカードなので、これを軸にしたクロパーっぽいのもできあがるかもしれません。
相手の序盤の動きをカウンターで制したあと、6/6連打で一転構成に出るっていう動きはよさそうです。
こんな素敵な《荒れ野の本質/Essence of the Wild》。
デッキを作らない手はないでしょう。
コメント
自分も《荒れ野の本質》は強いと思ってます。
《エルズペス・ティレル(SOM)》や《刃砦の英雄(MBS)》《翡翠の魔道士(M12)》もありますが、《緑の太陽の頂点(MBS)》と生体武器もお忘れなく。
緑頂点は《本質》本人を引っ張れるだけじゃなく、それ以降は1マナのマナクリを引っ張ってくることで、実質2マナ6/6として使えるのが強いですね。
新しく出た13体のトークン出すカードも緑のマナ加速からのプレイだとさらに即死レベルが上がりますね。
確かに緑頂点は相性抜群ですね。
採用時には是非とも積んでみたいと思います。
>メガさん
《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader(MBS)》はむしろ勿体無い気がしますw