お気に入りカード追悼トップ10
2011年9月17日 Magic:the Gathering公式HP内の『津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズ』でダイアリーノートやツイッター上で「お気に入りカード追悼トップ10」という企画を毎年見るたびに(後略)という文があったので便乗してやってみようかと。
今回落ちるのはゼンディカーブロックのカードとM11。
新ブロックの到来は現カードとの別れも意味するわけで、なんだか切ない気持ちになりますね。
思えばゼンディカーでトレジャーを求めて発売日に4箱剥いたこともあったなあ。
ドラフトで剥いた回数を入れればおそらく10箱ぐらいは剥いてるのだろう。あれからもう二年とは時の流れは無常也。
とまあ前置きはこのぐらいにして本題に。
10位:《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》
このカードは実際に使ったことはエクテンでのGPT一回のみでほとんど使われる側だったのですが、ヴァラクートというデッキが環境に常に存在し続けているということは常にデッキ選択において大きな意味を持っていました。
中速クリーチャーに人権がない時代を作りだした張本人であり、環境に大きな影を落とし続けました。
9位:《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》
このカードは《不毛の大地/Wasteland(TMP)》ほど強すぎず、かといって採用レベルを下回っているかというと決してそんなことはない絶妙な強さ。
WWKのミシュランはその起動が許されるマナ域に達する頃にはこのカードにより破壊されるという面白い関係にありました。まあその辺りも計算済みでのデザインだとは思いますが。
カウブレードが黒タッチでのエスパーブレードでなく、青白二色にする大きな理由になっていたカードでもあります。剣の付いたクリーチャーによるアタックにより一度マウントを取った後、このカードで完全に反撃の目を封じるというのは今もよくある光景です。
8位:《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》
本体火力と除去を同時に兼ねるこのカードはあらゆるクリーチャーデッキに対して劇的に強力でした。
旧エクステンデッドでもお世話になった火力です。
7位:《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
ビートダウン相手には序盤のチャンプブロッカーとして、コントロール相手にはアドバンテージを失わないクロッカーとして、また剣の最高の装備先として大活躍したカード。
カウブレードの語源となったクリーチャーであり間違いなく一時代を築いたカードでしょう。
6位:《壊滅的な召喚/Devastating Summons(ROE)》
《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》と組み合わせれば予期せぬところから大ダメージが見込めるカード。
カウンターされたときのリスクの大きさから一時期使用を控えた時期もありましたが、ROE発売直後より今もなお愛用するカードのひとつです。
5位:《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
前述の《壊滅的な召喚/Devastating Summons(ROE)》との相性はもちろん、とにかく適当にクリーチャーを並べて唱えるだけで大ダメージを叩き出すこのカードは赤単の攻撃的な性格に非常にマッチしたカードでした。
巨大な二体のエレメンタルトークンとの奇襲で取った試合は一体いくつあるやら。
4位:《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
M10での再録時には誰もが目を疑ったほどのこのカードは、常に赤単で確定で4枚のスロットを割かせるのに十分なカードパワーを持っています。
今後現れるであろうどんな火力と比べてもこのカードパワーは見劣りすることはないでしょう。
3位:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
公式のコラムによると「ジャンドと戦うために生まれてきた」というカード。
一時期冷遇状態にあった青をたった一枚で復権させ、期待通りジャンドと熾烈な戦いを演じました。
しかしそのカードパワーの高さはジャンド退場後のスタンダードが抱えるにはあまりに強大すぎました。
「青ければとりあえずジェイス4枚」は冗談でもなんでもなく、気が付けば環境はこのカードによって支配される状況に。
その類稀なるカードパワーにより久しぶりにスタンダード禁止カードになった時の衝撃は今でも忘れられません。
エターナル環境でなお愛され続けるこのカードの功績はこれからも語り続けられることでしょう。
2位:《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》と並んでスタンダード環境を荒廃させたカード。
《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》登場後は、ジェイスが「青ければまず4枚」ならば、こちらは「白ければまず4枚」といった具合。
カウブレードという一強デッキを作りだした原因となったカードであり、ジェイスに同じくエターナル環境でなお活躍し続けるカードです。
私の初プロポイント獲得と初プロツアー権利獲得に大きく貢献したカードであり個人的にも思い入れの強いカードです。
1位:《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
赤という色に限って言えば歴代最強の1マナクリーチャーと言っても差し支えないかと。
1マナ2/2に速攻という異常なスペックで凄まじい勢いで相手のライフを持っていく紛れもない赤単のエースクリーチャー。
こんなクリーチャーに会える機会はそうは無いでしょうね。
ZEN発売直後から愛用し続けてきたカードであり、私の愛する赤単で常に稲妻と共にメイン4積みされ続けたカードです。
このクリーチャーで削ったライフは1000を越えるでしょう。
本当にお世話になりました。ありがとう!
今回落ちるのはゼンディカーブロックのカードとM11。
新ブロックの到来は現カードとの別れも意味するわけで、なんだか切ない気持ちになりますね。
思えばゼンディカーでトレジャーを求めて発売日に4箱剥いたこともあったなあ。
ドラフトで剥いた回数を入れればおそらく10箱ぐらいは剥いてるのだろう。あれからもう二年とは時の流れは無常也。
とまあ前置きはこのぐらいにして本題に。
10位:《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》
このカードは実際に使ったことはエクテンでのGPT一回のみでほとんど使われる側だったのですが、ヴァラクートというデッキが環境に常に存在し続けているということは常にデッキ選択において大きな意味を持っていました。
中速クリーチャーに人権がない時代を作りだした張本人であり、環境に大きな影を落とし続けました。
9位:《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》
このカードは《不毛の大地/Wasteland(TMP)》ほど強すぎず、かといって採用レベルを下回っているかというと決してそんなことはない絶妙な強さ。
WWKのミシュランはその起動が許されるマナ域に達する頃にはこのカードにより破壊されるという面白い関係にありました。まあその辺りも計算済みでのデザインだとは思いますが。
カウブレードが黒タッチでのエスパーブレードでなく、青白二色にする大きな理由になっていたカードでもあります。剣の付いたクリーチャーによるアタックにより一度マウントを取った後、このカードで完全に反撃の目を封じるというのは今もよくある光景です。
8位:《焼尽の猛火/Searing Blaze(WWK)》
本体火力と除去を同時に兼ねるこのカードはあらゆるクリーチャーデッキに対して劇的に強力でした。
旧エクステンデッドでもお世話になった火力です。
7位:《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
ビートダウン相手には序盤のチャンプブロッカーとして、コントロール相手にはアドバンテージを失わないクロッカーとして、また剣の最高の装備先として大活躍したカード。
カウブレードの語源となったクリーチャーであり間違いなく一時代を築いたカードでしょう。
6位:《壊滅的な召喚/Devastating Summons(ROE)》
《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》と組み合わせれば予期せぬところから大ダメージが見込めるカード。
カウンターされたときのリスクの大きさから一時期使用を控えた時期もありましたが、ROE発売直後より今もなお愛用するカードのひとつです。
5位:《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker(ZEN)》
前述の《壊滅的な召喚/Devastating Summons(ROE)》との相性はもちろん、とにかく適当にクリーチャーを並べて唱えるだけで大ダメージを叩き出すこのカードは赤単の攻撃的な性格に非常にマッチしたカードでした。
巨大な二体のエレメンタルトークンとの奇襲で取った試合は一体いくつあるやら。
4位:《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
M10での再録時には誰もが目を疑ったほどのこのカードは、常に赤単で確定で4枚のスロットを割かせるのに十分なカードパワーを持っています。
今後現れるであろうどんな火力と比べてもこのカードパワーは見劣りすることはないでしょう。
3位:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
公式のコラムによると「ジャンドと戦うために生まれてきた」というカード。
一時期冷遇状態にあった青をたった一枚で復権させ、期待通りジャンドと熾烈な戦いを演じました。
しかしそのカードパワーの高さはジャンド退場後のスタンダードが抱えるにはあまりに強大すぎました。
「青ければとりあえずジェイス4枚」は冗談でもなんでもなく、気が付けば環境はこのカードによって支配される状況に。
その類稀なるカードパワーにより久しぶりにスタンダード禁止カードになった時の衝撃は今でも忘れられません。
エターナル環境でなお愛され続けるこのカードの功績はこれからも語り続けられることでしょう。
2位:《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》と並んでスタンダード環境を荒廃させたカード。
《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》登場後は、ジェイスが「青ければまず4枚」ならば、こちらは「白ければまず4枚」といった具合。
カウブレードという一強デッキを作りだした原因となったカードであり、ジェイスに同じくエターナル環境でなお活躍し続けるカードです。
私の初プロポイント獲得と初プロツアー権利獲得に大きく貢献したカードであり個人的にも思い入れの強いカードです。
1位:《ゴブリンの先達/Goblin Guide(ZEN)》
赤という色に限って言えば歴代最強の1マナクリーチャーと言っても差し支えないかと。
1マナ2/2に速攻という異常なスペックで凄まじい勢いで相手のライフを持っていく紛れもない赤単のエースクリーチャー。
こんなクリーチャーに会える機会はそうは無いでしょうね。
ZEN発売直後から愛用し続けてきたカードであり、私の愛する赤単で常に稲妻と共にメイン4積みされ続けたカードです。
このクリーチャーで削ったライフは1000を越えるでしょう。
本当にお世話になりました。ありがとう!
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