イニストラードカードギャラリー
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/innistrad/cig

コモンやアンコモンも一気に全部出ました。

というわけでコモンカードについて色別の傾向を見ていきます。



やたらと飛行クリーチャーが多い。
修道院のグリフィン(4マナ2/2飛行警戒)、礼拝堂の霊(ダブルシンボル3マナ2/3飛行)、声無き霊魂(3マナ2/1飛行)の三種。
いずれもパワー2止まりなので、これらを装備品やオーラでの強化でバックアップしてテンポで押していくのが主流になりそう。

壁役の地上クリーチャーとして村の鐘鳴らし(3マナ1/4、CIPで自軍クリーチャーアンタップ)が優秀。

除去も叱責(3マナインスタント、攻撃クリーチャーを破壊)、大物つぶし(4マナインスタント、パワー4以上を破壊)がある。
軽い飛行クリーチャーでアタックして、相手のデカブツにはこれらで対処という動きが想像できる。



自分の墓地のクリーチャーをリムーブすることで破格のマナレシオを誇る生物群を中心にした戦いになりそう。

その場しのぎのやっかい者(4マナ4/5一体リムーブ)、縫い合わせのドレイク(ダブルシンボル3マナ3/4飛行、一体リムーブ)がコモン。特に後者は強力。

それをサポートする墓地肥やしシステムである錯乱した助手(2マナ1/1のマナクリーチャー、マナ出すときにライブラリトップを削る)と甲冑のスカーブ(3マナ1/4、CIPで四枚削る)も合わせてピックしていくことなるだろう。

除去は閉所恐怖症(ダブルシンボル3マナオーラ、CIPでエンチャント先をタップさせる《脱水/Dehydration(10E)》)。ほぼすべてのクリーチャーに対して有効で青の除去としてはかなり強い。



生物がダントツで弱い。
半端なサイズの地上生物ばかりで回避能力持ちに乏しい。アンコモン以上では強いのもいるけどこの色に生物は任せたくない。

除去は夜の犠牲(ダブルシンボル2マナインスタント、非吸血鬼、人狼、ゾンビクリーチャーを破壊)、死の重み(1マナの《弱体化/Enfeeblement(MIR)》)、死体の突進(3マナインスタント、墓地のクリーチャー一体リムーブで対象にリムーブ元のパワー分ダメージ)。
除去カラーだけあって強いには強いが、夜の犠牲がダブルシンボルなのが辛い。



クリーチャーは良くはないが悪くもないといった印象。3マナ域に良いものが揃う。
灰口の猟犬(2マナ2/1、ブロックするかされるたび戦闘相手に1点)、ケッシグの狼(3マナ3/1、1Rで先制付与)、交差路の吸血鬼(3マナ3/2、《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(ZEN)》のCIP)が主力アタッカーになりそう。
いずれも白と青に存在する二種類の1/4で止まるのがネック。

除去は硫黄の流弾(3マナインスタント3点火力、陰鬱で5点)、収穫の火(2マナインスタント、墓地のカードX枚リムーブでクリーチャーにX点)、霊炎(1マナ1点火力、4マナフラッシュバック)。
どうにもクセが強く頼りない印象がする。霊炎の1点にどれぐらいの価値を見出せるか。



クリーチャーは全体的に優秀。
特に反転する人狼シリーズは全て強力なので、まずデッキに入る。

それ以外では暗茂みの狼(熊、2Gで+2/+2各ターン一度のみ)、ただれ皮の猪(4マナ3/3トランプル、陰鬱で5/5になって登場)が強そうだ。

捕食(1マナソーサリー、クリーチャーを格闘させる)が除去枠として存在する。
全体的にサイズの大きい緑では強力そうなスペル。

ドラフトでは反転カードが公開情報になるので、住み分けもしやすいのではないでしょうか。

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