闇の隆盛カードギャラリー
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig#

全国、いや全世界のマジックジャンキーが待ちに待った闇の隆盛のカード達。
ほんの一部ではありますがついにその姿を現すことになりました。

新メカニズムは窮地と不死。

窮地は自分のライフが5以下のときに通常時よりボーナスを受け取ることのできるパーマネントやスペルに対して与えられるもの。
例えば町民の結集は通常時はトークンを二体出すだけのソーサリーだが、ライフが5以下ならばなんと5体ものトークンが出せる。まさに窮地に追いやられた立場の人間がその底力を発揮するというわけです。

この条件はちょっと古いカードですが《病みあがりの介護/Convalescent Care(ONS)》を彷彿させます。むしろ再録ワンチャン?

ゼンディカーブロックリミテッドではライフ10が一部吸血鬼のパワーアップ条件であったため、戦闘においてこのボーダーラインをめぐり独自の駆け引きが生まれましたが今回もどうやらそうなりそうです。
中途半端に5以下まで削るのはよくないという場面が多々出てくるでしょう。

不死は逆頑強とでもいうべきか?

頑強はそのクリーチャーが死ぬと-1/-1カウンターを載せて帰ってくる、弱体化の蘇生でした。
しかし不死はなんと+1/+1カウンターが載って帰ってくる強靭化の蘇生。
死ぬとむしろ強くなるので、特にリミテッドではブロッカーとして立たれるとかなり厄介なのではないでしょうか。
戦闘が起こりにくくなる後ろ向きな能力なため環境は遅くなりそうです。

頑強といえば代表的なものに《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》がありますが、今回もこのようなCIP能力を持つ不死クリーチャーは出てくるのでしょうか。

これらの能力の他にも魅力的なカードが。

貪欲なる悪魔がフレイバー的にも美しいカードで素敵。
邪悪なデーモンにそそのかれて自らの命を差し出す人間なんて実にイニストラードの雰囲気がよく出ています。
活躍の場はリミテッドでしょうが、表面も5マナで4/4と黒のクリーチャーとしては割と使える部類に入ると思うので是非とも使ってみたいカードです。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索