【闇の隆盛】リミテ視点のカード評価その6
2012年1月27日 Magic:the Gathering闇の隆盛カードリスト
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig#
DKAのリミテッドでの使い道について書き連ねる企画ファイナル。
極悪カード揃いの多色カードと無色のカードで締めくくる。
5段階評価。カード名の横についている数字が大きいほど強いカード。
・戦墓の隊長 4
超優秀なゾンビロード。
ロード能力はサイズの小さいゾンビにはありがたい。しかもゾンビが死ぬと1ルーズ。つまり相手はこのゾンビ共と迂闊に相打ちも取れない。
ゾンビデッキを目指す際には是非とも。むしろこれを取れたからゾンビデッキを目指すぐらいのカード。
地味に接死がついているので単体での性能も悪くない。
・ドラゴスコルの隊長 4
超優秀なスピリットロード。
スピリットは飛行を持っていたり、トークンとしてばら撒かれたりすることが多いのでロード能力は極めて強力。
そもそも本体が2/2飛行なので、十分戦力に数えられる。
例えば《声無き霊魂/Voiceless Spirit(ISD)》が3/2先制攻撃になったらそう簡単には止まらないでしょう。呪禁による除去耐性まで付くが、相手が真っ先に狙ってくるのはこいつ本体なのであまり気にしなくていいと思う。
・ドラゴスコルの肉裂き 5
7マナと重いがいくらなんでも強すぎる。
二段攻撃と絆魂によりこんなのを放置していてはまともなダメージレースにならない。除去できんかったら負け。
ついでにドローもできるので更に勝ちにいける。もう無茶苦茶。流石神話って感じ。
・ファルケンラスの貴種 5
日本語画像だとファルケンラスの貴「族」になっているが、エラッタが入ったので覚えておこう。
気になるスペックだが4マナ4/1飛行、速攻なので強い。
しかも低いタフネスを補うべく破壊されなくなる除去耐性まである。強い。
人間を生贄にすればサイズもアップ。強い。
結論:強い。
・ヘイヴングルの死者 5
墓地のクリーチャーを唱えられるという能力の代償がたった無色1マナ。どうかしている。墓地のクリーチャーが実質的に手札にあるようなもの。こんなのを放置していたらいくらなんでもゲームにならない。
しかも本体も5マナ4/4と高い戦闘力を持つあたり流石神話レア。他レアリティのクリーチャーとのカードパワーの浮きっぷりが酷い。
ついでに本人がゾンビなので本人の墓地からの回収もしやすいのもポイントだ。
・高原の狩りの達人 5
表面の時点で2/2が2体にライフゲインで強力なのだが、裏返ると本体火力とクリーチャー火力が同時に飛ばせるので超強力。相手にとっては悪夢のようなクリーチャー。
闇の隆盛の神話レアはこんなのばっかりである。
両面カードなのでリアルドラフトでこれを取ったらマークされること間違い無し。諸刃の刃。
・常なる狼 4
狼と狼男のロード。
狼男はせっかく裏返しても相手がスペルを二回唱えると裏返ってしまうという難点があったが、これがあればその心配は無くなる。
この種族はもともとサイズの大きなものが多いのでロードの恩恵はそこまで大きくはないだろうが、それでも強力なのには変わりない。
ついでに本体も威嚇を持っているので、相手の色次第では殴りにいける。
・イニストラードの君主、ソリン 5
毎ターンタダで絆魂持ちトークンが出てくるのは強力。
クリーチャーに全体強化が入るのも強い。
奥義も決まったら勝てる。
つまり強い。
・流城の隊長 4
吸血鬼ロード。
吸血鬼は小粒なものが多いのでこのロード能力はありがたい。
特に吸血鬼はタフネスが低いものが多いので先制攻撃も非常に役立つ。《マルコフの上流階級/Markov Patrician(ISD)》がいると最高。4/2先制攻撃、絆魂は脅威だ。
本体も先制攻撃を持っているので戦闘力は高い。
・迷いしものの祭壇 3
フラッシュバック専用のマナなので、デッキ内のフラッシュバックの枚数による。デッキ内にフラッシュバック付きスペルが8枚以上入っていれば使ってみてもいいんじゃないだろうか。
つまり《燃え立つ復讐/Burning Vengeance(ISD)》デッキ用カード。
・アヴァシンの首飾り 3
装備した人間が死ぬとスピリットトークンが補償として帰ってくる。死んで転生するということなのだろう。
この闇の隆盛には人間を生贄に捧げるメカニズムが多く登場しているので、このカードとの相性はよい。
逆にそうでない限りは力不足だと言える。
・生の杯 1
要はライフが30点あれば毎ターン5点火力が打てるカードなのだが、ライフ30点は容易ではない。これ自体の回復量があまりに小さいのがネック。
このブロックには他に優れたライフゲインカードも少ないため、実用には耐えないだろう。
・束縛の刃、エルブラス 2
確かに13/13の飛行、威嚇、トランプルは強力だが、その降臨のための儀式は実に難儀。
まず、7マナ払って場に出し1マナで装備。しかも装備したクリーチャーの攻撃を通すという3段階ものステップを全てクリアしなければならない。
かなり難しいと思えるがどうだろう。
・処刑人の頭巾 2
威嚇という回避能力はそれなりに強力だが、パワーやタフネスに何の修正も入らないのが残念。
使うとすれば最初からパワータフネスの高いクリーチャーの揃う緑だろう。そういう意味では《継ぎ当ての翼/Cobbled Wings(ISD)》とポジションは似ているといえる。
それにしてもイラストが怖い。
・墓堀りの檻 2
サイドボード用カード。
相手がFBを多用するタイプのデッキならサイド後投入、そうでなければ入れない。
自分がそういうデッキを作りたいときはカットしておこう。
・重いつるはし 2
名前の通り、設置、装備共にかかるマナコストが重い。
人間デッキでなければお呼びではないし、人間デッキの場合ですらこの重さは気になる。
デッキに入って1枚が限度。
・獄庫 4
下の能力が起動し出したらゲームエンド。
7マナと重いがそれに見合う価値はある。
典型的な重いが強いタイプのカードなので、マナカーブには注意しよう。
・目玉の壺 4
自分のクリーチャーが死ぬとカードという形で補償してくれるアーティファクト。
じっくりアドバンテージを取っていくタイプのカードなので、早いデッキではなく遅いデッキで使用したい。
使用の際は他に生贄エンジンを用意するなどしておくのが望ましい。陰鬱シナジーを主軸に据えたデッキで使うと強そうだが、そうでなくともクリーチャーはよく死ぬので普通に投入しておいても悪くないだろう。
・壁の守部 3
マナ・アーティファクト。
相手のターンには2/3飛行とブロッカーとして頼もしい。飛行クリーチャーへの耐性が薄い赤や緑で使うと効果的。
特に緑では5マナ域に《灰毛ののけ者/Grizzled Outcasts(ISD)》とホロウヘンジの獣というクリーチャーがコモンにあるので、4t目に5マナに到達できるこのカードがあればより使いやすくなるだろう。
・狼狩りの矢筒 3
その名の通り狼を狩る装備品。
相手が狼男デッキの場合は大規模殺戮兵器が誕生するが、そうでないと5マナのティム作成機。ティムは確かに強いが、果たしてこれだけのマナを使ってまでしてやるべきかどうかは判断の分かれるところ。
相手のデッキによって大きくその価値が変わるので評価の難しいカードだが、8人卓ならば2人は狼男をデッキに入れていると思う。
つまり自分が狼男をつかっていなければ3割程度の確率で狼男に当たることになるので博打感覚で使ってみてもいいとは思う。
・進化する未開地 3
多色デッキサポート。このブロックにはFBコストのためにタッチ1色という構成を取ることが多いので、そのようなマナベース安定に役立てるこのカードの価値は高い。
ドラフトではイニストラードが1パック減って闇の隆盛が代わりに入ることになるのだが、同様の使用法であった《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(ISD)》のスロットがちょうどこれに置き換わったと考えられる。
・不気味な辺境林 3
お手軽生贄エンジン。この二色を使ったデッキを組むなら間違いなくデッキに入るだろう。
この色は陰鬱を持つスペルが多く、また不死を持つクリーチャーも多いのでよく噛み合っている。
・憑依された沼墓 3
クリーチャー回収能力はありがたいのだが、ランダムなのがネック。
18枚目の土地として入れておくには悪くないという程度。
使うかどうかは18枚目の土地としてこれを入れられるスロットがあるがどうかによる。なので率先してピックしていきたいカードではない。
・大天使の霊堂 5
リミテッドで絆魂と接死の有用性は言うまでもない。
それが土地としてスペルスロットを圧迫せずに使えるんだから明らかに強力。
ここから白黒を目指すべきカードだ。
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/darkascension/cig#
DKAのリミテッドでの使い道について書き連ねる企画ファイナル。
極悪カード揃いの多色カードと無色のカードで締めくくる。
5段階評価。カード名の横についている数字が大きいほど強いカード。
・戦墓の隊長 4
超優秀なゾンビロード。
ロード能力はサイズの小さいゾンビにはありがたい。しかもゾンビが死ぬと1ルーズ。つまり相手はこのゾンビ共と迂闊に相打ちも取れない。
ゾンビデッキを目指す際には是非とも。むしろこれを取れたからゾンビデッキを目指すぐらいのカード。
地味に接死がついているので単体での性能も悪くない。
・ドラゴスコルの隊長 4
超優秀なスピリットロード。
スピリットは飛行を持っていたり、トークンとしてばら撒かれたりすることが多いのでロード能力は極めて強力。
そもそも本体が2/2飛行なので、十分戦力に数えられる。
例えば《声無き霊魂/Voiceless Spirit(ISD)》が3/2先制攻撃になったらそう簡単には止まらないでしょう。呪禁による除去耐性まで付くが、相手が真っ先に狙ってくるのはこいつ本体なのであまり気にしなくていいと思う。
・ドラゴスコルの肉裂き 5
7マナと重いがいくらなんでも強すぎる。
二段攻撃と絆魂によりこんなのを放置していてはまともなダメージレースにならない。除去できんかったら負け。
ついでにドローもできるので更に勝ちにいける。もう無茶苦茶。流石神話って感じ。
・ファルケンラスの貴種 5
日本語画像だとファルケンラスの貴「族」になっているが、エラッタが入ったので覚えておこう。
気になるスペックだが4マナ4/1飛行、速攻なので強い。
しかも低いタフネスを補うべく破壊されなくなる除去耐性まである。強い。
人間を生贄にすればサイズもアップ。強い。
結論:強い。
・ヘイヴングルの死者 5
墓地のクリーチャーを唱えられるという能力の代償がたった無色1マナ。どうかしている。墓地のクリーチャーが実質的に手札にあるようなもの。こんなのを放置していたらいくらなんでもゲームにならない。
しかも本体も5マナ4/4と高い戦闘力を持つあたり流石神話レア。他レアリティのクリーチャーとのカードパワーの浮きっぷりが酷い。
ついでに本人がゾンビなので本人の墓地からの回収もしやすいのもポイントだ。
・高原の狩りの達人 5
表面の時点で2/2が2体にライフゲインで強力なのだが、裏返ると本体火力とクリーチャー火力が同時に飛ばせるので超強力。相手にとっては悪夢のようなクリーチャー。
闇の隆盛の神話レアはこんなのばっかりである。
両面カードなのでリアルドラフトでこれを取ったらマークされること間違い無し。諸刃の刃。
・常なる狼 4
狼と狼男のロード。
狼男はせっかく裏返しても相手がスペルを二回唱えると裏返ってしまうという難点があったが、これがあればその心配は無くなる。
この種族はもともとサイズの大きなものが多いのでロードの恩恵はそこまで大きくはないだろうが、それでも強力なのには変わりない。
ついでに本体も威嚇を持っているので、相手の色次第では殴りにいける。
・イニストラードの君主、ソリン 5
毎ターンタダで絆魂持ちトークンが出てくるのは強力。
クリーチャーに全体強化が入るのも強い。
奥義も決まったら勝てる。
つまり強い。
・流城の隊長 4
吸血鬼ロード。
吸血鬼は小粒なものが多いのでこのロード能力はありがたい。
特に吸血鬼はタフネスが低いものが多いので先制攻撃も非常に役立つ。《マルコフの上流階級/Markov Patrician(ISD)》がいると最高。4/2先制攻撃、絆魂は脅威だ。
本体も先制攻撃を持っているので戦闘力は高い。
・迷いしものの祭壇 3
フラッシュバック専用のマナなので、デッキ内のフラッシュバックの枚数による。デッキ内にフラッシュバック付きスペルが8枚以上入っていれば使ってみてもいいんじゃないだろうか。
つまり《燃え立つ復讐/Burning Vengeance(ISD)》デッキ用カード。
・アヴァシンの首飾り 3
装備した人間が死ぬとスピリットトークンが補償として帰ってくる。死んで転生するということなのだろう。
この闇の隆盛には人間を生贄に捧げるメカニズムが多く登場しているので、このカードとの相性はよい。
逆にそうでない限りは力不足だと言える。
・生の杯 1
要はライフが30点あれば毎ターン5点火力が打てるカードなのだが、ライフ30点は容易ではない。これ自体の回復量があまりに小さいのがネック。
このブロックには他に優れたライフゲインカードも少ないため、実用には耐えないだろう。
・束縛の刃、エルブラス 2
確かに13/13の飛行、威嚇、トランプルは強力だが、その降臨のための儀式は実に難儀。
まず、7マナ払って場に出し1マナで装備。しかも装備したクリーチャーの攻撃を通すという3段階ものステップを全てクリアしなければならない。
かなり難しいと思えるがどうだろう。
・処刑人の頭巾 2
威嚇という回避能力はそれなりに強力だが、パワーやタフネスに何の修正も入らないのが残念。
使うとすれば最初からパワータフネスの高いクリーチャーの揃う緑だろう。そういう意味では《継ぎ当ての翼/Cobbled Wings(ISD)》とポジションは似ているといえる。
それにしてもイラストが怖い。
・墓堀りの檻 2
サイドボード用カード。
相手がFBを多用するタイプのデッキならサイド後投入、そうでなければ入れない。
自分がそういうデッキを作りたいときはカットしておこう。
・重いつるはし 2
名前の通り、設置、装備共にかかるマナコストが重い。
人間デッキでなければお呼びではないし、人間デッキの場合ですらこの重さは気になる。
デッキに入って1枚が限度。
・獄庫 4
下の能力が起動し出したらゲームエンド。
7マナと重いがそれに見合う価値はある。
典型的な重いが強いタイプのカードなので、マナカーブには注意しよう。
・目玉の壺 4
自分のクリーチャーが死ぬとカードという形で補償してくれるアーティファクト。
じっくりアドバンテージを取っていくタイプのカードなので、早いデッキではなく遅いデッキで使用したい。
使用の際は他に生贄エンジンを用意するなどしておくのが望ましい。陰鬱シナジーを主軸に据えたデッキで使うと強そうだが、そうでなくともクリーチャーはよく死ぬので普通に投入しておいても悪くないだろう。
・壁の守部 3
マナ・アーティファクト。
相手のターンには2/3飛行とブロッカーとして頼もしい。飛行クリーチャーへの耐性が薄い赤や緑で使うと効果的。
特に緑では5マナ域に《灰毛ののけ者/Grizzled Outcasts(ISD)》とホロウヘンジの獣というクリーチャーがコモンにあるので、4t目に5マナに到達できるこのカードがあればより使いやすくなるだろう。
・狼狩りの矢筒 3
その名の通り狼を狩る装備品。
相手が狼男デッキの場合は大規模殺戮兵器が誕生するが、そうでないと5マナのティム作成機。ティムは確かに強いが、果たしてこれだけのマナを使ってまでしてやるべきかどうかは判断の分かれるところ。
相手のデッキによって大きくその価値が変わるので評価の難しいカードだが、8人卓ならば2人は狼男をデッキに入れていると思う。
つまり自分が狼男をつかっていなければ3割程度の確率で狼男に当たることになるので博打感覚で使ってみてもいいとは思う。
・進化する未開地 3
多色デッキサポート。このブロックにはFBコストのためにタッチ1色という構成を取ることが多いので、そのようなマナベース安定に役立てるこのカードの価値は高い。
ドラフトではイニストラードが1パック減って闇の隆盛が代わりに入ることになるのだが、同様の使用法であった《ゆらめく岩屋/Shimmering Grotto(ISD)》のスロットがちょうどこれに置き換わったと考えられる。
・不気味な辺境林 3
お手軽生贄エンジン。この二色を使ったデッキを組むなら間違いなくデッキに入るだろう。
この色は陰鬱を持つスペルが多く、また不死を持つクリーチャーも多いのでよく噛み合っている。
・憑依された沼墓 3
クリーチャー回収能力はありがたいのだが、ランダムなのがネック。
18枚目の土地として入れておくには悪くないという程度。
使うかどうかは18枚目の土地としてこれを入れられるスロットがあるがどうかによる。なので率先してピックしていきたいカードではない。
・大天使の霊堂 5
リミテッドで絆魂と接死の有用性は言うまでもない。
それが土地としてスペルスロットを圧迫せずに使えるんだから明らかに強力。
ここから白黒を目指すべきカードだ。
コメント