ケッシグの出家蜘蛛/Kessig Recluse 2GG
クリーチャー - 蜘蛛
到達、接死
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このカード何気に凄いと思います。
まず到達なので飛行が止まります。
緑は飛行に弱いので蜘蛛が貴重なのはリミテッドなら常識だがその蜘蛛界の中でも相当な上位種。
蜘蛛の代表的存在であり基本セット唯一の皆勤賞である《大蜘蛛/Giant Spider(M12)》と比べるとタフネスが1低いが、これはどのくらいの難点なのか?考えてみましょう。
イニストラードと闇の隆盛のコモン飛行クリーチャーは以下の通り。
《声無き霊魂/Voiceless Spirit(ISD)》
《礼拝堂の霊/Chapel Geist(ISD)》
《修道院のグリフィン/Abbey Griffin(ISD)》
《月鷺/Moon Heron(ISD)》
《縫い合わせのドレイク/Stitched Drake(ISD)》
《吸血鬼の侵入者/Vampire Interloper(ISD)》
《霧のニブリス/Niblis of the Mist(DKA)》
《銀爪のグリフィン/Silverclaw Griffin(DKA)》
《ネファリアの海鳶/Nephalia Seakite(DKA)》
《叫び霊/Shriekgeist(DKA)》
《嵐縛りの霊/Stormbound Geist(DKA)》
青はイニストラードで飛行分がやや足りなかったせいか闇の隆盛では凶悪フライヤーが追加されていますね。
さておきこれら11種のうちこの蜘蛛と戦闘して勝てるのはなんと《銀爪のグリフィン/Silverclaw Griffin(DKA)》一体のみ。
相打ちを取れるのも《月鷺/Moon Heron(ISD)》《縫い合わせのドレイク/Stitched Drake(ISD)》しかいません。8割以上のフライヤーを返り討ちにできる凄いやつだった。
ちなみに《果樹園の霊魂/Orchard Spirit(ISD)》なんていう隠れフライヤーもしっかり止めてくれます。
一見頼りなさそうなタフネス3ですが、コモンフライヤーを止めるにはタフネス3あれば十分ということがわかりました。
しかも接死のおかげで地上クリーチャーにも強い。《赤子捕らえ/Kindercatch(ISD)》と相打ちが取れてしまいます。リミテッドでクリーチャーを使わないデッキは存在しないので、とどのつまりあらゆる相手に強いということです。
接死が機能しなくなる先制攻撃を持つクリーチャーが環境に少なく、タフネス3以上のクリーチャーの除去手段が少ないので尚更頼りになりますよ。
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