ラクドス
http://www.raredraft.com/watch?d=40bzm

以下ピック補足

1-2
1-1はただのチケレアピック。しかも流したカードでサインとなるのは強いて言えば《思考閃光/Thoughtflare(RTR)》ぐらい。
よってここからこのドラフトがスタートするわけだが、このパックも似たり寄ったりの強さのカードばかり。

受けの広さから候補として《ケンタウルスの伝令/Centaur’s Herald(RTR)》と《ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler(RTR)》に絞った。
伝令はアーキタイプセレズニア居住の最重要パーツでありながら、ゴルガリで序盤を凌ぐための便利なパーツでもある。居住を意識しないセレズニアにおいても3/3という戦闘力はなお魅力的だ。

一方の哄笑者はラクドス及びイゼットの高速アーキタイプにおいてその力を最大限に発揮する。特に《飛行術の探求/Pursuit of Flight(RTR)》や《逸脱者の歓び/Deviant Glee(RTR)》を軸としたアーキタイプでは1マナという1テンポ早いクロックが活きてくる。

はっきり言ってどっちを取っても大した差はないので1-1が血の墓所だったということで哄笑者を選択した。

1-3
この手順で早くも取りたい赤いカードがない。
ラクドスとイゼットはヤバイと感じたので《共有の絆/Common Bond(RTR)》を逃げのピック。

1-4
カードパワーの低いパックが続く。
こういうときはクリーチャーからというセオリーに従い《死の歓楽者/Dead Reveler(RTR)》。色が合えばほぼどんなデッキにも入り、かつ単色なので受けが広い。

1-5
またしても微妙なパック。
こういうサインもへったくれもない流れのときは一色枯らすのが有効な戦術。
下家へこの色だけはやるという意志表示をしておくことで2パック目のいい流れに期待だ。
というわけで《貧民街の刈り取るもの/Slum Reaper(RTR)》。

1-6
《斧折りの守護者/Axebane Guardian(RTR)》が及第点だが、下には緑のカードを流し続けている以上ここで取ってグチャらせるわけにもいかない。
仕方なく《電謀/Electrickery(RTR)》。一応貧民街の刈り取るものとの相性もいい。

以下多少ふらつきながらゴルガリとラクドスの2つに絞る。
流れからして青が混雑気味?

2-1
《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird(RTR)》か《爆発の衝撃/Explosive Impact(RTR)》か。
衝撃は後でも取れると判断しフロストバーンピック。
ラクドスのフロストバーンはそんなに強いと思わないんだけど、このパックでは仕方が無い。

2-2
ここで《灰の盲信者/Ash Zealot(RTR)》はありがたい。
直前でピックしたフロストバーンと共に赤濃い目のラクドスを視野に入れはじめる。

以下順当にラクドスカラーのカードをマナカーブ意識しながらピック。
除去が少ないのが辛い。

できたデッキがこちら。

1 《滑り頭/Slitherhead(RTR)》
1 《ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler(RTR)》
1 《流血の家の鎖歩き/Gore-House Chainwalker(RTR)》
1 《不気味な人足/Grim Roustabout(RTR)》
1 《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird(RTR)》
1 《灰の盲信者/Ash Zealot(RTR)》
1 《跳ね散らす凶漢/Splatter Thug(RTR)》
1 《死の歓楽者/Dead Reveler(RTR)》
2 《下水のシャンブラー/Sewer Shambler(RTR)》
1 《高射砲手/Lobber Crew(RTR)》
1 《危険な影/Perilous Shadow(RTR)》
1 《貧民街の刈り取るもの/Slum Reaper(RTR)》
1 《ゴルガリの長脚/Golgari Longlegs(RTR)》
1 《リックス・マーディの落とし子/Spawn of Rix Maadi(RTR)》
1 《乱打角/Batterhorn(RTR)》
1 《長屋壊し/Tenement Crasher(RTR)》

1 《電謀/Electrickery(RTR)》
1 《ラクドスの魔鍵/Rakdos Keyrune(RTR)》
1 《裏切りの本能/Traitorous Instinct(RTR)》
1 《暗殺者の一撃/Assassin’s Strike(RTR)》
1 《逸脱者の歓び/Deviant Glee(RTR)》
1 《飛行術の探求/Pursuit of Flight(RTR)》

1 《血の墓所/Blood Crypt(RTR)》
9 《山/Mountain(RTR)》
7 《沼/Swamp(RTR)》


3パック目で《滅殺の火/Annihilating Fire(RTR)》か《穴開け三昧/Auger Spree(RTR)》のどちらか1枚ぐらいは手に入るだろうと思っていたが、結局一枚も来なかったのが残念。
この環境はとりあえず綺麗にクリーチャーを展開できればいいので無難にまとまっているとも言える。
一応黒相手なら二枚の下水のシャンブラーでイージーウィンの可能性もあるしね。

R1アゾリウス+イゼット

1:とにかくクリーチャー連打していったら勝った。《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster(RTR)》こそ出てきたが、他に除去もバウンスも全く飛んでこなかったのはラッキー。

2:相手2t目《管区の隊長/Precinct Captain(RTR)》スタートに対してこちらは3t目《下水のシャンブラー/Sewer Shambler(RTR)》というスタート。隊長の攻撃が二回通り、4t目には《ルーン翼/Runewing(RTR)》も出てくる。
返しに《電謀/Electrickery(RTR)》を二連打して相手の場をまっさらにして一転攻勢に。
後続をどんどん展開するこちらに対して、相手はクリーチャーを満足に展開できず勝ち。

R2アゾリウス

1:こちら先手2t目《灰の盲信者/Ash Zealot(RTR)》スタート。対して相手は4t目《空印のロック/Skymark Roc(RTR)》という立ち上がり。その後もガンガン展開して勝ち。

2:相手2t目《新プラーフのギルド魔道士/New Prahv Guildmage(RTR)》3t目《太陽塔のグリフィン/Sunspire Griffin(RTR)》4t目《太陽塔のグリフィン/Sunspire Griffin(RTR)》という動き。
こちらも2t目《流血の家の鎖歩き/Gore-House Chainwalker(RTR)》、3t目《下水のシャンブラー/Sewer Shambler(RTR)》と応戦するが相手のクロックだだ通りなのに対してこちらのクロックはグリフィンが出たターンに止められているのが痛い。
最後はこちらの《危険な影/Perilous Shadow(RTR)》の攻撃が通ればという場面で《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》飛んできてテンポ負け。

3:相手マリガンでクリーチャーが出てこない。こっちは綺麗に展開して勝ち。

R3ゴルガリ

1:《下水のシャンブラー/Sewer Shambler(RTR)》に《飛行術の探求/Pursuit of Flight(RTR)》と《逸脱者の歓び/Deviant Glee(RTR)》を貼って仕掛けるが、《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》で死ぬ。
その後も《灰の盲信者/Ash Zealot(RTR)》に活用して殴りにいくが、ブロック+《巨大化/Giant Growth(M11)》で死亡。
こちらのクロックを完全に裁かれ負け。

2:相手事故気味のところにクリーチャー連打しまくって勝ち。

3:2t《流血の家の鎖歩き/Gore-House Chainwalker(RTR)》、3t目《跳ね散らす凶漢/Splatter Thug(RTR)》と展開。
殴りに行くが、《ケンタウルスの伝令/Centaur’s Herald(RTR)》を挟まれややスピードダウン。
凶漢に飛行術をつけ突破を計るも《門を這う蔦/Gatecreeper Vine(RTR)》をコストにした《打ち上げ/Launch Party(RTR)》食らって死亡。
最後は《コロズダのギルド魔道士/Korozda Guildmage(RTR)》の威嚇付与に負け。

--------------

というわけで3没。
デッキの質自体はそこまで高くなかったのでむしろ3回戦までいけたことがラッキーだったと考えておこう。

ちなみに現在4連続3没中。現在13QPなのだが、あと2点のQPが遠く感じられる今日この頃である。

コメント

さわけん
2013年1月19日18:47

2-4の
ラクドス路線が確定してるときって
シャンブラー>2/1解鎖?

ここ疑問に思ったから教えて欲しい!

いぜっと@オルゾフ組
2013年1月20日21:30

>なきがらさん
いいところに目をつけますねw私も10秒ぐらい悩みました。

2-4時点で取れてる1~3マナクリーチャーが

1マナ
《ラクドスの哄笑者/Rakdos Cackler(RTR)》
《滑り頭/Slitherhead(RTR)》

2マナ
《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird(RTR)》
《灰の盲信者/Ash Zealot(RTR)》
《流血の家の鎖歩き/Gore-House Chainwalker(RTR)》

3マナ
《死の歓楽者/Dead Reveler(RTR)》

なので綺麗なマナカーブを意識しているのが理由の一つ。

あとラクドスでは解鎖で固めるのではなく活用クリーチャーとそうでないクリーチャーを分散させることがデッキの理想像だから。

この環境って鎖歩き連打でイージーウィンできるゲームも結構あるんですけど、大体の場合タフネス4クリーチャー出てきて止まります。
そういうときシャンブラーで適当に相打ちorチャンプでパワー4以上を作らないとジリ貧になっちゃうんですよ。

後はシャンブラーは沼渡りが自分の色に対するキラーカードだったり、こっちの鎖歩きと相打ち取られるような状況にしたくないからっていう理由もあります。

《構脚のトロール/Trestle Troll(RTR)》や《そびえ立つインドリク/Towering Indrik(RTR)》を連打してくるようなゴルガリに対してイージーウィンできるのも魅力ですね。

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