挑戦的な内容です。
このカードについては以前このblogで考察を行ったことがある(【GTC新カード】リミテッドでの徴税理事と強請についての考察:http://85872.diarynote.jp/201301092334065981/)。
発表当時の考察であったがおおむね的外れなことにはなっていないので内心ホッとしている。
おまけ付きの熊をパッと見て強力だと感じるのはある程度リミテッドを経験したプレイヤーなら普通のことだ。
本題だがこのカードは強力なカードであるかについて。つまりドラフトでは早い手順で飛びつくようなカードなのかということである。
というのもGTCドラフトの回数を重ねるにつれてこのカードの強さに疑問を抱き始めてきたからだ。
まずこのカードを使うアーキタイプを考えよう。
GTCはギルドカラーを軸としたアーキタイプ環境なので、ボロスかオルゾフということになる。
・ボロスでの徴税理事
ではボロスでのこのカードの価値とはいかなるものか?
ボロスはキーワード能力大隊を軸に据えた速攻アーキタイプだ。ゆえに軽いクリーチャーはそれだけで存在価値があると見られがちである。
しかしボロスはこのカードを入れて勝てるアーキタイプなのか?
参考としてボロスで使える2マナ域クリーチャーを並べる。
《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek(GTC)》
《徴税理事/Syndic of Tithes(GTC)》
《爆弾部隊/Bomber Corps(GTC)》
《皮印のゴブリン/Skinbrand Goblin(GTC)》
《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》
さらにアンコモン以上を含めると
《火拳の打撃者/Firefist Striker(GTC)》
《真火の聖騎士/Truefire Paladin(GTC)》
《サンホームのギルド魔道士/Sunhome Guildmage(GTC)》
がその競争相手だ。
この面子で徴税理事はあきらかに劣っていると感じないだろうか?
ボロスはさっさと大隊を達成するドブンにより相手に抵抗する暇を与えず圧殺できるのが魅力のアーキタイプだ。
しかしこの理事はこの戦略とは逆を行っているような気がしてならない。
なぜなら
・強請が長期戦を見据えた能力であること
・2/2というサイズが攻撃面、防御面ともに頼りないこと
という2つの理由があるからだ。
1つめに関しては特に言及する必要もないだろう。
2つめに関してだがこれは環境に因るところが大きい。
大隊を達成するためにはクリーチャーはアタックにいかなければならないが、2/2が突っ込めるような状況がこの環境では発生しにくいのである。
この環境は軽量パワー2以上クリーチャーを用意するのに事欠かない。
なにせ黒に《排水路潜み/Gutter Skulk(GTC)》という熊がいる時代だ。
《大都市のスプライト/Metropolis Sprite(GTC)》もマナがあれば相打ちを取れるし、《旧き道の信奉者/Disciple of the Old Ways(GTC)》は返り打ちにできる。
さらに3マナ域コモンに2種類の2/3がいる。《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》と《戦心の歩兵/Warmind Infantry(GTC)》だ。
おまけに《両生鰐/Crocanura(GTC)》、《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》、《死体の道塞ぎ/Corpse Blockade(GTC)》という面子も立ちふさがる。
これらを前にまともに殴れる状況はあまり無い。
というかこれが殴れるなら他のクリーチャーのほうがいいという場面ばかりだ。
ゆえにボロスでの理事は頼りない。
・オルゾフでの徴税理事
次にアーキタイプオルゾフでの理事の強さについて考える。
オルゾフを構成する要素は次の3つ
・強請
・回避
・除去(or壁)
強請クリーチャーを置いて、回避でちまちま殴り、除去で相手の攻撃をかわすというのがオルゾフの得意とする戦術だ。
細かなクロックを継続させて搾り取る。
真綿で首を締めるようないやらしい攻め方である。
まずオルゾフの強請持ちクリーチャーを並べてみよう。
コモン
《徴税理事/Syndic of Tithes(GTC)》
《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》
《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》
《組織の処罰者/Syndicate Enforcer(GTC)》
《重要人物のペット/Kingpin’s Pet(GTC)》
アンコモン
《債務の騎士/Knight of Obligation(GTC)》
《スラルの寄生虫/Thrull Parasite(GTC)》
《ヴィズコーパの聴罪司祭/Vizkopa Confessor(GTC)》
この中で理事は悪くないように見えるが本当にそうだろうか?
アーキタイプオルゾフとしての完成形を見据えると強請、回避、除去の要素を集め切る必要がある。
そこで注目すべきはカード単品がどれだけ多くの役割をこなせるかという点だ。
一例として《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》を挙げてみよう。
このカードは強請に加え、相手のクリーチャーを止める壁としての役割も持つ。
つまりオルゾフに必要な要素のうち2つを持っている。
さらに《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》を見る。
このカードは強請に加え、回避という役割も持つ。
つまりこのカードもまた2つの役割を持っているのだ。
他のカードについてもその多くが3つのうち2つの役割を持っているということに気が付くだろう。
マジックにおいて汎用性の高いカードが強力であるということは周知の事実だ。でなければ魔除けサイクルがこれほど重宝しないだろう。
その中で理事はというと実質的に強請のみ。
なぜならボロスの項で示した通りこのエキスパンションでは地上の2/2というサイズの価値が低いからだ。
・まとめ
長々と書いてきたが簡単にいうと地上の2/2というサイズが環境柄あまり強くないので徴税理事は頼りないということである。
白単色であり二つのギルドで使える徴税理事は受けの広いピックとして人気が高い。
だがその受けの広さを取るためには決して少なくはないリスクを背負っているのだ。
徴税理事 1W
クリーチャー-人間 コモン
強請
2/2
このカードについては以前このblogで考察を行ったことがある(【GTC新カード】リミテッドでの徴税理事と強請についての考察:http://85872.diarynote.jp/201301092334065981/)。
発表当時の考察であったがおおむね的外れなことにはなっていないので内心ホッとしている。
おまけ付きの熊をパッと見て強力だと感じるのはある程度リミテッドを経験したプレイヤーなら普通のことだ。
本題だがこのカードは強力なカードであるかについて。つまりドラフトでは早い手順で飛びつくようなカードなのかということである。
というのもGTCドラフトの回数を重ねるにつれてこのカードの強さに疑問を抱き始めてきたからだ。
まずこのカードを使うアーキタイプを考えよう。
GTCはギルドカラーを軸としたアーキタイプ環境なので、ボロスかオルゾフということになる。
・ボロスでの徴税理事
ではボロスでのこのカードの価値とはいかなるものか?
ボロスはキーワード能力大隊を軸に据えた速攻アーキタイプだ。ゆえに軽いクリーチャーはそれだけで存在価値があると見られがちである。
しかしボロスはこのカードを入れて勝てるアーキタイプなのか?
参考としてボロスで使える2マナ域クリーチャーを並べる。
《果敢なスカイジェク/Daring Skyjek(GTC)》
《徴税理事/Syndic of Tithes(GTC)》
《爆弾部隊/Bomber Corps(GTC)》
《皮印のゴブリン/Skinbrand Goblin(GTC)》
《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》
さらにアンコモン以上を含めると
《火拳の打撃者/Firefist Striker(GTC)》
《真火の聖騎士/Truefire Paladin(GTC)》
《サンホームのギルド魔道士/Sunhome Guildmage(GTC)》
がその競争相手だ。
この面子で徴税理事はあきらかに劣っていると感じないだろうか?
ボロスはさっさと大隊を達成するドブンにより相手に抵抗する暇を与えず圧殺できるのが魅力のアーキタイプだ。
しかしこの理事はこの戦略とは逆を行っているような気がしてならない。
なぜなら
・強請が長期戦を見据えた能力であること
・2/2というサイズが攻撃面、防御面ともに頼りないこと
という2つの理由があるからだ。
1つめに関しては特に言及する必要もないだろう。
2つめに関してだがこれは環境に因るところが大きい。
大隊を達成するためにはクリーチャーはアタックにいかなければならないが、2/2が突っ込めるような状況がこの環境では発生しにくいのである。
この環境は軽量パワー2以上クリーチャーを用意するのに事欠かない。
なにせ黒に《排水路潜み/Gutter Skulk(GTC)》という熊がいる時代だ。
《大都市のスプライト/Metropolis Sprite(GTC)》もマナがあれば相打ちを取れるし、《旧き道の信奉者/Disciple of the Old Ways(GTC)》は返り打ちにできる。
さらに3マナ域コモンに2種類の2/3がいる。《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》と《戦心の歩兵/Warmind Infantry(GTC)》だ。
おまけに《両生鰐/Crocanura(GTC)》、《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》、《死体の道塞ぎ/Corpse Blockade(GTC)》という面子も立ちふさがる。
これらを前にまともに殴れる状況はあまり無い。
というかこれが殴れるなら他のクリーチャーのほうがいいという場面ばかりだ。
ゆえにボロスでの理事は頼りない。
・オルゾフでの徴税理事
次にアーキタイプオルゾフでの理事の強さについて考える。
オルゾフを構成する要素は次の3つ
・強請
・回避
・除去(or壁)
強請クリーチャーを置いて、回避でちまちま殴り、除去で相手の攻撃をかわすというのがオルゾフの得意とする戦術だ。
細かなクロックを継続させて搾り取る。
真綿で首を締めるようないやらしい攻め方である。
まずオルゾフの強請持ちクリーチャーを並べてみよう。
コモン
《徴税理事/Syndic of Tithes(GTC)》
《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》
《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》
《組織の処罰者/Syndicate Enforcer(GTC)》
《重要人物のペット/Kingpin’s Pet(GTC)》
アンコモン
《債務の騎士/Knight of Obligation(GTC)》
《スラルの寄生虫/Thrull Parasite(GTC)》
《ヴィズコーパの聴罪司祭/Vizkopa Confessor(GTC)》
この中で理事は悪くないように見えるが本当にそうだろうか?
アーキタイプオルゾフとしての完成形を見据えると強請、回避、除去の要素を集め切る必要がある。
そこで注目すべきはカード単品がどれだけ多くの役割をこなせるかという点だ。
一例として《聖堂の護衛/Basilica Guards(GTC)》を挙げてみよう。
このカードは強請に加え、相手のクリーチャーを止める壁としての役割も持つ。
つまりオルゾフに必要な要素のうち2つを持っている。
さらに《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》を見る。
このカードは強請に加え、回避という役割も持つ。
つまりこのカードもまた2つの役割を持っているのだ。
他のカードについてもその多くが3つのうち2つの役割を持っているということに気が付くだろう。
マジックにおいて汎用性の高いカードが強力であるということは周知の事実だ。でなければ魔除けサイクルがこれほど重宝しないだろう。
その中で理事はというと実質的に強請のみ。
なぜならボロスの項で示した通りこのエキスパンションでは地上の2/2というサイズの価値が低いからだ。
・まとめ
長々と書いてきたが簡単にいうと地上の2/2というサイズが環境柄あまり強くないので徴税理事は頼りないということである。
白単色であり二つのギルドで使える徴税理事は受けの広いピックとして人気が高い。
だがその受けの広さを取るためには決して少なくはないリスクを背負っているのだ。
コメント
あと《聖堂の金切り声上げ》と《聖堂の護衛》だけ並べていると《順応する跳ね顎》や《焦土歩き》+《力の噴出》なんかに対処しづらいので、受け幅の広さはやはりリスクを補って重要なのではないでしょうか。
ただ、実際理事を多くとってたくさん展開できた試合はほぼ勝っていますし、
終わった後、「やっぱ理事強いな~」と思ってしまう。
まだまだペーペーの私には理屈を述べることができませんが、
実プレイで理事が弱いと感じたことはないのでやっぱり強いのではないのかと。
根拠のない話で申し訳ありません。
多分同じような意見なのだと思います。
・まずはピックしたらデッキに入らないことはないクラス。
・ボロス、オルゾフをやっていて同じパックにきたら
ボロスならパワー3生物を優先してとりますし
オルゾフならペットを優先してピックしています。
ただ、オルゾフ確定なら金切り声よりは優先してとることが多いです。
・>その中で理事はというと実質的に強請のみ。
>なぜならボロスの項で示した通りこのエキスパンションでは地上の2/2という >サイズの価値が低いからだ。
ここに関しては少し疑問が残っています。
どういう観点(どのカードと比較するか)で変わってくるとは思いますが・・・
ボロスとオルゾフにおける熊の価値は違ってくるのではないでしょうか?
芙蓉さんとほぼ同意見で,理事よりペットを優先してピックしますが金切り声よりは優先してます.飛行生物はパワー2から極端に価値が上がりますがパワー1では低い点数です.
強請という能力は相手のライフを減らして自分のライフを増やす能力なので,ダメージレースにおいては大袈裟に言えば全てのスペルに1マナ付加するだけで2点のダメージを付与できるような能力になります.それが標準スペックの熊についたとなればダメージレースにおいてかなり優位に立てますし,もし相手が熊を止めれるブロッカーを立たせてくれば得意の長期戦に持っていくことも可能です.長期戦で2マナの生物に強請以上のスペックを求めるわけにはいかないですしね.
あとマジックにおいて序盤から使える&マナフラッドを緩和できるカードはまず間違いなく強く,徴税理事はまさにそれに該当しますね.
理事は最強ではないが、とても使い勝手が良いカードだと思います。
・単色である故にボロス、オルゾフどっちにも行ける
・護衛はボロスに行くのには余り取りたくない
・ペットより軽い
・金切り声は黒なので取った時点でほぼオルゾフ確定(ディミーアが無いため)
・ボロスなら後半の押し込みと大隊の頭数になる。
・オルゾフならばボロス相手にした時の序盤耐える重要な強請クリーチャー
等の理由様々ですね。
ボロスに行くパーツの1位ではないですが、取るか取らないかと言われたら取りますね
自分の経験だと理事を出すと大抵殴れず守れずで終わることが多いです。強請を場に残しておきたいというプレイング傾向があるのかも。
確かに遅い初動の相手に与えるダメージは大きいので、初動の重いハンドをキープする相手がどの程度いるのかは検証してみたいですね。
>hyt777さん
マジックで経験に基づく感覚は理論化された戦術と同等に大切だと思います。
皆が皆同じ趣向を持っていないのがドラフトの面白いところですしね。
>芙蓉さん
おっしゃる通り優先度の話で、私も理事を取ったらデッキには入れるのでその解釈で間違ってないと思います。
熊の価値の違いですが、ボロスでは同マナ域のクリーチャーの戦闘能力との比較で、オルゾフでは強請、回避、除去(or壁)という完成形を見据えたパーツの構成要素としてそれぞれ異なった基準を持っているということです。
>らいとさん
強請という能力の素晴らしさは私も十分に認めていますし、私自身オルゾフは大好きですw
ただ、ほかの強請を持つクリーチャーとの比較では2/2というサイズがアーキタイプとしての完成形とややズレているのではないかということですね。
自分はオルゾフを見据えている場合《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》を優先します。
>無界さん
理事が使い勝手がいいのは間違いないですし自分も取ったらデッキに入れます。
ただ、優先度としてそこまで高いのかどうかという意味で「実は大したことないのではないか?」というタイトルをつけています。
>ななせさん
取ったらデッキに間違いなく入るカードですし、それらのメリットも同意ですね。
あくまで優先度の問題なので、おそらくななせさんと考えてること自体は同じだと思いますよ。
いつも記事を拝見しております。
後半部なのですが自分の意図をしっかり書かなかったので
少し変な聞き方になってました。申し訳ないです。
疑問に思った点についてなのですが
ボロスの項での〆は結局、殴りに行けないので(比較的)弱い。
との事だったと記憶しています。
オルゾフの項では >その中で理事はというと実質的に強請のみ。
自分はここにパワー2のブロッカーである。という強みもあると考えています。
地上膠着時に《聖堂の金切り声上げ》が打点を稼いでくれる事も重要だと思いつつも理事を優先してピックしてしまっているので
そこをもう少し突っ込んで議論して貰えると嬉しいです。
遅レスになりますが・・・
理事のパワー2のブロッカーという強みがあまり感じられないのが何度かオルゾフをドラフトして感じたことです。
オルゾフの勝ちパターンは相手のクロックを止められる生物(二種類の1/4や《ザリーチ虎/Zarichi Tiger(GTC)》や《地底街の密告人/Undercity Informer(GTC)》など)を用意した上で、継続的クロック(強請や飛行クリーチャー、《死教団のならず者/Deathcult Rogue(GTC)》などの回避持ち)を維持し続ける展開です。
つまり序盤の与える数点の違いが響くような局面は想定していません。
上記のパターンに持ち込むためには強請持ちはドレインクロックとして場に残る必要があり簡単に相打ちはさせません。
その上での緊急時のブロッカーとしての性能ですが、この環境は理事をブロックに回して相打ちを取りたいクリーチャーはほどんどいません。なぜならサイズがX/2の地上クリーチャーが少ないからです。
《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》より高いパワー2が生きるということは序盤に出てきた攻撃クリーチャーを相手にしたときですが、せいぜいボロスが2t目に出してきた《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》ぐらいでしょう。
それも3ターン目に《強打/Smite(GTC)》を構えるか1/4を出すかすれば止まります。
どうしても2マナ2/2を用意したければオルゾフなら《排水路潜み/Gutter Skulk(GTC)》、《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat(GTC)》が安く拾える場合がほとんどです。
さらに細かい点を挙げるとすれば《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》は飛行持ちに対して《強打/Smite(GTC)》を打てるというメリットがあります。
《死教団のならず者/Deathcult Rogue(GTC)》と《忌まわしい光景/Grisly Spectacle(GTC)》の存在もあります。これらはダブルシンボルを要求しますが、白にはダブルシンボルを要求するパワーカードがほぼありません。同じくコモンで《従順なスラル/Dutiful Thrull(GTC)》も黒マナを立たせる必要があります。
つまりオルゾフは黒寄りに作りたいアーキタイプであり、2マナ域カードとして黒であるという点でも《聖堂の金切り声上げ/Basilica Screecher(GTC)》を評価しています。
プレイ指針がだいぶ違う為、見解の相違があったようです。
基本プレイ方針として
・相討ちが取れるときはどんどん相討ちをとっていく。
ライフはできる限り詰められない。
緊急時なくても序盤であれば《徴税理事》は相討ち要員として使っています。
その手の完成形で組んだことがなかった為、今度実際試して
プレイの幅を広げてみたいと思います。