最近GTCで負けちらかしてるので気分転換でもとRTRでドラフトをした。
ドラフトで負けてもやるのはドラフト。これがドラフトジャンキーのサガである。

もちろんGTCのようにすぐに人が集まるわけでもない。
今のLimited Queuesは言わば物好きの集まる閉鎖的空間だ。

入るキューはもちろんRTR8-4。option2タブを選択してしかめっ面をしたおじさんの描かれた青色のパック3つと2チケと共にキューへと飛び込む。

人はまばらでキューへと寄る気配は薄い。それもそのはず、今はGTC祭り期間の真っ最中であり旧型エキスパンションであるRTRに興味を持つものなど稀有な存在なのだ。

それでも私が入ってまもなく一人が釣られるかのようにしてRTR8-4キューへとやってきた。このまますぐにでも始まればよいのだが。

しかしドラフトは8人集まらなければできないもの。テレビで録画したジョジョの奇妙な冒険を見つつ、チラチラとPCの画面を除きこむという何とも言い様の難しい時間を過ごした。

シュトロハイムが例の名言を発したのとほぼ同じころだろうか。やっとドラフトが始まった。時間にして10分は超えていただろう。

「ムシャムシャ」とパック開封音のSEがしたかと思うと目に飛び込んでくる懐かしい面々。
そしてそのカードパワーの高さに思わず息を飲む。

さすがは膨大な数のアーキタイプを生み出した名エキスパンション。
単色カードも多色カードもどれを使ってやろうかと目移りしてしまう。

ふらふらしつつも組んだのは2色にまとまったラクドスだった。
GTCなら4色になっていてもおかしくない、そんなふらふら具合だった。
この環境としては決してデッキパワーは高くない。ゆすり屋と下水のシャンブラーの安物シナジーが主軸の、無難にまとめたという表現がよく似合うラクドスだ。
こんなデッキではよくて二没だろう。

しかし予想に反し一戦目、二戦目と危なげながらも勝利を重ね迎えた決勝戦。
さすがに相手のデッキは強い。二戦目に当たったカラカル使いとは一味も二味も違う、明らかにこの環境の何たるかを知った動きだ。

1t目のケンタウルスの伝令から出たトークンより根生まれの防衛へとつなぐ流れにスタック滅殺の火で返すも、やはり持っていたか巨大化。
我が軍勢の撥ね散らす凶漢と鎖歩きは加護を受けたケンタウルスの群れに飛び散っていくのであった。

インスタントを巡る久しぶりの感触。素晴らしい。

コメント

dds666
2013年2月23日2:57

M13やろうぜ^^

ジリ貧
2013年2月23日22:10

磯野ー M13やろうぜー
もっぱらこればっかやってる。でも飽きが来ない良環境。

いぜっと@オルゾフ組
2013年2月25日13:55

>dds666さん
たまには基本に帰るのもいいですね。

>ジリ貧さん
M13同盟ですかw
確かに良バランスのセットだと思います。

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