リミテッドのパワーレベル
http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/023049/

リミテッドのパワーバランスデザインについて、過去の環境を引き合いに出して解説しています。
旧くはオンスロートの火花鍛冶にまで言及してるあたり、昨今のwotcのリミテッド環境への力の入れ方が伝わってきます。

この中でも特に注目しているのは

我々が今のところ気をつけているのは、コモンのパワーレベルを《闇への追放》よりも下に保つことです。

の一文。
M14で《破滅の刃/Doom Blade(M12)》がアンコモンになりましたが、どうやらこの路線に従ってこうなったみたいですね。

MMAで《処刑人の薬包/Executioner’s Capsule(ALA)》がアンコモン化されていましたし、RTRの《究極の価格/Ultimate Price(RTR)》がアンコモンでしたね。
どうやらダーバニ系除去は今後コモンで見られることはなさそうです。

もう一つの注目点として、レアのカードパワーについてのデザイン。

ボムレアゲーとして名高いミラディンの傷跡を例としています。

出した⇒除去ない⇒うわー負けたー

な展開が頻発したSOM環境はやっぱり反省しているみたいです。
太陽破、蔵精錬、執行の悪魔、これら全部が非神話レアだったってのは今にして考えると恐ろしいなあ。

今後もあくまでレアリティ格差はある前提で作るが、上記のような「ただ強」カードは作らないという方針を取っていくそうです。
確かに最近のセットってレアゲー感が大分薄れてきてゲームしてる感があるので、ありがたい方針ですね。

コメント

らいと
2013年7月9日20:50

そんなことよりレアのパワーレベルを青ざめた月より高く保ってほしいです

hokurin
2013年7月9日20:52

群れネズミや霊異種も神話にするべきだったと思う。

いぜっと@オルゾフ組
2013年7月10日10:52

>らいとさん
もう叶ってますよw

>hokurinさん
霊異種は私も神話にすべきだったと思います。
《茨異種/Thornling(CON)》は神話でしたし、枠の都合上仕方なくレアになったようにも見えますが。

群れネズミは開発がその強さに気づいて送り出してたのかよくわかりませんね。

ベジータ
2013年7月10日13:53

面白い記事ですね.

しかしDoom bladeがアンコってのはどうなんでしょうね~.
個人的にはあれがあるから黒やりたいぐらいのカードだったので,ちょっとショックです….
まぁその分少し黒のクリーチャーがたくましくなったような印象も受けますけど.3マナ2/3とか.

いぜっと@オルゾフ組
2013年7月12日10:54

>ベジータさん
黒と言えばテラー枠が一個コモンにあるのが当然としてやってきましたからね。
ドラフトに慣れ親しんだプレイヤーほど違和感がありそうです。

確かに最近は黒のクリーチャーも優秀ですね。
《歩く死骸/Walking Corpse(M13)》とか《排水路潜み/Gutter Skulk(GTC)》とか黒熊も当然のように出てきてますしね。

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