プレリパックを使ったドラフト会に参加しました。
ドラフト3回やった結果は

1回目:緑黒 ×○○
2回目:赤黒(ハスクコンボ型) ○×○
3回目:黒単t白 ○××

でした。
全部黒絡みですねw

大雑把に感想を述べていきます。

・膠着しやすい
色に関係なく全体的に膠着しやすい環境だと感じます。
地上クリーチャーに妙にケツでっかちなクリーチャーが多いので中々突破できずに膠着するという場面が度々見られます。

となると飛行持ちが注目されるわけですが、M14の飛行持ちもパワーが低いクリーチャーが多いためこちらもあまり突破できません。
特にコモンに2種類の1/3飛行(グリフィンの歩哨、海岸ドレイク)がいる上に、緑に2種類の蜘蛛(命取りの出家蜘蛛、大蜘蛛)がおり、飛行戦力もケツデカクリーチャーが揃っているのでやはり膠着します。
加えて黒には接死バジリスクもいるため、セラ天のような飛行ファッティが出てもにらみ合いになることが多いです。
M13の時のように賛美も無いため、一度止まると止まりっぱなしという状況が頻発します。

上も下も低マナ域のクリーチャーのパワーがとにかく低いため2マナ、3マナのクリーチャーでビートする戦略は取りにくい環境だと感じています。

・突破のためのオーラ戦術は諸刃の剣
では膠着をどう打開するか?
通常はパワーを上げる装備品だったり、除去だったり、賛美だったりするわけですがM14ではそれが難しいです。

まずコモンでパワーの上がる装備品がありません。
除去スペルもクリーチャーが硬いのに対してタフネス参照除去のものが多いため、
アテにしにくいです。

そこでオーラの出番。
パワーの上がるオーラとして神聖なる好意、吸血鬼の印、闇の好意、トロール皮にスポットが当たります。
最近ではラヴニカへの回帰ブロックでオーラ戦術が通用しやすかったため使ってみたり使われたりしたのですが、意外と信頼おけません。

M14は青にバウンススペルがコモンにちゃんと存在しているので、オーラを張ると剥がれるリスクが相応にあります。
また感覚の剥奪や閉所恐怖症などアンチオーラ戦術カードもあるので特に青相手にはリスキーです。

また、赤にショックがあるのもネック。
赤マナが1マナ立っていると妨害される可能性があるので、タフ2以下には張るタイミングが見つかりません。

膠着時にはシブって中々使わない平和な心や泥沼病もオーラを貼った返しには使われる場合がほとんどです。

それでも数少ない突破要素ではあるので、強迫で事前確認したりオーラ術士と併用するなどのリスク回避手段を取りつつの使用ならば悪くないかなという印象です。

特に強迫はオーラの付いたクリーチャーに対する回答がほぼスペルしかないM14では保険としてメイン採用もあると感じています。

・威嚇が凄い
飛行も地上も固まる。
そこで最後の回避能力威嚇です。

呪われたスピリット(3B,3/2威嚇)がすごく強いです。これだけで15点削って終わった試合もありました。
ショックで死ぬ脆さもありますが、相手が対処法を持っていないときのこいつはまさにフィニッシャーです。

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自分が黒いデッキばかり使っていた感想なのでやや偏っている点はありますが、膠着しやすい点は試合展開として共通していました。


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