【M14ドラフト】色のバランス悪すぎない?
2013年7月23日 Magic:the Gathering コメント (4)先々週末、先週末で10回弱M14ドラフトをやりました。
それを踏まえて表題の色の強弱の話なんですが
青が強すぎる
なんか卓の上位者成績見てると青ばっかなんですよね。
その青についてザッと思いついたままに書きます。
なぜ青が強いか?
理由はおおまかに4つ
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・アドが取れる
・カウンターが強い
・除去が強い
・飛行が強い
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<アドが取れる>
まず前提としてこの環境は遅いです。
理由はタフネス偏重のクリーチャーが多く、それを突破する手段に乏しいから。
かつてのセットではタッパーや優秀な除去によってアグロデッキが壁を突破する要素があったのですがM14はそういう要素はありません。
遅い環境ではアドバンテージを取れるカードが強くなります。
そしてアドバンテージと言えば青。《予言/Divination(M14)》のことですね。
M14のコモンで直接的にアドバンテージを稼げるカードはこれか《精神腐敗/Mind Rot(M14)》ぐらいのものではないでしょうか。
<カウンターが強い>
もう一つ、低速環境で威力を増すのがカウンターです。
M14でゲームを決める強力なスペル(壁を突破できるクリーチャーや除去)は大抵4マナ以上のものなので、《取り消し/Cancel(M14)》が間に合います。
今までの環境では一度出た相手のクリーチャーに対する対抗策(大抵の場合はクリーチャー)をプレイする必要があり、カウンターを構える余裕がないという展開がよくありました。
ゆえにカウンターの評価もそこまで高くなかったのですが、M14の低マナ域クリーチャーはかなり貧弱なのでカウンターを構える余裕が十二分にあります。
不味いのは精々スリヴァーを高速展開されたときぐらい。
<除去が強い>
M14は一部スリヴァーを除いてシステムクリーチャーが弱い環境です。
システムクリーチャーが弱いということは、除去スペルに求める条件も変わります。
システムクリーチャーの効果を退けるために場から排除する必要は無くなり、単に戦闘力を削ぐだけでよくなりました。
M14では青に感覚の剥奪と閉所恐怖症が再録されました。
これら二枚は非システムクリーチャーへの信頼性の高い除去としてカウントできるようになっています。
青はクリーチャー除去が乏しいという点がリミテッドにおいては弱点でしたが、今回はその弱点が相対的に緩和されています。
<飛行が強い>
今回の青の飛行は最強です。
というか白の超絶弱体化により最強になりました。
コモンでパワー3の飛行(伝書ドレイク)を用意できる唯一の色が青です。
アタッカーとしての伝書ドレイクとやり合って相打ち以上を取れるクリーチャーはコモンには《命取りの出家蜘蛛/Deadly Recluse(M14)》しかいません。
となると除去で対抗するしかないわけですが、伝書ドレイクを除去したら除去したでアド損ですよね。こいつ見た目も強いけど、それ以上に環境に愛されてる強カードです。
《ネファリアの海鳶/Nephalia Seakite(M14)》も相変わらず強力でした。
特にカウンターが強力な環境柄、瞬速が尚更強くなってます。
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以上が青が強い理由です。
ちなみに最弱は間違いなく白 です。
青1強、白1弱、その他という構造が出来上がっていると思います。
それを踏まえて表題の色の強弱の話なんですが
青が強すぎる
なんか卓の上位者成績見てると青ばっかなんですよね。
その青についてザッと思いついたままに書きます。
なぜ青が強いか?
理由はおおまかに4つ
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・アドが取れる
・カウンターが強い
・除去が強い
・飛行が強い
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<アドが取れる>
まず前提としてこの環境は遅いです。
理由はタフネス偏重のクリーチャーが多く、それを突破する手段に乏しいから。
かつてのセットではタッパーや優秀な除去によってアグロデッキが壁を突破する要素があったのですがM14はそういう要素はありません。
遅い環境ではアドバンテージを取れるカードが強くなります。
そしてアドバンテージと言えば青。《予言/Divination(M14)》のことですね。
M14のコモンで直接的にアドバンテージを稼げるカードはこれか《精神腐敗/Mind Rot(M14)》ぐらいのものではないでしょうか。
<カウンターが強い>
もう一つ、低速環境で威力を増すのがカウンターです。
M14でゲームを決める強力なスペル(壁を突破できるクリーチャーや除去)は大抵4マナ以上のものなので、《取り消し/Cancel(M14)》が間に合います。
今までの環境では一度出た相手のクリーチャーに対する対抗策(大抵の場合はクリーチャー)をプレイする必要があり、カウンターを構える余裕がないという展開がよくありました。
ゆえにカウンターの評価もそこまで高くなかったのですが、M14の低マナ域クリーチャーはかなり貧弱なのでカウンターを構える余裕が十二分にあります。
不味いのは精々スリヴァーを高速展開されたときぐらい。
<除去が強い>
M14は一部スリヴァーを除いてシステムクリーチャーが弱い環境です。
システムクリーチャーが弱いということは、除去スペルに求める条件も変わります。
システムクリーチャーの効果を退けるために場から排除する必要は無くなり、単に戦闘力を削ぐだけでよくなりました。
M14では青に感覚の剥奪と閉所恐怖症が再録されました。
これら二枚は非システムクリーチャーへの信頼性の高い除去としてカウントできるようになっています。
青はクリーチャー除去が乏しいという点がリミテッドにおいては弱点でしたが、今回はその弱点が相対的に緩和されています。
<飛行が強い>
今回の青の飛行は最強です。
というか白の超絶弱体化により最強になりました。
コモンでパワー3の飛行(伝書ドレイク)を用意できる唯一の色が青です。
アタッカーとしての伝書ドレイクとやり合って相打ち以上を取れるクリーチャーはコモンには《命取りの出家蜘蛛/Deadly Recluse(M14)》しかいません。
となると除去で対抗するしかないわけですが、伝書ドレイクを除去したら除去したでアド損ですよね。こいつ見た目も強いけど、それ以上に環境に愛されてる強カードです。
《ネファリアの海鳶/Nephalia Seakite(M14)》も相変わらず強力でした。
特にカウンターが強力な環境柄、瞬速が尚更強くなってます。
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以上が青が強い理由です。
ちなみに最弱は間違いなく白 です。
青1強、白1弱、その他という構造が出来上がっていると思います。
コメント
…というより、青のコモンに使えないカードがほとんどないんですよね…。
確かにそれらも強力です。
他の要素と比べてゲームの勝敗への影響度が低いので触れませんでしたが、オーラ戦術に睨みを効かす良いポジションにあると思います。
>山田さん
コモンではマーフォークのスパイと秘本掃き以外はプレイアブルですね。
どこからでも入れるという印象があります。
>bunさん
クリーチャーに対してスペルの強さが際立つセットだと思います。
ちょっと前までRTRブロックの高性能生物に慣れてきただけにギャップが凄まじいw