『タルキール龍紀伝』カードイメージギャラリー
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/dragonsoftarkir
このカードは龍紀伝後、強力になる一枚じゃないかと思ってます。
理由を上げる前にこのカードの性質について、
現在の覇王譚環境での3つのメリットと3つのデメリットを書いていきます。
メリット
・タフネス2以下のクリーチャーならば特に制限なく除去できる
・インスタントタイミングで撃てる
・アドバンテージが取れる
デメリット
・5マナと重い
・2色縛られる
・除去の有効範囲が狭い
上記内容についてメリットはより大きく、デメリットはより小さくなる と思います。以下にその詳細内容を。
・メリット1
タフネス2以下のクリーチャーならば特に制限なく除去できる
これはいわゆるレンジストライク系の除去との比較になります。
KTKはタッパーやルーターといったシステムクリーチャーが極めて弱い環境で、サイズこそ正義という側面が強い環境。変異が表になった後は大抵タフネス3以上はあり、このカードの除去範囲も微妙なところでした。
ところが今回、ルーターもタッパーもコモンに存在しています。
もちろんドロモカの砂丘唱え、微風の写字官のことですが、近年弱体化し続けてきたコモンシステムクリーチャーの中ではかなり使えるカードではないでしょうか。
やたらと固い壁や軽量クリーチャーの質の低下を見ると、どうも環境自体遅くしようという意図が感じられるので、これらシステムクリーチャーの活躍できる機会も多いと思います。ならば除去は貴重ですね。
・メリット2
インスタントタイミングで撃てる
龍紀伝ですが、やたらとバットリが優秀なのにお気づきでしょうか?
リストを見ていただければわかると思いますが、全色に満遍なくコモンのコンバットトリックがあります。
これらスペルの性質上、対象となるクリーチャーが必ずいるわけですが、コンバットトリックにレスポンスして対象を除去できればさらなるアドバンテージも獲得できてしまいますね。
・メリット3
アドバンテージが取れる
環境が遅くなればなるほどアドバンテージの意味は増してきます。
高マナ域にドラゴン連中が控える龍紀伝ではそこまでのつなぎとして盤面に触りつつ、土地の6枚目を引きにいけるこのカードは実にマッチしていると思われます。
・デメリット1
5マナと重い
タルキール覇王譚において5マナは重要な意味を持っていました。
もちろん5マナオープンの変異生物のことです。特に後手では一度表になった生物に間に合わないデメリットから、このカードはあまり評価されていなかったように思います。
龍紀伝では大変異が登場します。しかし覇王譚の変異と異なり龍紀伝の変異はかなりマナのかかるものが多いため、このカードでの除去が間に合いやすくなるでしょう。
・デメリット2
2色縛られる
この二色はジェスカイ、ティムールというなんとも組みにくいクランのカラーでしたが、今後はその弱点も相対的に弱まってくるでしょう。
現時点で龍紀伝の青赤が強力なカラーリングであるかは未知数ですが、霜のブレスもどきやバウンスをかかえる青と、頭でっかちの多い赤という組み合わせはそこまで悪いものではないように思えます。
・デメリット3
除去の有効範囲が狭い
メリット1、デメリット1と内容が被りますがシステムクリーチャーの出現、変異オープンターンの低速化により、このデメリットはかなり緩和されると思います。
コモンの大変異持ちフライヤーに対応できるのも良いですね。
----
というわけで地味に期待の狡猾な一撃。
個人的に好きなタイプのカードでもあるので、すぐに試してみたいと思います。
http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/dragonsoftarkir
Cunning Strike / 狡猾な一撃 (3)(青)(赤)
インスタント
プレイヤー1人とクリーチャー1体を対象とする。狡猾な一撃はその前者に2点のダメージ、その後者に2点のダメージを与える。
カードを1枚引く。
このカードは龍紀伝後、強力になる一枚じゃないかと思ってます。
理由を上げる前にこのカードの性質について、
現在の覇王譚環境での3つのメリットと3つのデメリットを書いていきます。
メリット
・タフネス2以下のクリーチャーならば特に制限なく除去できる
・インスタントタイミングで撃てる
・アドバンテージが取れる
デメリット
・5マナと重い
・2色縛られる
・除去の有効範囲が狭い
上記内容についてメリットはより大きく、デメリットはより小さくなる と思います。以下にその詳細内容を。
・メリット1
タフネス2以下のクリーチャーならば特に制限なく除去できる
これはいわゆるレンジストライク系の除去との比較になります。
KTKはタッパーやルーターといったシステムクリーチャーが極めて弱い環境で、サイズこそ正義という側面が強い環境。変異が表になった後は大抵タフネス3以上はあり、このカードの除去範囲も微妙なところでした。
ところが今回、ルーターもタッパーもコモンに存在しています。
もちろんドロモカの砂丘唱え、微風の写字官のことですが、近年弱体化し続けてきたコモンシステムクリーチャーの中ではかなり使えるカードではないでしょうか。
やたらと固い壁や軽量クリーチャーの質の低下を見ると、どうも環境自体遅くしようという意図が感じられるので、これらシステムクリーチャーの活躍できる機会も多いと思います。ならば除去は貴重ですね。
・メリット2
インスタントタイミングで撃てる
龍紀伝ですが、やたらとバットリが優秀なのにお気づきでしょうか?
リストを見ていただければわかると思いますが、全色に満遍なくコモンのコンバットトリックがあります。
これらスペルの性質上、対象となるクリーチャーが必ずいるわけですが、コンバットトリックにレスポンスして対象を除去できればさらなるアドバンテージも獲得できてしまいますね。
・メリット3
アドバンテージが取れる
環境が遅くなればなるほどアドバンテージの意味は増してきます。
高マナ域にドラゴン連中が控える龍紀伝ではそこまでのつなぎとして盤面に触りつつ、土地の6枚目を引きにいけるこのカードは実にマッチしていると思われます。
・デメリット1
5マナと重い
タルキール覇王譚において5マナは重要な意味を持っていました。
もちろん5マナオープンの変異生物のことです。特に後手では一度表になった生物に間に合わないデメリットから、このカードはあまり評価されていなかったように思います。
龍紀伝では大変異が登場します。しかし覇王譚の変異と異なり龍紀伝の変異はかなりマナのかかるものが多いため、このカードでの除去が間に合いやすくなるでしょう。
・デメリット2
2色縛られる
この二色はジェスカイ、ティムールというなんとも組みにくいクランのカラーでしたが、今後はその弱点も相対的に弱まってくるでしょう。
現時点で龍紀伝の青赤が強力なカラーリングであるかは未知数ですが、霜のブレスもどきやバウンスをかかえる青と、頭でっかちの多い赤という組み合わせはそこまで悪いものではないように思えます。
・デメリット3
除去の有効範囲が狭い
メリット1、デメリット1と内容が被りますがシステムクリーチャーの出現、変異オープンターンの低速化により、このデメリットはかなり緩和されると思います。
コモンの大変異持ちフライヤーに対応できるのも良いですね。
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というわけで地味に期待の狡猾な一撃。
個人的に好きなタイプのカードでもあるので、すぐに試してみたいと思います。
コメント
アンコレア神話全部に存在する友好色マルチドラゴンボムを考えると…
マルチドラゴンもレア以上は中々のものですが、単体でアドバンテージを稼げるのはごく一部なので無理に友好二色にまとめなくてもいいかなと思ってます。
1パック目対抗色ピックで2パック目に神話レアドラゴンでてきたら変現地やFRF2色ランドでタッチは大いにありですね。