KLDドラフト振り返り&メタゲームの現状
2016年11月4日 Magic: The Gathering【趣旨】
MOでの8-4ドラフト回数が20回になったので、振り返りを行いつつ、ドラフトの雑感などを語ります。
【結果内訳】
集計期間:8-4稼働~11/3までの全20回
優勝 7回 35.00%
3没 1回 5.00%
2没 3回 15.00%
1没 9回 45.00%
・個人的な目標の「決勝進出率50パーセント」は達成できなかったが、決勝進出時8回のうち7回は優勝できているのでむしろ良し。
・また、環境初期と比べて勝率は向上(直近5回中3回優勝)しているので、環境変化には比較的適応できているはず
【メタゲーム雑感】
・青の隆盛
環境初期と比べて明らかに変わったのは、青の人気が上がったことだ。
プロツアーでの歯車襲いの海蛇を最優先にしたプロのピックは、MOドラフトにおいても明らかに影響を与えていると思われる。
環境初期こそ9手目に青のカードが4枚とも帰ってくるなんてこともあったが、今ではそのような状況には出くわさない。
その一方で青はアンプレイアブルカードも多く、メインカラーとしては使いにくいため参入タイミングが難しいという特徴もある。参入時は流れをよく見て判断しよう。
・緑の多色化へのシフト
環境初期と比べると、3色デッキと当たることが多くなったように感じる。
エナジーゲイン地勢、CIPランパンの3/2は多色化を容易にしているし、全てのカラーでプリズムや霊気拠点は使用可能だ。
その中でも青はタッチカラーとしての人気が高い。具体的には天才の片鱗と抜き取り検査だ。
前者はドローとしての能力の高さはもとより、インスタントタイミングでのエネルギーゲイン手段という点で奇襲製が高く、Gx系エナジーデッキで威力を発揮しやすい。
後者は1マナバウンスというテンポの良さを生かし、すれ違いの戦闘を制するのに貢献する。
攻撃的コンバットトリックが軒並み優秀な環境であることも、このカードの評価を大きく上げた。
・多色化傾向へ待ったをかける赤系アグロ
ドラフトでは一般的に環境は低速化する傾向にあるが、カラデシュもその傾向はある。
そこを突くのが赤系のアグロアーキ。RW,RBの2パターンが主流。
亢進する地虫、尖塔横の潜入者、気ままな芸術家といったカードは多色系ミッドレンジの多い卓では流れがちだが、それらをかき集めた速攻に特化したアーキはまさにピックでの勝利。
実際決勝でこのアーキには2度当たっており「軸のズレた戦い」を強要してくる手強いプレイヤーも確かにいる。
----
【まとめ】
・青人気が上がったため、安易な手出しはしにくい。
・緑は多色化へとシフト。中でも青はタッチカラーとして人気がある。
・環境低速化を咎める赤系アグロに注意。
自分は発売から1ヵ月ぐらい経ったこの時期が一番ドラフトが面白いと思ってます。
霊気紛争までまだまだ期間はありますし、色々試してみると新たな発見があるかもしれません。
MOでの8-4ドラフト回数が20回になったので、振り返りを行いつつ、ドラフトの雑感などを語ります。
【結果内訳】
集計期間:8-4稼働~11/3までの全20回
優勝 7回 35.00%
3没 1回 5.00%
2没 3回 15.00%
1没 9回 45.00%
・個人的な目標の「決勝進出率50パーセント」は達成できなかったが、決勝進出時8回のうち7回は優勝できているのでむしろ良し。
・また、環境初期と比べて勝率は向上(直近5回中3回優勝)しているので、環境変化には比較的適応できているはず
【メタゲーム雑感】
・青の隆盛
環境初期と比べて明らかに変わったのは、青の人気が上がったことだ。
プロツアーでの歯車襲いの海蛇を最優先にしたプロのピックは、MOドラフトにおいても明らかに影響を与えていると思われる。
環境初期こそ9手目に青のカードが4枚とも帰ってくるなんてこともあったが、今ではそのような状況には出くわさない。
その一方で青はアンプレイアブルカードも多く、メインカラーとしては使いにくいため参入タイミングが難しいという特徴もある。参入時は流れをよく見て判断しよう。
・緑の多色化へのシフト
環境初期と比べると、3色デッキと当たることが多くなったように感じる。
エナジーゲイン地勢、CIPランパンの3/2は多色化を容易にしているし、全てのカラーでプリズムや霊気拠点は使用可能だ。
その中でも青はタッチカラーとしての人気が高い。具体的には天才の片鱗と抜き取り検査だ。
前者はドローとしての能力の高さはもとより、インスタントタイミングでのエネルギーゲイン手段という点で奇襲製が高く、Gx系エナジーデッキで威力を発揮しやすい。
後者は1マナバウンスというテンポの良さを生かし、すれ違いの戦闘を制するのに貢献する。
攻撃的コンバットトリックが軒並み優秀な環境であることも、このカードの評価を大きく上げた。
・多色化傾向へ待ったをかける赤系アグロ
ドラフトでは一般的に環境は低速化する傾向にあるが、カラデシュもその傾向はある。
そこを突くのが赤系のアグロアーキ。RW,RBの2パターンが主流。
亢進する地虫、尖塔横の潜入者、気ままな芸術家といったカードは多色系ミッドレンジの多い卓では流れがちだが、それらをかき集めた速攻に特化したアーキはまさにピックでの勝利。
実際決勝でこのアーキには2度当たっており「軸のズレた戦い」を強要してくる手強いプレイヤーも確かにいる。
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【まとめ】
・青人気が上がったため、安易な手出しはしにくい。
・緑は多色化へとシフト。中でも青はタッチカラーとして人気がある。
・環境低速化を咎める赤系アグロに注意。
自分は発売から1ヵ月ぐらい経ったこの時期が一番ドラフトが面白いと思ってます。
霊気紛争までまだまだ期間はありますし、色々試してみると新たな発見があるかもしれません。
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