【AERシールド】環境ファーストインプレッション
2017年1月15日 Magic: The GatheringAERのプレリを通して、主にKLD*6からの変化点という観点で雑感をメモ。
【全体感】
まず言えることですが、環境はワンテンポ遅くなったと思います。
理由としては主に以下の通り。
・クリーチャーのサイズが大きく低下している。
・コンバットトリックが大幅に弱体化。+2/+2修正以上のコンバットトリックは緑のみ。
・機体の弱体化。《アラダラ急行/Aradara Express(KLD)》、《改革派の貨物車/Renegade Freighter(KLD)》の代わりに入ったコモン機体はどちらもその代わりを務められるような代物ではない。
・装備品も皆無なため、序盤に出したサイズの小さなクリーチャーを継続的にアタックに行かせるカードがない。
結果として、5マナ域以降の、単純にサイズが大きかったり回避能力を持ったクリーチャーで殴ってゲームが終わる展開がよくありました。
次に色別の感想をざっと挙げていきます。
【白】
小粒と確定除去のカラー。
まず《暁羽の鷲/Dawnfeather Eagle(AER)》がいるかがポイント。
前提条件として地上クリーチャー含めて3/3以上のサイズ持ちがおらず簡単に止まってしまうため、なんらかの強化手段がないと20点削りきるのがかなりしんどいという事情がある。
カラデシュの機体や装備品があれば一気に楽になるが、はっきり言って2パックしかないカラデシュには期待できないため、《暁羽の鷲/Dawnfeather Eagle(AER)》はキーカードとなる。
アンコ以上は一部すさまじい強さのクリーチャーがいるが、よほど固まって出ないとシールドでは選択しづらい傾向がある。
一方で《光に目が眩む/Caught in the Brights(AER)》、《飛行機械による拘束/Thopter Arrest(AER)》の2種のために、サブカラーとしては有用に思える。
【青】
カラデシュよりはメインカラーにしやすくなった。
というのもカラデシュは青を除いて全カラーのマナレシオがとても高い傾向にあったが、霊気紛争において他の色の弱体化が目立つのに対して、青は大して変化が無かったため、相対的にクリーチャーの質が上がったからだ。
特に《難破船ウツボ/Shipwreck Moray(AER)》のタフネス5を突破するのはかなり大変。
スペルはドロースペルこそ弱くなったが、カウンターは小回りが利く《金属の叱責/Metallic Rebuke(AER)》が使いやすく感じた。
【黒】
明らかにコントロールカラー。
コモンに接死持ちや、タフネス偏重クリーチャーがいるため場をグダらせやすい。
ロングゲームを戦うのに適したもう1色がプールにあれば、明確な方針をもって構築に臨めるため、特に5マナ域以降の強力クリーチャーが多数存在するプールでは積極的に見ていきたい。
【赤】
意外だが、アグロでもコントロールでもいけるプールが多い。
《チャンドラの革命/Chandra’s Revolution(AER)》の4点で、アンコ以上含めてかなりのクリーチャーを除去し得る+小回りの利く《ショック/Shock(AER)》という2枚の除去がプールにあると柔軟性が増す。
一方で《最前線の反逆者/Frontline Rebel(AER)》を積極的に使っていけるようなプールもあるため、組み合わせるもう1色との兼ね合いをよく検討すべき。
【緑】
シールド優等生のカラー。
カラデシュと比べて落ちたとは言え、他の色と比べればサイズ面での優位はある。
アンプレイアブルと言えるようなクリーチャーもほぼ無い。
一方で、「漫然としたデッキに」陥りやすいこともあり、例えば大人数参加のPPTQ予選のような全勝を目指したい場では罠カラーなのかもしれない。
《巨怪の猛攻/Monstrous Onslaught(AER)》、《起伏鱗の大牙獣/Ridgescale Tusker(AER)》のアンコモン2枚が極めて強力なため、これらがあるかどうかは指針の一つとなる。
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とまあ環境の雑感ですが、所謂「昔ながらのシールド」に近くなった気がしますね。
まずはレアの確認⇒確定除去、サイズのある生物の確認というところから入っていくのが良いかなと現時点では思っております。
【全体感】
まず言えることですが、環境はワンテンポ遅くなったと思います。
理由としては主に以下の通り。
・クリーチャーのサイズが大きく低下している。
・コンバットトリックが大幅に弱体化。+2/+2修正以上のコンバットトリックは緑のみ。
・機体の弱体化。《アラダラ急行/Aradara Express(KLD)》、《改革派の貨物車/Renegade Freighter(KLD)》の代わりに入ったコモン機体はどちらもその代わりを務められるような代物ではない。
・装備品も皆無なため、序盤に出したサイズの小さなクリーチャーを継続的にアタックに行かせるカードがない。
結果として、5マナ域以降の、単純にサイズが大きかったり回避能力を持ったクリーチャーで殴ってゲームが終わる展開がよくありました。
次に色別の感想をざっと挙げていきます。
【白】
小粒と確定除去のカラー。
まず《暁羽の鷲/Dawnfeather Eagle(AER)》がいるかがポイント。
前提条件として地上クリーチャー含めて3/3以上のサイズ持ちがおらず簡単に止まってしまうため、なんらかの強化手段がないと20点削りきるのがかなりしんどいという事情がある。
カラデシュの機体や装備品があれば一気に楽になるが、はっきり言って2パックしかないカラデシュには期待できないため、《暁羽の鷲/Dawnfeather Eagle(AER)》はキーカードとなる。
アンコ以上は一部すさまじい強さのクリーチャーがいるが、よほど固まって出ないとシールドでは選択しづらい傾向がある。
一方で《光に目が眩む/Caught in the Brights(AER)》、《飛行機械による拘束/Thopter Arrest(AER)》の2種のために、サブカラーとしては有用に思える。
【青】
カラデシュよりはメインカラーにしやすくなった。
というのもカラデシュは青を除いて全カラーのマナレシオがとても高い傾向にあったが、霊気紛争において他の色の弱体化が目立つのに対して、青は大して変化が無かったため、相対的にクリーチャーの質が上がったからだ。
特に《難破船ウツボ/Shipwreck Moray(AER)》のタフネス5を突破するのはかなり大変。
スペルはドロースペルこそ弱くなったが、カウンターは小回りが利く《金属の叱責/Metallic Rebuke(AER)》が使いやすく感じた。
【黒】
明らかにコントロールカラー。
コモンに接死持ちや、タフネス偏重クリーチャーがいるため場をグダらせやすい。
ロングゲームを戦うのに適したもう1色がプールにあれば、明確な方針をもって構築に臨めるため、特に5マナ域以降の強力クリーチャーが多数存在するプールでは積極的に見ていきたい。
【赤】
意外だが、アグロでもコントロールでもいけるプールが多い。
《チャンドラの革命/Chandra’s Revolution(AER)》の4点で、アンコ以上含めてかなりのクリーチャーを除去し得る+小回りの利く《ショック/Shock(AER)》という2枚の除去がプールにあると柔軟性が増す。
一方で《最前線の反逆者/Frontline Rebel(AER)》を積極的に使っていけるようなプールもあるため、組み合わせるもう1色との兼ね合いをよく検討すべき。
【緑】
シールド優等生のカラー。
カラデシュと比べて落ちたとは言え、他の色と比べればサイズ面での優位はある。
アンプレイアブルと言えるようなクリーチャーもほぼ無い。
一方で、「漫然としたデッキに」陥りやすいこともあり、例えば大人数参加のPPTQ予選のような全勝を目指したい場では罠カラーなのかもしれない。
《巨怪の猛攻/Monstrous Onslaught(AER)》、《起伏鱗の大牙獣/Ridgescale Tusker(AER)》のアンコモン2枚が極めて強力なため、これらがあるかどうかは指針の一つとなる。
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とまあ環境の雑感ですが、所謂「昔ながらのシールド」に近くなった気がしますね。
まずはレアの確認⇒確定除去、サイズのある生物の確認というところから入っていくのが良いかなと現時点では思っております。
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