GP台北行ってきました
2014年7月28日 Magic:the GatheringGP本戦に出場。
Day1
デッキは黒緑tライトニングストライク。
レアの5/3デーモンと女王スズメバチに引っ張られる形で組んだデッキ。
1:bye
2:bye
3:○
4:×
5:○
6:×
7:○
8:○
9:○
の7-2で抜け。
レアは強いのですが低マナ域が1マナ2マナ合わせて4枚しか無い上に、3マナ域もカラス×2で序盤に熊連打されるだけで辛いデッキ。
実際都合よく展開してくるようなデッキと当たらなかったのは幸運だったと思います。
火炎放射連打されて2敗目喫したときはダメかなと思いましたが、その後は相手の事故や緑白系の相性の良いデッキと当たる幸運も重なりました。
ちなみに初日の対戦相手7人のうち4人が日本人でしたw
2敗を喫したのも日本人。
Day2
1st Draft
1:×
2:○
3:×
2nd Draft
4:×
5:○
6:○
の3-3で結局74位のノーマネーフィニッシュ。無念。
1回目のドラフトデッキはゼンディカーの魂から入り、その後の流れが良かった赤を二色目にした赤緑t黒デッキ。
森があると4/4になるアンコモンのゴリラ2枚や序盤を耐える蜘蛛3枚、5枚の除去など全体的にかなり完成度は高いデッキでしたが、テーロスの魂や土地事故にわからさられて1-2とションボリな成績。
対する2回目のドラフトでは《三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits(M15)》から白決め打ち気味に行ったんですが、途中でヘリオッドの巡礼者やオーラ摘まみ食いしていたら横に並べたいのか縦に強化したいのかよくわからん中途半端なデッキになってしまいました。
2パック目以降白の2マナクリーチャーがほぼ流れてこなくなったあたりでやばいなと感じていたのですが、修正するわけにもいかず・・・。
0-3も覚悟したのですが、結果は2-1とそれなり。ぶっちゃけ相手のデッキも弱かったので、卓の出自体があまりよくなかったのでしょう。
-----
結局賞金圏内には入れませんでしたが、二日目残れたのでまあ良し。
同行のokdさんが16位以内に入れたのは嬉しい限り。
台北は距離的に気軽に行けるのでまたリミテッドGPがあれば行こうかなと思います。
Day1
デッキは黒緑tライトニングストライク。
レアの5/3デーモンと女王スズメバチに引っ張られる形で組んだデッキ。
1:bye
2:bye
3:○
4:×
5:○
6:×
7:○
8:○
9:○
の7-2で抜け。
レアは強いのですが低マナ域が1マナ2マナ合わせて4枚しか無い上に、3マナ域もカラス×2で序盤に熊連打されるだけで辛いデッキ。
実際都合よく展開してくるようなデッキと当たらなかったのは幸運だったと思います。
火炎放射連打されて2敗目喫したときはダメかなと思いましたが、その後は相手の事故や緑白系の相性の良いデッキと当たる幸運も重なりました。
ちなみに初日の対戦相手7人のうち4人が日本人でしたw
2敗を喫したのも日本人。
Day2
1st Draft
1:×
2:○
3:×
2nd Draft
4:×
5:○
6:○
の3-3で結局74位のノーマネーフィニッシュ。無念。
1回目のドラフトデッキはゼンディカーの魂から入り、その後の流れが良かった赤を二色目にした赤緑t黒デッキ。
森があると4/4になるアンコモンのゴリラ2枚や序盤を耐える蜘蛛3枚、5枚の除去など全体的にかなり完成度は高いデッキでしたが、テーロスの魂や土地事故にわからさられて1-2とションボリな成績。
対する2回目のドラフトでは《三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits(M15)》から白決め打ち気味に行ったんですが、途中でヘリオッドの巡礼者やオーラ摘まみ食いしていたら横に並べたいのか縦に強化したいのかよくわからん中途半端なデッキになってしまいました。
2パック目以降白の2マナクリーチャーがほぼ流れてこなくなったあたりでやばいなと感じていたのですが、修正するわけにもいかず・・・。
0-3も覚悟したのですが、結果は2-1とそれなり。ぶっちゃけ相手のデッキも弱かったので、卓の出自体があまりよくなかったのでしょう。
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結局賞金圏内には入れませんでしたが、二日目残れたのでまあ良し。
同行のokdさんが16位以内に入れたのは嬉しい限り。
台北は距離的に気軽に行けるのでまたリミテッドGPがあれば行こうかなと思います。
M15アーキタイプ解説:白トークンビート
2014年7月14日 Magic:the Gathering コメント (3)M15のドラフトかなり面白いです。
魂サイクルのようなごく一部を除き「どうしようもないレア」がほとんど存在しないので、デッキ全体としての完成度を高めたプレイヤーが勝つという印象。
レアの引きでなくピックの上手い人が勝つ、理想的なドラフト環境だと思います。
そんなM15筆頭アーキタイプのひとつである白の横に並べるビートについて解説。
アーキタイプ名:白トークンビート
※カッコつきはレア以上
基本カード:《三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits(M15)》、《急報/Raise the Alarm(M15)》、(《霊魂の絆/Spirit Bonds(M15)》)、各種軽量クリーチャー
サポートカード:《無私の聖戦士/Selfless Cathar(M15)》、《清められた突撃/Sanctified Charge(M15)》、《新たな夜明けの模範/Paragon of New Dawns(M15)》、《集い/Congregate(M15)》、(《不動のアジャニ/Ajani Steadfast(M15)》)、各種召集スペル
【解説】
急報、三つぞろいの霊魂という一枚で2体以上のクリーチャーを展開できるコモンカードを中心に組むアーキタイプです。大量にばら撒いたトークンや軽量クリーチャーを序盤から速やかに展開し、全体強化を利用して一気に叩き潰す単純明快にして強力の一言。
コモンのみでできる理想的な動きとしては
1t:《無私の聖戦士/Selfless Cathar(M15)》
2t:《急報/Raise the Alarm(M15)》
3t:《三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits(M15)》
4t:何か適当
5t:《清められた突撃/Sanctified Charge(M15)》
でほぼ5キル。
他のアグロ系アーキタイプと軸のずれた戦い方をしており、少しばかりのブロッカーや単体除去では非常に対応が難しいのがメリットです。
また急報、三つそろいの魂がピックできなくても白のクリーチャーは軽いものばかりなので、高速展開から速やかに勝利を狙う高速デッキが主となるので潰しの効きやすいアーキタイプでもあります。
【長所】
クリーチャー単体での性能は低く除去の打ち損になりやすいため、単体除去を主とした赤や黒のアーキタイプに対して耐性があります。特にこの環境のコモン確定除去である《肉は塵に/Flesh to Dust(M15)》は他のドラフトデッキには強力なカードですが、それをほとんど屑カードにしてしまえる点で相対的優位にあります。
また、2/1や3/1のようなタフネス1の地上アタッカーを中心に組まれたデッキに対してナチュラルに耐性を持っています。
【短所】
《爛れ暗がり/Festergloom(M15)》に尽きます。上記のドブンパターンもコモンの一枚に過ぎないこれを打たれたらほぼ負けです。
黒を相手にする場合はこれをケアして・・・と言いたいところですが、ケアしてまともに勝てる環境でもないの打たれたら負けでいいやぐらいの気持ちでガンガン展開してしまうのが実は正解だったりします。
逆に黒をピックする場合は《爛れ暗がり/Festergloom(M15)》は確保しておくに越したことはないでしょう。
・2色目で抑えたいカード
+青
《珊瑚の障壁/Coral Barrier(M15)》、《天空のアジサシ/Welkin Tern(M15)》、《否認/Negate(M15)》
珊瑚の障壁は三つそろいの魂のキャストを早めます。アジサシはこのアーキタイプの方向性と合致した軽量クリーチャーですが、変にこだわって早いタイミングで取り他の重要パーツを取り損ねるようなことはやめましょう。
《否認/Negate(M15)》に関してですが、クリーチャーが軽く展開しながら構えやすい、《急報/Raise the Alarm(M15)》がインスタントであるという点から上手く使いやすい一枚です。
《爛れ暗がり/Festergloom(M15)》をケアしながら動くことも一応可能。
+黒
各種除去、《屍食いカラス/Carrion Crow(M15)》
黒はこのアーキタイプのサブカラーとして優秀なカードは無いため、白に不足している除去でのサポートが主となります。
特に《ひどい荒廃/Crippling Blight(M15)》はこうした速攻系アーキタイプでもっとも力を発揮するでしょう。
《屍食いカラス/Carrion Crow(M15)》は単に回避能力を持っている軽量クリーチャーとして欲しいカードなので、アジサシ同様無理に取る必要はありません。
+赤
各種除去、《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M15)》
除去については黒と同様の理由ですので特に言うことはありません。
かき回すゴブリンはこのアーキタイプでは重要なクリーチャーです。
クリーチャーと全体強化が組み合わさって初めて強い動きになるアーキタイプなので、どちらかしか引かないという状況になったとき必要なカードを素早く引きにいけるこのゴブリンは相性が良いと言えます。
+緑
《包囲ワーム/Siege Wurm(M15)》、《圧倒/Overwhelm(M15)》、《残忍な実体化/Feral Incarnation(M15)》
緑は白に続く召集カラーなので、基本的に目指す点は同じです。
《包囲ワーム/Siege Wurm(M15)》は他のアーキタイプで使用しても強力ですが、このアーキタイプではかなり早いターンでの登場を可能としているため尚更強力。
圧倒、残忍な実体化はその重さがネックとなり他のアーキタイプでは使用しにくいカードですが、このアーキタイプなら上手く使えるでしょう。
魂サイクルのようなごく一部を除き「どうしようもないレア」がほとんど存在しないので、デッキ全体としての完成度を高めたプレイヤーが勝つという印象。
レアの引きでなくピックの上手い人が勝つ、理想的なドラフト環境だと思います。
そんなM15筆頭アーキタイプのひとつである白の横に並べるビートについて解説。
アーキタイプ名:白トークンビート
※カッコつきはレア以上
基本カード:《三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits(M15)》、《急報/Raise the Alarm(M15)》、(《霊魂の絆/Spirit Bonds(M15)》)、各種軽量クリーチャー
サポートカード:《無私の聖戦士/Selfless Cathar(M15)》、《清められた突撃/Sanctified Charge(M15)》、《新たな夜明けの模範/Paragon of New Dawns(M15)》、《集い/Congregate(M15)》、(《不動のアジャニ/Ajani Steadfast(M15)》)、各種召集スペル
【解説】
急報、三つぞろいの霊魂という一枚で2体以上のクリーチャーを展開できるコモンカードを中心に組むアーキタイプです。大量にばら撒いたトークンや軽量クリーチャーを序盤から速やかに展開し、全体強化を利用して一気に叩き潰す単純明快にして強力の一言。
コモンのみでできる理想的な動きとしては
1t:《無私の聖戦士/Selfless Cathar(M15)》
2t:《急報/Raise the Alarm(M15)》
3t:《三つぞろいの霊魂/Triplicate Spirits(M15)》
4t:何か適当
5t:《清められた突撃/Sanctified Charge(M15)》
でほぼ5キル。
他のアグロ系アーキタイプと軸のずれた戦い方をしており、少しばかりのブロッカーや単体除去では非常に対応が難しいのがメリットです。
また急報、三つそろいの魂がピックできなくても白のクリーチャーは軽いものばかりなので、高速展開から速やかに勝利を狙う高速デッキが主となるので潰しの効きやすいアーキタイプでもあります。
【長所】
クリーチャー単体での性能は低く除去の打ち損になりやすいため、単体除去を主とした赤や黒のアーキタイプに対して耐性があります。特にこの環境のコモン確定除去である《肉は塵に/Flesh to Dust(M15)》は他のドラフトデッキには強力なカードですが、それをほとんど屑カードにしてしまえる点で相対的優位にあります。
また、2/1や3/1のようなタフネス1の地上アタッカーを中心に組まれたデッキに対してナチュラルに耐性を持っています。
【短所】
《爛れ暗がり/Festergloom(M15)》に尽きます。上記のドブンパターンもコモンの一枚に過ぎないこれを打たれたらほぼ負けです。
黒を相手にする場合はこれをケアして・・・と言いたいところですが、ケアしてまともに勝てる環境でもないの打たれたら負けでいいやぐらいの気持ちでガンガン展開してしまうのが実は正解だったりします。
逆に黒をピックする場合は《爛れ暗がり/Festergloom(M15)》は確保しておくに越したことはないでしょう。
・2色目で抑えたいカード
+青
《珊瑚の障壁/Coral Barrier(M15)》、《天空のアジサシ/Welkin Tern(M15)》、《否認/Negate(M15)》
珊瑚の障壁は三つそろいの魂のキャストを早めます。アジサシはこのアーキタイプの方向性と合致した軽量クリーチャーですが、変にこだわって早いタイミングで取り他の重要パーツを取り損ねるようなことはやめましょう。
《否認/Negate(M15)》に関してですが、クリーチャーが軽く展開しながら構えやすい、《急報/Raise the Alarm(M15)》がインスタントであるという点から上手く使いやすい一枚です。
《爛れ暗がり/Festergloom(M15)》をケアしながら動くことも一応可能。
+黒
各種除去、《屍食いカラス/Carrion Crow(M15)》
黒はこのアーキタイプのサブカラーとして優秀なカードは無いため、白に不足している除去でのサポートが主となります。
特に《ひどい荒廃/Crippling Blight(M15)》はこうした速攻系アーキタイプでもっとも力を発揮するでしょう。
《屍食いカラス/Carrion Crow(M15)》は単に回避能力を持っている軽量クリーチャーとして欲しいカードなので、アジサシ同様無理に取る必要はありません。
+赤
各種除去、《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M15)》
除去については黒と同様の理由ですので特に言うことはありません。
かき回すゴブリンはこのアーキタイプでは重要なクリーチャーです。
クリーチャーと全体強化が組み合わさって初めて強い動きになるアーキタイプなので、どちらかしか引かないという状況になったとき必要なカードを素早く引きにいけるこのゴブリンは相性が良いと言えます。
+緑
《包囲ワーム/Siege Wurm(M15)》、《圧倒/Overwhelm(M15)》、《残忍な実体化/Feral Incarnation(M15)》
緑は白に続く召集カラーなので、基本的に目指す点は同じです。
《包囲ワーム/Siege Wurm(M15)》は他のアーキタイプで使用しても強力ですが、このアーキタイプではかなり早いターンでの登場を可能としているため尚更強力。
圧倒、残忍な実体化はその重さがネックとなり他のアーキタイプでは使用しにくいカードですが、このアーキタイプなら上手く使えるでしょう。
プレリの賞品使ってドラフト。
ちなみにプレリシールドは黒箱で2-1、青箱で3-0、赤箱で2-1でした。どのデッキも強かったと思いますが、3-0した青箱は対象の白と青の2マナ域に霜のオオヤマネコが3枚入った超テンポデッキでした。
本題のドラフトの第一印象ですが、とりあえず以下の3点
・個々の純粋なカードパワーの差が小さくどれを取るかが悩ましい
・環境アーキタイプの幅が高速から低速まで幅広い
・単なるカードの寄せ集めでは勝てない
・個々の純粋なカードパワーの差が小さくどれを取るかが悩ましい
M15のコモンをパックから開封していて思ったのはとにかくプレイアブルカードが多いということ。
クリーチャーのマナレシオが全体的に高く、非プレイアブルカードは不屈の宣教師と脱走魔術師程度しか思いつきません。
加えて他のクリーチャーに対して明らかに性能で優位に立てるクリーチャーというものも少ないため、とりあえずクリーチャーをマナカーブが崩れないようにピックしているだけでも形にはなります。
スペルにおいても同様で、露骨に強力なスペル(1対2交換が取れる除去やバットリ)というものが存在しません。
魂サイクルのようなぶっ壊れレアや火炎放射やジェイスの創意といったアンコモンの強力なカードが出ない限り、ファーストピックの段階でも悩ましい選択を迫られます。
・環境アーキタイプの幅が高速から低速まで幅広い
基本的な赤白の高速ビートから青黒のアドバンテージ系コントロールまで、速度域の異なったアーキタイプが同時に存在できる環境です。
また黒緑の墓地活用デッキや白緑のトークンばら撒きビートといった基本セットらしくない特殊なアーキタイプもあります。
白のビートを組む場合は横に並べるタイプでは急報が欲しいところですが、強化オーラによる一点集中型のデッキを作る場合には天麗のペガサスが欲しいといったように、同じ色の中ですら明確にアーキタイプが分かれます。
自分の完成させたいアーキタイプがどのカードを必要としていて、どのアーキタイプの流れが良いのかを上手く判断しないと無難止まりのデッキになります。
・単なるカードの寄せ集めでは勝てない
無難なデッキは簡単に出来ますが、勝てるデッキにしようと思うとアーキタイプとしてデッキ全体にまとまりのある構成にしなければなりません。
例えば急報、三つぞろいの霊魂が複数あるデッキでは、名誉の印や神聖なる好意といった単体強化より無私の聖戦士や清められた突撃といった全体強化のほうが相性はいいでしょう。
近年のエキスパンションセットはこうしたアーキタイプドラフトに傾倒していますが、今回はその流れを汲んだセットです。
基本セットといえばリミテッドではその名の通り基本的なデッキでやや面白みに欠けるセットが多かったと思いますが、M15に限ってはその感覚は捨てたほうがいいと思います。
-----
上記ファーストインプレッションより、具体的なアーキタイプドラフトとしての例を一つ。
赤t青ビート 戦績:3-0
2 鋳造所通りの住人
1 松明の悪鬼
1 アルタクの求血者
1 青銅の黒貂
1 飛空士の修繕屋
1 霜のオオヤマネコ
1 クレンコの処罰者
1 かき回すゴブリン
2 激しい抵抗の模範
1 屑鉄場の雑種犬
2 諸島の雨雲
1 轟きの巨人
1 鉱夫の破滅
2 民衆の好意
1 槌手
1 かき立てる炎
2 火炎放射
1 喧嘩屋の板金鎧
10 山
6 島
1 ダークスティールの城塞
1-2の赤ロードから赤濃い目のビートを意識。
ぶっ壊れアンコモン火炎放射は3-3、3-4で流れてきたものなので、上の流れは読めてたみたいです。
メインシナジー
・飛空士の修繕屋
・屑鉄場の雑種犬
+青銅の黒貂
or喧嘩屋の板金鎧
orダークスティールの城塞
基本シナジー。
・赤ロード
+3マナ以下の赤生物
ロードが着地する4ターン目に複数生物が展開できているかどうかはロードの価値を大幅に変えます。
サブシナジー
・アルタクの吸血者
+火炎放射
ほぼ4点通ります
・鋳造所通りの住人
+かき立てる炎
中盤以降攻撃の通らなくなった住人を有効活用。
・民衆の好意
+鉱夫の破滅
or屑鉄場の雑種権
低タフネス高パワートランプル生物と先制攻撃は相性○。
ちなみにプレリシールドは黒箱で2-1、青箱で3-0、赤箱で2-1でした。どのデッキも強かったと思いますが、3-0した青箱は対象の白と青の2マナ域に霜のオオヤマネコが3枚入った超テンポデッキでした。
本題のドラフトの第一印象ですが、とりあえず以下の3点
・個々の純粋なカードパワーの差が小さくどれを取るかが悩ましい
・環境アーキタイプの幅が高速から低速まで幅広い
・単なるカードの寄せ集めでは勝てない
・個々の純粋なカードパワーの差が小さくどれを取るかが悩ましい
M15のコモンをパックから開封していて思ったのはとにかくプレイアブルカードが多いということ。
クリーチャーのマナレシオが全体的に高く、非プレイアブルカードは不屈の宣教師と脱走魔術師程度しか思いつきません。
加えて他のクリーチャーに対して明らかに性能で優位に立てるクリーチャーというものも少ないため、とりあえずクリーチャーをマナカーブが崩れないようにピックしているだけでも形にはなります。
スペルにおいても同様で、露骨に強力なスペル(1対2交換が取れる除去やバットリ)というものが存在しません。
魂サイクルのようなぶっ壊れレアや火炎放射やジェイスの創意といったアンコモンの強力なカードが出ない限り、ファーストピックの段階でも悩ましい選択を迫られます。
・環境アーキタイプの幅が高速から低速まで幅広い
基本的な赤白の高速ビートから青黒のアドバンテージ系コントロールまで、速度域の異なったアーキタイプが同時に存在できる環境です。
また黒緑の墓地活用デッキや白緑のトークンばら撒きビートといった基本セットらしくない特殊なアーキタイプもあります。
白のビートを組む場合は横に並べるタイプでは急報が欲しいところですが、強化オーラによる一点集中型のデッキを作る場合には天麗のペガサスが欲しいといったように、同じ色の中ですら明確にアーキタイプが分かれます。
自分の完成させたいアーキタイプがどのカードを必要としていて、どのアーキタイプの流れが良いのかを上手く判断しないと無難止まりのデッキになります。
・単なるカードの寄せ集めでは勝てない
無難なデッキは簡単に出来ますが、勝てるデッキにしようと思うとアーキタイプとしてデッキ全体にまとまりのある構成にしなければなりません。
例えば急報、三つぞろいの霊魂が複数あるデッキでは、名誉の印や神聖なる好意といった単体強化より無私の聖戦士や清められた突撃といった全体強化のほうが相性はいいでしょう。
近年のエキスパンションセットはこうしたアーキタイプドラフトに傾倒していますが、今回はその流れを汲んだセットです。
基本セットといえばリミテッドではその名の通り基本的なデッキでやや面白みに欠けるセットが多かったと思いますが、M15に限ってはその感覚は捨てたほうがいいと思います。
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上記ファーストインプレッションより、具体的なアーキタイプドラフトとしての例を一つ。
赤t青ビート 戦績:3-0
2 鋳造所通りの住人
1 松明の悪鬼
1 アルタクの求血者
1 青銅の黒貂
1 飛空士の修繕屋
1 霜のオオヤマネコ
1 クレンコの処罰者
1 かき回すゴブリン
2 激しい抵抗の模範
1 屑鉄場の雑種犬
2 諸島の雨雲
1 轟きの巨人
1 鉱夫の破滅
2 民衆の好意
1 槌手
1 かき立てる炎
2 火炎放射
1 喧嘩屋の板金鎧
10 山
6 島
1 ダークスティールの城塞
1-2の赤ロードから赤濃い目のビートを意識。
ぶっ壊れアンコモン火炎放射は3-3、3-4で流れてきたものなので、上の流れは読めてたみたいです。
メインシナジー
・飛空士の修繕屋
・屑鉄場の雑種犬
+青銅の黒貂
or喧嘩屋の板金鎧
orダークスティールの城塞
基本シナジー。
・赤ロード
+3マナ以下の赤生物
ロードが着地する4ターン目に複数生物が展開できているかどうかはロードの価値を大幅に変えます。
サブシナジー
・アルタクの吸血者
+火炎放射
ほぼ4点通ります
・鋳造所通りの住人
+かき立てる炎
中盤以降攻撃の通らなくなった住人を有効活用。
・民衆の好意
+鉱夫の破滅
or屑鉄場の雑種権
低タフネス高パワートランプル生物と先制攻撃は相性○。
M15気になる白の2マナ域
2014年7月1日 Magic:the GatheringMagic 2015 Spoilers
http://www.mtgsalvation.com/spoilers/141-magic-2015
スポイラーも8割方埋まってきたM15。
やはりレアに注目の行きがちなこの時期ですが、リミテッド視点で影響のありそうなカード達について触れます。
基本セットの白コモン2マナクリーチャー枠は3種類。
M12以降3連続でこの傾向が続いているので、今回もこれで全部だと思われます。
オレスコスの速爪はつい最近登場したカード。
コモンで2マナパワー3がいる事実はデッキ構築の際に極端に出足の遅いデッキを組むことへのけん制効果があります。
後手で初動4ターン目のハンドをキープした場合、2t目に出たこれ1体に6点持っていかれてしまうのは痛い。
守りに入ってもタフネス3のクリーチャーと相打ちが取れる点は魅力的で、よほど生物の質が高い環境でない限りは4マナ域ぐらいの生物とは相打ちに持っていけるでしょう。
とはいえアグロで最大の威力を発揮するカードであることには変わりありません。
2枚目の2マナ域はキンズベイルの散兵。
CIPで誘発する効果はクリーチャー強化ですが、瞬速は持っていないため攻めるときに強力なカードです。
2t目に出すと対象が無い場合がほとんどでしょうが、もしも1マナに優秀なクリーチャーが複数ある環境ならばマナカーブを前に寄せた速攻デッキが作れるかもしれません。
このカードシングルシンボルなので他の色での1マナクリーチャー展開後に2t目に登場することも可能。白に限らず1マナクリーチャーにどんなものがあるか覚えておくと良いでしょう。
白の1マナ域としては無私の聖戦士が収録されます。
このクリーチャーもまた序盤から沢山並べる戦略と合致しているためやはり白のテンポデッキは一つのアーキタイプとして台頭しそうです。
3枚目は急報。
1/1トークンは攻めに使うには心細い性能なため、基本的には守りのデッキで活躍するカードでしょう。
ブロック時にはタフネス1のクリーチャーのアタックを抑制し、2回のチャンプによって大型クリーチャーに対する濃霧のような使い方もできます。もちろん2体でブロックすればタフネス2のクリーチャーと1対1交換が可能。
しかしながら前述の無私の聖戦士のような全体強化と組み合わせれば、アグロデッキでも通用するカードです。
1枚のカードと2マナで一気にクリーチャーが2体増えるため召集との相性も抜群。まあ明らかに意識して作ってますよねw
-----
環境の速度は大体2マナ域のクリーチャーの数と特性によって決まってきます。
今回の白の2マナ域は高速、低速どちらかに一辺倒というわけではないので他とのシナジーを意識して使っていきましょう。
http://www.mtgsalvation.com/spoilers/141-magic-2015
スポイラーも8割方埋まってきたM15。
やはりレアに注目の行きがちなこの時期ですが、リミテッド視点で影響のありそうなカード達について触れます。
Oreskos Swiftclaw 1W
Creature - Cat Warrior C
3/1
Kinsbaile Skirmisher 1W
Creature - Kithkin Soldier C
When Kinsbaile Skirmisher enters the battlefield, target creature gets +1/+1 until end of turn.
2/2
Raise the Alarm 1W
Instant C
Put two 1/1 white Soldier creature tokens onto the battlefield.
基本セットの白コモン2マナクリーチャー枠は3種類。
M12以降3連続でこの傾向が続いているので、今回もこれで全部だと思われます。
オレスコスの速爪はつい最近登場したカード。
コモンで2マナパワー3がいる事実はデッキ構築の際に極端に出足の遅いデッキを組むことへのけん制効果があります。
後手で初動4ターン目のハンドをキープした場合、2t目に出たこれ1体に6点持っていかれてしまうのは痛い。
守りに入ってもタフネス3のクリーチャーと相打ちが取れる点は魅力的で、よほど生物の質が高い環境でない限りは4マナ域ぐらいの生物とは相打ちに持っていけるでしょう。
とはいえアグロで最大の威力を発揮するカードであることには変わりありません。
2枚目の2マナ域はキンズベイルの散兵。
CIPで誘発する効果はクリーチャー強化ですが、瞬速は持っていないため攻めるときに強力なカードです。
2t目に出すと対象が無い場合がほとんどでしょうが、もしも1マナに優秀なクリーチャーが複数ある環境ならばマナカーブを前に寄せた速攻デッキが作れるかもしれません。
このカードシングルシンボルなので他の色での1マナクリーチャー展開後に2t目に登場することも可能。白に限らず1マナクリーチャーにどんなものがあるか覚えておくと良いでしょう。
白の1マナ域としては無私の聖戦士が収録されます。
このクリーチャーもまた序盤から沢山並べる戦略と合致しているためやはり白のテンポデッキは一つのアーキタイプとして台頭しそうです。
3枚目は急報。
1/1トークンは攻めに使うには心細い性能なため、基本的には守りのデッキで活躍するカードでしょう。
ブロック時にはタフネス1のクリーチャーのアタックを抑制し、2回のチャンプによって大型クリーチャーに対する濃霧のような使い方もできます。もちろん2体でブロックすればタフネス2のクリーチャーと1対1交換が可能。
しかしながら前述の無私の聖戦士のような全体強化と組み合わせれば、アグロデッキでも通用するカードです。
1枚のカードと2マナで一気にクリーチャーが2体増えるため召集との相性も抜群。まあ明らかに意識して作ってますよねw
-----
環境の速度は大体2マナ域のクリーチャーの数と特性によって決まってきます。
今回の白の2マナ域は高速、低速どちらかに一辺倒というわけではないので他とのシナジーを意識して使っていきましょう。
GP台北行くぜ~
2014年6月29日 Magic:the Gathering コメント (1)GP台北がリミテッドで開催と聞いて行こうか悩んでたんですが、okdさんが行くとの知らせを受けて思い切って参戦することにしました。
海外遠征は久しぶりだし楽しみ。
そのリミテッドなんですが、確認したところ基本セット2015なんですね。
発売日7/18なのにその翌週って結構エグいなあwリミテッドじゃなければカード集めに必死になっちゃいますね。
M15ですが今のところスポイラー見てる限り魂サイクルが明らかにボムレアで、その他は結構大人しい印象を受けます。環境は結構遅めになるんじゃないかと予測してますが、環境内容なんてコモン1枚であっさり変わったりもの。
今後もスポイラーから目が離せなくなりそうです。
海外遠征は久しぶりだし楽しみ。
そのリミテッドなんですが、確認したところ基本セット2015なんですね。
発売日7/18なのにその翌週って結構エグいなあwリミテッドじゃなければカード集めに必死になっちゃいますね。
M15ですが今のところスポイラー見てる限り魂サイクルが明らかにボムレアで、その他は結構大人しい印象を受けます。環境は結構遅めになるんじゃないかと予測してますが、環境内容なんてコモン1枚であっさり変わったりもの。
今後もスポイラーから目が離せなくなりそうです。
【M15】ハーフデッキ収録カード一部公開
2014年6月13日 Magic:the Gathering コメント (6)
Magic 2015 Sample Decks
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1515
初心者用ハーフデッキの中身と、そこに含まれる一部カードの画像が掲載されました。
画像が出ているカードとしては《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire(M14)》や《セラの天使/Serra Angel(M14)》、《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(M14)》などおなじみの面子が揃っていますね。
ただしこのページに画像が出ているカードは通常パックを開封しても出てこないという点に注意。
それぞれのコレクターナンバーをご覧になられればおわかりと思いますが、全269種類のカードの中でハーフデッキ限定のカード達は270以上のナンバーが振られています。
(原文:Each sample deck has several cards numbered 270 and higher that do not appear in Magic 2015 booster packs. These cards are legal for tournament play in any format that includes the Magic 2015 core set. )
ところで
・通常パックからここで掲載されたカードは出ない
のか
・通常パックからはここで掲載されたカードはナンバー違いで出る
のかどっちなんでしょうねえ?
もし前者だとするとセラ天のいない久しぶりの基本セットドラフトになります。白のクソ弱いM14でもセラ天はいたので、さすがに収録されてるとは思うのですが。
(追記)よくよく考えたらわざわざナンバー違いのカード収録する意味なんてないですね・・・。十中八九前者でしょう。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1515
初心者用ハーフデッキの中身と、そこに含まれる一部カードの画像が掲載されました。
画像が出ているカードとしては《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire(M14)》や《セラの天使/Serra Angel(M14)》、《シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon(M14)》などおなじみの面子が揃っていますね。
ただしこのページに画像が出ているカードは通常パックを開封しても出てこないという点に注意。
それぞれのコレクターナンバーをご覧になられればおわかりと思いますが、全269種類のカードの中でハーフデッキ限定のカード達は270以上のナンバーが振られています。
(原文:Each sample deck has several cards numbered 270 and higher that do not appear in Magic 2015 booster packs. These cards are legal for tournament play in any format that includes the Magic 2015 core set. )
ところで
・通常パックからここで掲載されたカードは出ない
のか
・通常パックからはここで掲載されたカードはナンバー違いで出る
のかどっちなんでしょうねえ?
もし前者だとするとセラ天のいない久しぶりの基本セットドラフトになります。白のクソ弱いM14でもセラ天はいたので、さすがに収録されてるとは思うのですが。
(追記)よくよく考えたらわざわざナンバー違いのカード収録する意味なんてないですね・・・。十中八九前者でしょう。
パワー9初動調査
2014年6月12日 Magic:the Gathering コメント (2)いよいよプレリリース期間ということでエターナル構築の賞品として配布が始まったヴィンマス。
そんなごく一部のプレイヤーのみしか手に入れられないパックから稀にしか出ないカード達の初動。
価格は6/12時点のclanteamwishlistより
Mox Pearl:90.1
Mox Jet:85.1
Mox Emerald:90.1
Mox Sapphire:90.1
Mox Ruby:?
Time Walk:90.1
Timetwister:90.1
Black Lotus:130.1
Ancestral Recall:?
ざ、雑・・・。
さすがにサファイアは他のと同列にはならないと思うんですが・・・。
まあまともに流通してないカード達なので、相場もへったくれも無さそうですがやはり現実世界のそれと比べるとずいぶんお手軽なお値段で購入できますね。
価格のわからないアンリコはHuman sell 200で出ていました。
ちなみにプロダクト(パック)はbuy/sell 9.01/9.99。
レガシーデイリーイベントの賞品はヴィンマスなので出るなら今かも。
そんなごく一部のプレイヤーのみしか手に入れられないパックから稀にしか出ないカード達の初動。
価格は6/12時点のclanteamwishlistより
Mox Pearl:90.1
Mox Jet:85.1
Mox Emerald:90.1
Mox Sapphire:90.1
Mox Ruby:?
Time Walk:90.1
Timetwister:90.1
Black Lotus:130.1
Ancestral Recall:?
ざ、雑・・・。
さすがにサファイアは他のと同列にはならないと思うんですが・・・。
まあまともに流通してないカード達なので、相場もへったくれも無さそうですがやはり現実世界のそれと比べるとずいぶんお手軽なお値段で購入できますね。
価格のわからないアンリコはHuman sell 200で出ていました。
ちなみにプロダクト(パック)はbuy/sell 9.01/9.99。
レガシーデイリーイベントの賞品はヴィンマスなので出るなら今かも。
デュエマとミスドがコラボ
http://supersolenoid.blog63.fc2.com/blog-entry-4612.html
国産カードゲームはこういう企画できて面白い。
マジックも裾野を広げるために8版か9版のころはコンビニで取り扱ってたこともありましたが、最近は限定商品やらですっかりコアなファンを掴む方向にシフトしてますね。
そんなマジックが万が一ミスドとコラボしたら煽り文はこんな感じでしょうか。
・暴食するサイクロプス
ポン・デ・リングをほおばる暴食するサイクロプスだ!!!
・幻影の戦士
ブロックされない男にはカレーパンがよく似合う。
・ヘルカイトの暴君
ミスドビッツを独占し幸せの頂点に立つ暴君。
う~ん売れなさそうだな・・・。
ヘルカイトの暴君のアーティファクト全部奪う能力とかマジックプレイヤーでも知らない人多そうだし。
ソルリングとかいう商品名のドーナツ作って太陽の指輪でもプロモにしてたほうが良さそうだ。
http://supersolenoid.blog63.fc2.com/blog-entry-4612.html
国産カードゲームはこういう企画できて面白い。
マジックも裾野を広げるために8版か9版のころはコンビニで取り扱ってたこともありましたが、最近は限定商品やらですっかりコアなファンを掴む方向にシフトしてますね。
そんなマジックが万が一ミスドとコラボしたら煽り文はこんな感じでしょうか。
・暴食するサイクロプス
ポン・デ・リングをほおばる暴食するサイクロプスだ!!!
・幻影の戦士
ブロックされない男にはカレーパンがよく似合う。
・ヘルカイトの暴君
ミスドビッツを独占し幸せの頂点に立つ暴君。
う~ん売れなさそうだな・・・。
ヘルカイトの暴君のアーティファクト全部奪う能力とかマジックプレイヤーでも知らない人多そうだし。
ソルリングとかいう商品名のドーナツ作って太陽の指輪でもプロモにしてたほうが良さそうだ。
【MOドラフト】8-4卓の傾向と対策
2014年6月9日 Magic:the GatheringJOUドラフトは結構勝てるおかげで続けているのですが、最近の卓の傾向についての雑感をまとめます。
とりあえず以下の三項目が思いついたので挙げてみます。
・グチャりやすくなった
・色の人気に変化が出だした
・軽いカードがの高さが極端
・グチャりやすくなった
なんだがここ2週間ぐらい前からやたらと3色以上のデッキに当たる割合が高くなった気がします。体感的には3試合やれば1回は3色以上のデッキと当たる感じ。
理由としてはニクスへの旅が色毎の強弱差を感じにくい内容であることが一因かなと思っています。
あくまで私自身の話ですが、初手で《モーギスの軍用犬/Mogis’s Warhound(JOU)》をとりつつ、2手目で《樫心のドライアド/Oakheart Dryads(JOU)》、3手目で《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》でその後も3色がそれぞれ5-5-4の割合で終わるフラフラピックをするようになったと感じます。
明確に点数付けとしているわけではないのですが、自分の中ではっきりと好きなカードがあってそれが流れてくるとすぐにそっちにいきたくなるというか・・・。
例えば1-1で《モーギスの軍用犬/Mogis’s Warhound(JOU)》を取って1-2で《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》と《樫心のドライアド/Oakheart Dryads(JOU)》が流れてきた場合、色を絞るという戦略をとるなら前者を取るべきなんでしょうが、どうも受けの広いピックの後者を選びがち。
JOUの強コモンは色拘束が薄いのでいつでも飛び込んでしまいそうになってしまいます。
BNGにおけるケラノスの稲妻やケンタウロスの武芸者、THSにおける《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》のような軽くて色拘束の強いカードがあまり存在しないのがJOUの特徴で、どの色の参入障壁も低いと感じさせるため積極的に色を絞るといういうピックをしなくなりました。
後半のTHSやBNGのことを考えると赤や黒はできればメインカラーとしておきたいのですが、どうにも色拘束の薄い(=受けの広い)カードを好む傾向があるようです。
アーキタイプの幅を広げたことで自分だけがこういう思考になったのか、はたまた他のプレイヤーもそうなのか、一度同じ卓を囲んだほかのプレイヤーのピックを見れる機会があれば良いのですが。
・色の人気に変化が出だした
具体的に言えば白が安くなり、赤と黒が高くなったように感じます。
授与に対して弱かったため敬遠されがちだった赤と黒(通常のピン除去は授与環境では価値が落ちる上に、確定除去も少ない)が授与の枚数そのものの減少や授与を戒めるカードである《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》、《大地への縫い止め/Pin to the Earth(JOU)》、《夢の饗宴/Feast of Dreams(JOU)》などの登場によって相対的に色としての魅力も上がったように思います。
特に赤や黒が安かったころは《刃牙の猪/Bladetusk Boar(JOU)》や《戦慄運びのランパード/Dreadbringer Lampads(JOU)》はほとんどアンブロッカブルと同等の性能でしたが、その強さが認知され始めた今は積極的にこのカラーを選択するプレイヤーは増えたのではないでしょうか。
一方授与によるサイズ強化により押し切る戦略が取りにくくなった白は少々入りにくくなったかと思います。
しかしながら《補給線の鶴/Supply-Line Cranes(JOU)》や《アクロスの猛犬/Akroan Mastiff(JOU)》等は授与を失った穴と埋められるスペックを持ったカードなので、これらが安く取れるなら素直に参入しておくのが良いと思います。
・軽いカードがの高さが極端
とにかく2マナ生物が枯れる卓と、逆に平気で1周する卓で極端に分かれるようになっています。
バットリや授与を前提としたテンポ系デッキでは2マナクリーチャーは重要なので、この戦略を好むプレイヤーが多い卓では例えば《印章持ちのスキンク/Sigiled Skink(JOU)》が3手目以降全く見られないといったことがあります。
一方3色以上のデッキはマナベースの関係上必然的に高速デッキは組みにくくなるので、色を絞り込めないあるいは絞る気のないプレイヤーが多い卓では2マナ生物はガンガン流れます。
自分のいる卓がどういう傾向にあるのかを5手目ぐらいで察知できると実戦での勝率向上につながります。
例えばビート思考の卓だと感じたら3マナ圏の高タフネス生物(《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》や《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》、《はじけるトリトン/Crackling Triton(THS)》など)を集めておくと、2マナ圏生物の展開に対して時間を稼ぐことができます。
コントロール思考の卓なら自分のデッキは重めに作ったほうがいいです。例えば《暴食するサイクロプス/Gluttonous Cyclops(JOU)》は安いカードですが、相手の速度が後ろに偏っている場合は怪物化により同マナ圏のクリーチャーと比べてサイズで上回れるため脅威として機能します。
とりあえず以下の三項目が思いついたので挙げてみます。
・グチャりやすくなった
・色の人気に変化が出だした
・軽いカードがの高さが極端
・グチャりやすくなった
なんだがここ2週間ぐらい前からやたらと3色以上のデッキに当たる割合が高くなった気がします。体感的には3試合やれば1回は3色以上のデッキと当たる感じ。
理由としてはニクスへの旅が色毎の強弱差を感じにくい内容であることが一因かなと思っています。
あくまで私自身の話ですが、初手で《モーギスの軍用犬/Mogis’s Warhound(JOU)》をとりつつ、2手目で《樫心のドライアド/Oakheart Dryads(JOU)》、3手目で《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》でその後も3色がそれぞれ5-5-4の割合で終わるフラフラピックをするようになったと感じます。
明確に点数付けとしているわけではないのですが、自分の中ではっきりと好きなカードがあってそれが流れてくるとすぐにそっちにいきたくなるというか・・・。
例えば1-1で《モーギスの軍用犬/Mogis’s Warhound(JOU)》を取って1-2で《マグマのしぶき/Magma Spray(JOU)》と《樫心のドライアド/Oakheart Dryads(JOU)》が流れてきた場合、色を絞るという戦略をとるなら前者を取るべきなんでしょうが、どうも受けの広いピックの後者を選びがち。
JOUの強コモンは色拘束が薄いのでいつでも飛び込んでしまいそうになってしまいます。
BNGにおけるケラノスの稲妻やケンタウロスの武芸者、THSにおける《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》のような軽くて色拘束の強いカードがあまり存在しないのがJOUの特徴で、どの色の参入障壁も低いと感じさせるため積極的に色を絞るといういうピックをしなくなりました。
後半のTHSやBNGのことを考えると赤や黒はできればメインカラーとしておきたいのですが、どうにも色拘束の薄い(=受けの広い)カードを好む傾向があるようです。
アーキタイプの幅を広げたことで自分だけがこういう思考になったのか、はたまた他のプレイヤーもそうなのか、一度同じ卓を囲んだほかのプレイヤーのピックを見れる機会があれば良いのですが。
・色の人気に変化が出だした
具体的に言えば白が安くなり、赤と黒が高くなったように感じます。
授与に対して弱かったため敬遠されがちだった赤と黒(通常のピン除去は授与環境では価値が落ちる上に、確定除去も少ない)が授与の枚数そのものの減少や授与を戒めるカードである《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》、《大地への縫い止め/Pin to the Earth(JOU)》、《夢の饗宴/Feast of Dreams(JOU)》などの登場によって相対的に色としての魅力も上がったように思います。
特に赤や黒が安かったころは《刃牙の猪/Bladetusk Boar(JOU)》や《戦慄運びのランパード/Dreadbringer Lampads(JOU)》はほとんどアンブロッカブルと同等の性能でしたが、その強さが認知され始めた今は積極的にこのカラーを選択するプレイヤーは増えたのではないでしょうか。
一方授与によるサイズ強化により押し切る戦略が取りにくくなった白は少々入りにくくなったかと思います。
しかしながら《補給線の鶴/Supply-Line Cranes(JOU)》や《アクロスの猛犬/Akroan Mastiff(JOU)》等は授与を失った穴と埋められるスペックを持ったカードなので、これらが安く取れるなら素直に参入しておくのが良いと思います。
・軽いカードがの高さが極端
とにかく2マナ生物が枯れる卓と、逆に平気で1周する卓で極端に分かれるようになっています。
バットリや授与を前提としたテンポ系デッキでは2マナクリーチャーは重要なので、この戦略を好むプレイヤーが多い卓では例えば《印章持ちのスキンク/Sigiled Skink(JOU)》が3手目以降全く見られないといったことがあります。
一方3色以上のデッキはマナベースの関係上必然的に高速デッキは組みにくくなるので、色を絞り込めないあるいは絞る気のないプレイヤーが多い卓では2マナ生物はガンガン流れます。
自分のいる卓がどういう傾向にあるのかを5手目ぐらいで察知できると実戦での勝率向上につながります。
例えばビート思考の卓だと感じたら3マナ圏の高タフネス生物(《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》や《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》、《はじけるトリトン/Crackling Triton(THS)》など)を集めておくと、2マナ圏生物の展開に対して時間を稼ぐことができます。
コントロール思考の卓なら自分のデッキは重めに作ったほうがいいです。例えば《暴食するサイクロプス/Gluttonous Cyclops(JOU)》は安いカードですが、相手の速度が後ろに偏っている場合は怪物化により同マナ圏のクリーチャーと比べてサイズで上回れるため脅威として機能します。
【MO】THSブロックパック価格
2014年6月8日 Magic:the Gathering6/8のTHSブロックパック価格
エキスパンション Buy/Sell
THS 2.86 / 2.88
BNG 3.22 / 3.24
JOU 2.22 / 2.24
価格情報はClanTeamBoosterより。
ちなみに販売価格は前回調査時(5/20時点、Limited Championship 予選開始一週前)と比べて
THS +0.34
BNG +0.30
JOU -1.74
となっています。
目立つのはやはりJOUの下落。
Limited Championship予選は3-2以上で8パック以上確定という大盤振る舞いなイベントでしたが配られる賞品が全てJOUでした。
シールドに参加するにはTHS,BNGが必要なのに賞品では一切供給されないというアンバランスはパック価格に大きな影響を与えました。
加えて2講賞品がTHSからJOUに切り替わったこともあり、JOUは明らかにダブついている状態になっています。
パック内容のレア期待値ではブロック中トップなんですが・・・。
一方BNG,THSは上昇。今後構築トーナメントでの賞品が切り替わらない限りは上昇すると思われます。
エキスパンション Buy/Sell
THS 2.86 / 2.88
BNG 3.22 / 3.24
JOU 2.22 / 2.24
価格情報はClanTeamBoosterより。
ちなみに販売価格は前回調査時(5/20時点、Limited Championship 予選開始一週前)と比べて
THS +0.34
BNG +0.30
JOU -1.74
となっています。
目立つのはやはりJOUの下落。
Limited Championship予選は3-2以上で8パック以上確定という大盤振る舞いなイベントでしたが配られる賞品が全てJOUでした。
シールドに参加するにはTHS,BNGが必要なのに賞品では一切供給されないというアンバランスはパック価格に大きな影響を与えました。
加えて2講賞品がTHSからJOUに切り替わったこともあり、JOUは明らかにダブついている状態になっています。
パック内容のレア期待値ではブロック中トップなんですが・・・。
一方BNG,THSは上昇。今後構築トーナメントでの賞品が切り替わらない限りは上昇すると思われます。
四半期に一度の恒例イベントとなったリミテッドチャンピオンシップ本選。
今回も0:00スタートの眠気と戦う10回戦でした。
とりあえず結果から書くと7-3で47位でした。
同点ラインが21位から54位までで、賞品が変わるのが32位からなので損した気分・・・。
使用デッキは画像を参照。
上の青緑がメインデッキで下の青白がサイドデッキ。
予選の段階で環境の低速化を実感していたので、クリーチャーのサイズが大きく長期戦に強い青緑をメインにし、二本目以降先手を確実に取れる場合はサイドの青白。
ただ、今思い返すとメインから青白でよかったかなあという気がする。
当初サイズが強いということで選んだ青緑だったけど、よくよく考えれば白にも《アクロスの猛犬/Akroan Mastiff(JOU)》や《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》、《太陽神の一瞥/Glimpse the Sun God(BNG)》はあるし、何より《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と《警備隊の鷲/Eagle of the Watch(JOU)》の飛行戦力は選択する理由に十分だった。この環境はとにかく飛行が止まらないのでパワー2あって飛行があれば十分脅威。
負けた3試合に関しては緑相手に生物の展開量で負けたのと、白相手に《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon(THS)》から始まる序盤からの超速攻でやられたり、事故ったりという内容。
事故に関しては自分も相手の事故によって拾ったマッチがあるのでこれはやむなし。
ただ、序盤からのテンポのいい展開が鍵を握る環境であることは間違いないので例えば土地5、2マナクリーチャーと5マナクリーチャーのハンドが来た場合にキープするか等、マリガン判断も勝敗に関わる重要なプレイングの一つ。
後から見直すとあれキープは無謀だったかなというハンドのキープもあったし、自分なりの基準はデッキ構築段階できちんと把握しておくのは大事かなと。
今回も0:00スタートの眠気と戦う10回戦でした。
とりあえず結果から書くと7-3で47位でした。
同点ラインが21位から54位までで、賞品が変わるのが32位からなので損した気分・・・。
使用デッキは画像を参照。
上の青緑がメインデッキで下の青白がサイドデッキ。
予選の段階で環境の低速化を実感していたので、クリーチャーのサイズが大きく長期戦に強い青緑をメインにし、二本目以降先手を確実に取れる場合はサイドの青白。
ただ、今思い返すとメインから青白でよかったかなあという気がする。
当初サイズが強いということで選んだ青緑だったけど、よくよく考えれば白にも《アクロスの猛犬/Akroan Mastiff(JOU)》や《目ざといアルセイド/Observant Alseid(THS)》、《太陽神の一瞥/Glimpse the Sun God(BNG)》はあるし、何より《天馬の乗り手/Wingsteed Rider(THS)》と《警備隊の鷲/Eagle of the Watch(JOU)》の飛行戦力は選択する理由に十分だった。この環境はとにかく飛行が止まらないのでパワー2あって飛行があれば十分脅威。
負けた3試合に関しては緑相手に生物の展開量で負けたのと、白相手に《万神殿の兵士/Soldier of the Pantheon(THS)》から始まる序盤からの超速攻でやられたり、事故ったりという内容。
事故に関しては自分も相手の事故によって拾ったマッチがあるのでこれはやむなし。
ただ、序盤からのテンポのいい展開が鍵を握る環境であることは間違いないので例えば土地5、2マナクリーチャーと5マナクリーチャーのハンドが来た場合にキープするか等、マリガン判断も勝敗に関わる重要なプレイングの一つ。
後から見直すとあれキープは無謀だったかなというハンドのキープもあったし、自分なりの基準はデッキ構築段階できちんと把握しておくのは大事かなと。
MOフォイルの理不尽な点
2014年6月7日 Magic:the Gatheringこの前ドラフトでFoil《疾病の神殿/Temple of Malady(JOU)》引いたんですよ。
黒緑神殿といえば神話でないレアの中では《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》を追い越して今やトップレアになってる脅威の神殿。
どのぐらいすごいかというとgoatbotに"buy:10.11"と出るぐらいのトップレア。
テーロスブロックのレアの中ではもうぶっちぎりに高い。むしろ神話入れても5本の指に入るぐらい。
で、そんなトップレアのFoilだから11チケぐらいは付くんじゃないかなあと思ってBotに査定出したんですよ。
そしたらGoat Botったら「1x Temple of Malady 8.76」なんて値段を提示してくるんです。
おや、FoilなのにFoilじゃないものより安いとはどういうことなんだ?と思い、もう一度トレードウィンドウを開きなおしても「1x Temple of Malady 8.76」と出るもんだから「Foilの値段は適当なBotなんだなあ」と思いつつ、他のFoil系Botに持っていったんですよ。
で、結局どうなったかというとタイトルからお察しの通りどのBotに持っていっても通常版より安い値しか付きませんでした。
紙のカードだとFoilが通常版より安いってのはまずありえないのでなんとも奇妙な話。
しかし考えてみればMOのFoilって現物化の種としての使用がもっとも主たる目的なわけで、別にFoilであること自体にはそこまで価値があるわけじゃないんですよね。むしろFoilを画面に表示させることによって動作が重くなるデメリットすらあるという。
あくまでカードは用途であって目的でないというMOらしさが出てるな~と思いました。
黒緑神殿といえば神話でないレアの中では《マナの合流点/Mana Confluence(JOU)》を追い越して今やトップレアになってる脅威の神殿。
どのぐらいすごいかというとgoatbotに"buy:10.11"と出るぐらいのトップレア。
テーロスブロックのレアの中ではもうぶっちぎりに高い。むしろ神話入れても5本の指に入るぐらい。
で、そんなトップレアのFoilだから11チケぐらいは付くんじゃないかなあと思ってBotに査定出したんですよ。
そしたらGoat Botったら「1x Temple of Malady 8.76」なんて値段を提示してくるんです。
おや、FoilなのにFoilじゃないものより安いとはどういうことなんだ?と思い、もう一度トレードウィンドウを開きなおしても「1x Temple of Malady 8.76」と出るもんだから「Foilの値段は適当なBotなんだなあ」と思いつつ、他のFoil系Botに持っていったんですよ。
で、結局どうなったかというとタイトルからお察しの通りどのBotに持っていっても通常版より安い値しか付きませんでした。
紙のカードだとFoilが通常版より安いってのはまずありえないのでなんとも奇妙な話。
しかし考えてみればMOのFoilって現物化の種としての使用がもっとも主たる目的なわけで、別にFoilであること自体にはそこまで価値があるわけじゃないんですよね。むしろFoilを画面に表示させることによって動作が重くなるデメリットすらあるという。
あくまでカードは用途であって目的でないというMOらしさが出てるな~と思いました。
先週から今週にかけて表題のリミテッドチャンピオンシップ予選がMOで行われているので参加しておるのですが、通算六回目の参加にしてやっと権利とれました。
戦績ですが
1回目:2-3
2回目:3-2
3回目:3-2
4回目:2-3
5回目:3-2
6回目:4-1
で17-13で勝率にすれば.566とあまり勝てていない模様。
祭りではシールドに一切参加していなかったためシールド環境が今一掴みきれてなかったのがよくなかったです。ドラフトやってて環境遅くなったなあとは感じていましたが、シールドはそれに輪をかけて遅くなっていました。
高速環境だったTHS-BNG期の感覚が抜け切れずマナカーブを低いほうに寄せて構築していたのが勝てていなかった原因。
この環境思ったよりも大胆に後ろにマナカーブ寄せても問題なく戦えますね。
とりあえず3ターン目に2/3出せればなんとかなるという印象。
《蒸気の精/Vaporkin(THS)》や《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》のような軽量飛行クロックが減り、地上戦主体になったおかげで単純にレシオの高い生物の価値は上がりました。《国境地帯のミノタウルス/Borderland Minotaur(THS)》あたりの中堅生物が重要。
戦績ですが
1回目:2-3
2回目:3-2
3回目:3-2
4回目:2-3
5回目:3-2
6回目:4-1
で17-13で勝率にすれば.566とあまり勝てていない模様。
祭りではシールドに一切参加していなかったためシールド環境が今一掴みきれてなかったのがよくなかったです。ドラフトやってて環境遅くなったなあとは感じていましたが、シールドはそれに輪をかけて遅くなっていました。
高速環境だったTHS-BNG期の感覚が抜け切れずマナカーブを低いほうに寄せて構築していたのが勝てていなかった原因。
この環境思ったよりも大胆に後ろにマナカーブ寄せても問題なく戦えますね。
とりあえず3ターン目に2/3出せればなんとかなるという印象。
《蒸気の精/Vaporkin(THS)》や《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》のような軽量飛行クロックが減り、地上戦主体になったおかげで単純にレシオの高い生物の価値は上がりました。《国境地帯のミノタウルス/Borderland Minotaur(THS)》あたりの中堅生物が重要。
・Vintage Mastersの紹介
Introducing Vintage Masters!
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg_daily_other_10212013_vintagemasters
・スポイラー
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/vintagemasters/cig
・リリースイベントスケジュール
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/05192014/vma
エターナル環境で通用するカード達を中心に作られたMO限定セットであるヴィンテージマスターズのリリースが近づいてきました。
スポイラーによってその全貌は既に公開済みながら、ドラフト環境についての考察をあまり見ないので自分で考察してみようと思った次第。
まずは全体的な印象について。
・全体的なカードパワーが高い
さすがにエターナル環境で通用するカードが収録されるセットだけあってシナジー等を意識しなくても単品で強力なカードばかりです。
一例としてタッパー枠は2マナと軽いベナリアのわな師が収録されていますし、カウンターも取り消しでなく対抗呪文。黒除去は抹殺ですし、赤の軽量除去はチェンライ。強化オーラは像の導きだし、コンマジも元祖コンマジ。
リミテッドのおいて重要視される要素に層別されるカードは歴代最強クラスのものばかりが集まっています。
この点モダンマスターズと似ていますね。
・シナジー要素もある
明らかに「こういうアーキタイプ作ってね」的な要素がちりばめられています。
サイクリングによってなんらかの利益を得るカードや、マッドネスを誘発させるための共鳴者、ゴブリン関連カード。
この点もモダンマスターズそっくりですね。
次に個々の色における方向性について。
・白
軽量クリーチャーが強い色です。
特にシャドーや飛行、側面攻撃など回避能力を持つカードが多く収録されています。金切るときの声がコモン収録なのはおそろしい。
遊牧の民の長ピアナやジェラードのときの声など横に並べる戦略を後押しする全体強化カードも相当数含まれています。
以上より基本戦略はクリーチャーを並べてさっさと殴り倒すことでしょう。
・青
ドロー、カウンター、フライヤーが充実した古き時代の青といった感じ。
特に綿密な分析は非常に強力なドローカード。
リミテッドにおいてはメインカラーよりはサブカラーとして頼りになりそうな色です。
今回のセットの青の特徴として手札を捨てることによって何らかの効果を得るカードが多数収録されています。いわゆる共鳴者ですね。
同色に公証人や堂々巡りなど相性の良いカードはありますが、他の色にも多数存在するマッドネスやフラッシュバックのとのシナジーを狙っていきましょう。
・黒
アドバンテージを稼げるカードが多数揃っており、長期戦に向いた色だと感じます。チェイナーの布告や立ち上がるアーボーグは直接的にアドバンテージを取れます。
レアまでいけばネクロポーテンスやヨーグモスの取引などライフと引き換えにアドバンテージを得るカードも多数存在します。
一方でカーノファージや落ちたるアスカーリなどビート向けのカードも存在するので、狙うアーキタイプによってその性質が大きく変わりそうなカラーです。
・赤
ゴブリン。あきらかに作れって言ってますねw
ロード等ゴブリン種族支援カードが多数収録されており、非常にわかりやすい内容です。
横に並べまくって入門の儀式をたたきつけるのも面白そうです。
火力もただただ強力なものが多いので、取ったら大体はデッキに投入できるでしょう。
一部レアや壁を除けば速攻カラーなのは間違いないので、デッキを作る際には尖らせた方向でいくのがいいと思います。
・緑
他の色に比べてマナレシオが高いクリーチャーが揃っている点はいつもの緑という感じ。蜘蛛ではないですが大蜘蛛もいます。
自然の知識やフィンドホーンのエルフでブーストしてブラストダームやジャングルワームをたたきつけてやりましょう。
地味に超優秀瞬速持ちクリーチャーうなる猿人類がいるので、緑相手にしたときに不自然にマナを立たせてエンドしてきた場合は注意しましょう。
シナジー要素としてはマッドネス。
野生の雑種犬、日を浴びるルートワラ、尊大なワーム、ワームの咆哮とかつてスタンダードを賑わせた面々が揃って採録されています。
青の共鳴者と合わせればマッドネスデッキを作ることは容易でしょう。
Introducing Vintage Masters!
http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg_daily_other_10212013_vintagemasters
・スポイラー
http://www.wizards.com/magic/tcg/article.aspx?x=mtg/tcg/vintagemasters/cig
・リリースイベントスケジュール
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/05192014/vma
エターナル環境で通用するカード達を中心に作られたMO限定セットであるヴィンテージマスターズのリリースが近づいてきました。
スポイラーによってその全貌は既に公開済みながら、ドラフト環境についての考察をあまり見ないので自分で考察してみようと思った次第。
まずは全体的な印象について。
・全体的なカードパワーが高い
さすがにエターナル環境で通用するカードが収録されるセットだけあってシナジー等を意識しなくても単品で強力なカードばかりです。
一例としてタッパー枠は2マナと軽いベナリアのわな師が収録されていますし、カウンターも取り消しでなく対抗呪文。黒除去は抹殺ですし、赤の軽量除去はチェンライ。強化オーラは像の導きだし、コンマジも元祖コンマジ。
リミテッドのおいて重要視される要素に層別されるカードは歴代最強クラスのものばかりが集まっています。
この点モダンマスターズと似ていますね。
・シナジー要素もある
明らかに「こういうアーキタイプ作ってね」的な要素がちりばめられています。
サイクリングによってなんらかの利益を得るカードや、マッドネスを誘発させるための共鳴者、ゴブリン関連カード。
この点もモダンマスターズそっくりですね。
次に個々の色における方向性について。
・白
軽量クリーチャーが強い色です。
特にシャドーや飛行、側面攻撃など回避能力を持つカードが多く収録されています。金切るときの声がコモン収録なのはおそろしい。
遊牧の民の長ピアナやジェラードのときの声など横に並べる戦略を後押しする全体強化カードも相当数含まれています。
以上より基本戦略はクリーチャーを並べてさっさと殴り倒すことでしょう。
・青
ドロー、カウンター、フライヤーが充実した古き時代の青といった感じ。
特に綿密な分析は非常に強力なドローカード。
リミテッドにおいてはメインカラーよりはサブカラーとして頼りになりそうな色です。
今回のセットの青の特徴として手札を捨てることによって何らかの効果を得るカードが多数収録されています。いわゆる共鳴者ですね。
同色に公証人や堂々巡りなど相性の良いカードはありますが、他の色にも多数存在するマッドネスやフラッシュバックのとのシナジーを狙っていきましょう。
・黒
アドバンテージを稼げるカードが多数揃っており、長期戦に向いた色だと感じます。チェイナーの布告や立ち上がるアーボーグは直接的にアドバンテージを取れます。
レアまでいけばネクロポーテンスやヨーグモスの取引などライフと引き換えにアドバンテージを得るカードも多数存在します。
一方でカーノファージや落ちたるアスカーリなどビート向けのカードも存在するので、狙うアーキタイプによってその性質が大きく変わりそうなカラーです。
・赤
ゴブリン。あきらかに作れって言ってますねw
ロード等ゴブリン種族支援カードが多数収録されており、非常にわかりやすい内容です。
横に並べまくって入門の儀式をたたきつけるのも面白そうです。
火力もただただ強力なものが多いので、取ったら大体はデッキに投入できるでしょう。
一部レアや壁を除けば速攻カラーなのは間違いないので、デッキを作る際には尖らせた方向でいくのがいいと思います。
・緑
他の色に比べてマナレシオが高いクリーチャーが揃っている点はいつもの緑という感じ。蜘蛛ではないですが大蜘蛛もいます。
自然の知識やフィンドホーンのエルフでブーストしてブラストダームやジャングルワームをたたきつけてやりましょう。
地味に超優秀瞬速持ちクリーチャーうなる猿人類がいるので、緑相手にしたときに不自然にマナを立たせてエンドしてきた場合は注意しましょう。
シナジー要素としてはマッドネス。
野生の雑種犬、日を浴びるルートワラ、尊大なワーム、ワームの咆哮とかつてスタンダードを賑わせた面々が揃って採録されています。
青の共鳴者と合わせればマッドネスデッキを作ることは容易でしょう。
Grand Prix Byes to be Set by Yearly Planeswalker Points Total
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/05282014/PWP
2014年8/30以降のGPにおいてPWPを貯めて貰えるバイの算出法が変わったそうで。
今までは4ヶ月程度の期間PWPを元に算出されていたいましたが、今後は年間PWPが元になるとのこと。
今後は年間で
1bye:1300点
2bye:2250点
が必要になります。
メリットとしては
・ある期間全くPWPを稼げていなくても、1年以内であれば挽回可能
・不戦勝の維持期間が長くなり、安定してバイを保持し続けられる
デメリットとしては
・あるグランプリの開催に向けて特定期間だけ沢山プレイしてバイを得ることが非常に難しくなった
・1bye獲得のために必要なPWPが期間あたりで見ると若干増加している(今までは期間400で1byeだったので単純に3掛けすると1200。今回の1byeに必要な1300点はそれよりも100点多い。)⇒(追記)2014年現在、1年間4シーズンなので400×4=1600点と比べるべきでした。むしろ下がっています。
まあこの閾値や期間に対しては賛否両論あると思います。
ただ実施時期に対して告知が遅すぎるのは明らかに問題かと。
なんせ8/30以降のグランプリにはこれまで全く必要と思われていなかった去年のPWPが反映されるようになるわけで、それを知っていればもっと大会に参加していたというプレイヤーも数多くいたのではないでしょうか?
基準を年間にするなら、告知も1年以上前には行っておくべきだったと思います。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/other/05282014/PWP
2014年8/30以降のGPにおいてPWPを貯めて貰えるバイの算出法が変わったそうで。
今までは4ヶ月程度の期間PWPを元に算出されていたいましたが、今後は年間PWPが元になるとのこと。
今後は年間で
1bye:1300点
2bye:2250点
が必要になります。
メリットとしては
・ある期間全くPWPを稼げていなくても、1年以内であれば挽回可能
・不戦勝の維持期間が長くなり、安定してバイを保持し続けられる
デメリットとしては
・あるグランプリの開催に向けて特定期間だけ沢山プレイしてバイを得ることが非常に難しくなった
・
まあこの閾値や期間に対しては賛否両論あると思います。
ただ実施時期に対して告知が遅すぎるのは明らかに問題かと。
なんせ8/30以降のグランプリにはこれまで全く必要と思われていなかった去年のPWPが反映されるようになるわけで、それを知っていればもっと大会に参加していたというプレイヤーも数多くいたのではないでしょうか?
基準を年間にするなら、告知も1年以上前には行っておくべきだったと思います。
JBTアーキタイプ紹介:白黒除去コン
2014年5月25日 Magic:the GatheringJBTドラフトでの有力アーキタイプについてご紹介。
アーキタイプ名:白黒除去コン
サンプルデッキ(MO8-4卓3-0)
・デッキ解説
このアーキタイプはJOU登場にて大幅に進化しました。
《夢の饗宴/Feast of Dreams(JOU)》、《闇への投入/Cast into Darkness(JOU)》、《ニクスの注入/Nyx Infusion(JOU)》、《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》といったコモン軽量除去の登場が大きく影響しています。
このアーキタイプに必要な構成要素は以下の3つ
・除去
・確実性の高いクロック
・アドバンテージを得るカード
各構成要素についてJOUでの注目カード、及びTHS,BNGでの再評価カードについて触れます。
・除去
JOUの白と黒の除去は使いやすいものが揃っています。除去と呼べそうなものを一通り並べると以下のようになります。
白
C《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》
C(《抑圧的な光線/Oppressive Rays(JOU)》)
U《復仇/Reprisal(ME2)》
U《払拭の光/Banishing Light(JOU)》
黒
C《闇への投入/Cast into Darkness(JOU)》
C《夢の饗宴/Feast of Dreams(JOU)》
C《ニクスの注入/Nyx Infusion(JOU)》
U《悪意ある一撃/Spiteful Blow(JOU)》
U《悪夢のような末路/Nightmarish End(JOU)》
やたらと重かったBNG以前の除去と比べると、コモン除去のマナコストの軽さは魅力です。
エンチャントでない生物に対しては《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》は平和な心のような働きをします。特に緑の地上ファッティ生物に対して強力。
平和な心と異なりブロッカーとして残ってしまうデメリットがありますがそこは白黒のフライヤーや攻撃に頼らないクロック(後述)を利用し無視しましょう。
アンコモン以上の除去は確実性の高い除去が揃っているので、こちらも遭遇できたら拾っておきましょう。
THSで評価すべきカードは《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》。
書いてあることは強いが色が弱いというカードでしたが、色がアーキタイプとして成立するようになった今、そのポテンシャルはいかんなく発揮することが可能です。
BNGでは《死の国の重み/Weight of the Underworld(BNG)》に注目しましょう。
除去でありエンチャントであるという特性は星座との相性が良いです。
安く流れてくることの多い《グリフィンの夢掴み/Griffin Dreamfinder(BNG)》との相性も良く、《ニクスの注入/Nyx Infusion(JOU)》と合わせこのアーキタイプならではのシナジーとも言えます。
・確実性の高いクロック
このアーキタイプで重要なのは単純なパワーではなく、いかに確実にクロックを刻めるかという点です。
《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》や前述の《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》は直接本体を狙いにいくクロックなので妨害されにくい上、その高いタフネスを活かしてブロッカーとして重宝します。
これらタフネス4を突破してくるような生物に対しては除去で対応しましょう。
《オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw(JOU)》や《散兵の精鋭/Elite Skirmisher(BNG)》といったクリーチャーはそこまで重要ではありません。
もちろんデッキに入るのは間違いないのですが、これらはよりアグロ寄りのアーキタイプにて使用するのが適切でしょう。
飛行クリーチャーも確実性の高いクロックです。
《警備隊の鷲/Eagle of the Watch(JOU)》、《補給線の鶴/Supply-Line Cranes(JOU)》は単体でのスペックが高く他のアーキタイプでも通用する潰しの効くカードなので早めのピックをしておきましょう。
《戦慄運びのランパード/Dreadbringer Lampads(JOU)》もこのアーキタイプの戦略と合致したカード。黒の威嚇はあまり止まりません。
結構安く流れてくるので上記フライヤーが取れていない場合や、他に星座能力持ちがたくさんいるときは採用に値します。
THSで評価すべきカードは《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》。
3マナでパワーが2あるフライヤーは黒コモンではこれぐらいしかありませんが、結構流れやすい一枚なので重宝します。
BNGでは《ティマレットの召使い/Servant of Tymaret(BNG)》はデッキに一枚欲しいカード。
除去により道を開けられるのであれば2点クロックとライフゲインを同時にこなしますし、再生能力により地上クロックの処理も同時に兼ねます。
・アドバンテージを得るカード
直接的にここにカテゴライズできるカードは《骨読み/Read the Bones(THS)》ぐらいしかありません。
しかし、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》や《フィ
ナックスの信奉者/Disciple of Phenax(THS)》はスペルにクリーチャーが付いてくると考えればアドバンテージを稼いでいるのと同義。
《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》や《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》もブロッカーとクロックの二役をこなすという点においてはある意味アドバンテージを稼いでいるとも言えます。
要は除去によって長引いたゲームを有利に持っていくカード全般のことです。
相手の生物を捌いたのはいいけれどその後の勝ち手段が無い、となっては意味がないので長期戦時に強いカードは入れておきましょう。
裏テク的なカードですが、BNGの《血占術/Sanguimancy(BNG)》は頭に入れておいたほうがいいでしょう。
ほぼ確実に一周してくる系のアーキタイプとタイミングを選ぶカードですが、壁を用意しやすくライフゲイン手段の豊富なこのカラーリングならば使える機会はあります。
アーキタイプ名:白黒除去コン
サンプルデッキ(MO8-4卓3-0)
1《ファリカに選ばれしもの/Pharika’s Chosen(JOU)》
1《死の国の造幣工/Underworld Coinsmith(JOU)》
1《血に狂った重装歩兵/Bloodcrazed Hoplite(JOU)》
1《ニクス生まれの幻霊/Nyxborn Eidolon(BNG)》
1《アクロスの空護衛/Akroan Skyguard(BNG)》
2《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》
1《ティマレットの召使い/Servant of Tymaret(BNG)》
1《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》
1《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》
1《強欲なハーピー/Insatiable Harpy(THS)》
1《フィナックスの信奉者/Disciple of Phenax(THS)》
1《エレボスの使者/Erebos’s Emissary(THS)》
1《死の国の歩哨/Sentry of the Underworld(THS)》
1《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》
1《夢の饗宴/Feast of Dreams(JOU)》
1《骨読み/Read the Bones(THS)》
1《ニクスの注入/Nyx Infusion(JOU)》
1《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》
1《窒息死/Asphyxiate(BNG)》
1《死の国の重み/Weight of the Underworld(BNG)》
1《神聖なる評決/Divine Verdict(THS)》
1《一口の草毒/Sip of Hemlock(THS)》
9《沼/Swamp(THS)》
8《平地/Plains(THS)》
・デッキ解説
このアーキタイプはJOU登場にて大幅に進化しました。
《夢の饗宴/Feast of Dreams(JOU)》、《闇への投入/Cast into Darkness(JOU)》、《ニクスの注入/Nyx Infusion(JOU)》、《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》といったコモン軽量除去の登場が大きく影響しています。
このアーキタイプに必要な構成要素は以下の3つ
・除去
・確実性の高いクロック
・アドバンテージを得るカード
各構成要素についてJOUでの注目カード、及びTHS,BNGでの再評価カードについて触れます。
・除去
JOUの白と黒の除去は使いやすいものが揃っています。除去と呼べそうなものを一通り並べると以下のようになります。
白
C《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》
C(《抑圧的な光線/Oppressive Rays(JOU)》)
U《復仇/Reprisal(ME2)》
U《払拭の光/Banishing Light(JOU)》
黒
C《闇への投入/Cast into Darkness(JOU)》
C《夢の饗宴/Feast of Dreams(JOU)》
C《ニクスの注入/Nyx Infusion(JOU)》
U《悪意ある一撃/Spiteful Blow(JOU)》
U《悪夢のような末路/Nightmarish End(JOU)》
やたらと重かったBNG以前の除去と比べると、コモン除去のマナコストの軽さは魅力です。
エンチャントでない生物に対しては《ニクスの武装/Armament of Nyx(JOU)》は平和な心のような働きをします。特に緑の地上ファッティ生物に対して強力。
平和な心と異なりブロッカーとして残ってしまうデメリットがありますがそこは白黒のフライヤーや攻撃に頼らないクロック(後述)を利用し無視しましょう。
アンコモン以上の除去は確実性の高い除去が揃っているので、こちらも遭遇できたら拾っておきましょう。
THSで評価すべきカードは《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》。
書いてあることは強いが色が弱いというカードでしたが、色がアーキタイプとして成立するようになった今、そのポテンシャルはいかんなく発揮することが可能です。
BNGでは《死の国の重み/Weight of the Underworld(BNG)》に注目しましょう。
除去でありエンチャントであるという特性は星座との相性が良いです。
安く流れてくることの多い《グリフィンの夢掴み/Griffin Dreamfinder(BNG)》との相性も良く、《ニクスの注入/Nyx Infusion(JOU)》と合わせこのアーキタイプならではのシナジーとも言えます。
・確実性の高いクロック
このアーキタイプで重要なのは単純なパワーではなく、いかに確実にクロックを刻めるかという点です。
《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》や前述の《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》は直接本体を狙いにいくクロックなので妨害されにくい上、その高いタフネスを活かしてブロッカーとして重宝します。
これらタフネス4を突破してくるような生物に対しては除去で対応しましょう。
《オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw(JOU)》や《散兵の精鋭/Elite Skirmisher(BNG)》といったクリーチャーはそこまで重要ではありません。
もちろんデッキに入るのは間違いないのですが、これらはよりアグロ寄りのアーキタイプにて使用するのが適切でしょう。
飛行クリーチャーも確実性の高いクロックです。
《警備隊の鷲/Eagle of the Watch(JOU)》、《補給線の鶴/Supply-Line Cranes(JOU)》は単体でのスペックが高く他のアーキタイプでも通用する潰しの効くカードなので早めのピックをしておきましょう。
《戦慄運びのランパード/Dreadbringer Lampads(JOU)》もこのアーキタイプの戦略と合致したカード。黒の威嚇はあまり止まりません。
結構安く流れてくるので上記フライヤーが取れていない場合や、他に星座能力持ちがたくさんいるときは採用に値します。
THSで評価すべきカードは《血集りのハーピー/Blood-Toll Harpy(THS)》。
3マナでパワーが2あるフライヤーは黒コモンではこれぐらいしかありませんが、結構流れやすい一枚なので重宝します。
BNGでは《ティマレットの召使い/Servant of Tymaret(BNG)》はデッキに一枚欲しいカード。
除去により道を開けられるのであれば2点クロックとライフゲインを同時にこなしますし、再生能力により地上クロックの処理も同時に兼ねます。
・アドバンテージを得るカード
直接的にここにカテゴライズできるカードは《骨読み/Read the Bones(THS)》ぐらいしかありません。
しかし、《アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel(THS)》や《フィ
ナックスの信奉者/Disciple of Phenax(THS)》はスペルにクリーチャーが付いてくると考えればアドバンテージを稼いでいるのと同義。
《エイスリオスの学者/Scholar of Athreos(THS)》や《厳かな守護者/Grim Guardian(JOU)》もブロッカーとクロックの二役をこなすという点においてはある意味アドバンテージを稼いでいるとも言えます。
要は除去によって長引いたゲームを有利に持っていくカード全般のことです。
相手の生物を捌いたのはいいけれどその後の勝ち手段が無い、となっては意味がないので長期戦時に強いカードは入れておきましょう。
裏テク的なカードですが、BNGの《血占術/Sanguimancy(BNG)》は頭に入れておいたほうがいいでしょう。
ほぼ確実に一周してくる系のアーキタイプとタイミングを選ぶカードですが、壁を用意しやすくライフゲイン手段の豊富なこのカラーリングならば使える機会はあります。
THSブロックその後のパック価格
2014年5月20日 Magic:the Gathering コメント (2)5/20のTHSブロックパック価格
エキスパンション Buy/Sell
THS 2.50 / 2.54
BNG 2.92 / 2.94
JOU 3.94 / 3.98
価格情報はClanTeamBoosterより。
ちなみに販売価格は前回(5/14時点)と比べて
THS -0.28
BNG +0.08
JOU +0.56
となっています。
二構や各リミテッドイベントで依然として配られ続けるTHSに対し、深刻なJOU不足が浮き彫りとなった模様。
エキスパンション Buy/Sell
THS 2.50 / 2.54
BNG 2.92 / 2.94
JOU 3.94 / 3.98
価格情報はClanTeamBoosterより。
ちなみに販売価格は前回(5/14時点)と比べて
THS -0.28
BNG +0.08
JOU +0.56
となっています。
二構や各リミテッドイベントで依然として配られ続けるTHSに対し、深刻なJOU不足が浮き彫りとなった模様。
THSブロック各パックの価格情報
2014年5月14日 Magic:the Gathering5/14現在のテーロスブロックの価格情報。
エキスパンション Buy / Sell BuyとSellの差
THS 2.68 / 2.82 0.14
BNG 2.82 / 2.90 0.08
JOU 3.40 / 3.42 0.02
価格情報は安心と信頼のClanTeamBoosterより。
プレリ時には一時期Sell2.8まで落ち込んだJOUですが大幅な上昇となっており、リリースイベントに伴うドラフトへのプロダクト使用エントリー解禁が影響したものと思われます。
シングル価格は下落するのにも関わらずパック価格は上昇する一種のパラドックス状態になっており、Wizards社による賞品配分の改定が行われるまではしばらくこの状態が続きそうです。
一方THSですがこちらの価格は依然安定しています。
リリースイベントでのシールドにプロダクト使用が認められていないのにも関わらず、デイリーイベントでの賞品配布状況が依然としてTHSに偏っているため買い手優位の状態が続いています。こちらも賞品配分の改定が行われるまでは上昇の見込みは薄いと思われます。
BNGはリリースイベント前と比べて特に大きな変動はなく、2.9前後を維持しています。
また、MO上の売買手数料とも言えるBuySell価格差ですがTHSの0.14に対してJOUは0.02と非常に低い水準にあります。
流動の激しいプロダクトはBuySell価格差が小さくなりますが、今回のリリースイベントでは多くのプレイヤーがドラフトに向けJOUを求めたことにより大量のTHS及びチケットがBotに流入したものと思われます。
エキスパンション Buy / Sell BuyとSellの差
THS 2.68 / 2.82 0.14
BNG 2.82 / 2.90 0.08
JOU 3.40 / 3.42 0.02
価格情報は安心と信頼のClanTeamBoosterより。
プレリ時には一時期Sell2.8まで落ち込んだJOUですが大幅な上昇となっており、リリースイベントに伴うドラフトへのプロダクト使用エントリー解禁が影響したものと思われます。
シングル価格は下落するのにも関わらずパック価格は上昇する一種のパラドックス状態になっており、Wizards社による賞品配分の改定が行われるまではしばらくこの状態が続きそうです。
一方THSですがこちらの価格は依然安定しています。
リリースイベントでのシールドにプロダクト使用が認められていないのにも関わらず、デイリーイベントでの賞品配布状況が依然としてTHSに偏っているため買い手優位の状態が続いています。こちらも賞品配分の改定が行われるまでは上昇の見込みは薄いと思われます。
BNGはリリースイベント前と比べて特に大きな変動はなく、2.9前後を維持しています。
また、MO上の売買手数料とも言えるBuySell価格差ですがTHSの0.14に対してJOUは0.02と非常に低い水準にあります。
流動の激しいプロダクトはBuySell価格差が小さくなりますが、今回のリリースイベントでは多くのプレイヤーがドラフトに向けJOUを求めたことにより大量のTHS及びチケットがBotに流入したものと思われます。
ニクスへの旅プレリドラフト
2014年5月11日 Magic:the Gatheringプレリは賞品効率が悪いと知りつつも、さすがに今さらBTTやろうという気にもならなかったのでうっかり参加。
まあ一回ぐらいならいいかと思いつつの参加でしたが、気が付いたら5回もプレイしているあたりは悲しきドラフトジャンキーのサガ。
その結果ですが
青白 ×
青緑 ○○○
黒緑 ○○○
青赤 ×
黒白 ○○×
と中々好調。
実は現実世界のプレリからニクスへの旅入り環境は好調でして、シールドドラフト共にかなり勝たせてもらっております。多分勝率8割ぐらいはあるんじゃないかなあ。
というわけでこの環境の内容についてざっとまとめ。
・環境は低速化
新環境ですが授与による恒久クリーチャーがしにくく全体的に速度が落ちたため、以前のような熊や2/1を集める速攻戦略はとりにくくなっています。
熊を出しておけば後はバットリや授与で強化していればゴリ押しできた時代はもはや過去のもの。
具体例で言うと深海の催眠術士はかなり評価が下がりましたね。
青の殴れるパーツがニクスへの旅にはあまり含まれておらず、タフネス3を序盤から用意しやすくなったのが主な原因。
同様にサテュロスの散策者や無謀な歓楽者のような2/1軍団も以前よりも殴れる回数が減ったように感じます。
・過去のカードや色の評価見直しを
一方で一見残念カラーに見える黒が結構使えるようになったと感じています。
ニクス導入以前は序盤の攻防でコケるとあっさり死ぬことが多かったため、骨読みや湿原霧のタイタンといったコントロール向けカードはそれほど重要視されていませんでしたが今は十分プレイアブル。
「重い」を理由に避けてきたカード達の評価見直しはしておいたほうがいいでしょう。
・やってはいけない色の組み合わせはなくなった
白黒、白緑、青赤は今までの環境では強デッキになりにくい色の組み合わせでした。
白黒は白の速攻戦略と黒の遅さがかみ合わず、白緑はどちらもクリーチャーとバットリという得意分野が被っており除去の薄い弱点は補えておらず、青赤はクリーチャーの質に難点がありました。
いずれも多色カードが弱いという共通の難点がありましたが、青赤は嵐追いのキマイラ、白黒は死の国の造幣工という強力な多色カードを得ています。
白緑には当該カードはありませんが、ドライアドアルセイドによる星座シナジーを狙いやすい点がグッド。
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まだまだ試してみたいアーキタイプはあるので、こまめにやっていこうと思っております。
まあ一回ぐらいならいいかと思いつつの参加でしたが、気が付いたら5回もプレイしているあたりは悲しきドラフトジャンキーのサガ。
その結果ですが
青白 ×
青緑 ○○○
黒緑 ○○○
青赤 ×
黒白 ○○×
と中々好調。
実は現実世界のプレリからニクスへの旅入り環境は好調でして、シールドドラフト共にかなり勝たせてもらっております。多分勝率8割ぐらいはあるんじゃないかなあ。
というわけでこの環境の内容についてざっとまとめ。
・環境は低速化
新環境ですが授与による恒久クリーチャーがしにくく全体的に速度が落ちたため、以前のような熊や2/1を集める速攻戦略はとりにくくなっています。
熊を出しておけば後はバットリや授与で強化していればゴリ押しできた時代はもはや過去のもの。
具体例で言うと深海の催眠術士はかなり評価が下がりましたね。
青の殴れるパーツがニクスへの旅にはあまり含まれておらず、タフネス3を序盤から用意しやすくなったのが主な原因。
同様にサテュロスの散策者や無謀な歓楽者のような2/1軍団も以前よりも殴れる回数が減ったように感じます。
・過去のカードや色の評価見直しを
一方で一見残念カラーに見える黒が結構使えるようになったと感じています。
ニクス導入以前は序盤の攻防でコケるとあっさり死ぬことが多かったため、骨読みや湿原霧のタイタンといったコントロール向けカードはそれほど重要視されていませんでしたが今は十分プレイアブル。
「重い」を理由に避けてきたカード達の評価見直しはしておいたほうがいいでしょう。
・やってはいけない色の組み合わせはなくなった
白黒、白緑、青赤は今までの環境では強デッキになりにくい色の組み合わせでした。
白黒は白の速攻戦略と黒の遅さがかみ合わず、白緑はどちらもクリーチャーとバットリという得意分野が被っており除去の薄い弱点は補えておらず、青赤はクリーチャーの質に難点がありました。
いずれも多色カードが弱いという共通の難点がありましたが、青赤は嵐追いのキマイラ、白黒は死の国の造幣工という強力な多色カードを得ています。
白緑には当該カードはありませんが、ドライアドアルセイドによる星座シナジーを狙いやすい点がグッド。
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まだまだ試してみたいアーキタイプはあるので、こまめにやっていこうと思っております。
ニクスへの旅MOプレリが旧クラでも始まります
2014年5月10日 Magic:the Gathering現実世界に少し遅れる形でMOにもニクスへの旅が導入。
今回から9-4ドラフトが始まるようです。
参加費15チケで以前の8-4ドラフトと比べて全勝者の賞品が1パック多くなってるのでややお得。もちろん賞品はニクスへの旅オンリー。
ただ、プレリでパック入手したらすぐに売ったほうがいいでしょうね。どうせリミテのイベントに出るためにはTHSとBNGがセットで必要になってくるのでバランスよく持っておくと後で高値でTHS買ったりしなくても済むでしょう。
前ブロック最終エキスパンションはリミテッドでの使用数の少なさから派手に値下がりしましたが、レアの内容も今一ピリっとしない点でこれまたドラゴンの迷路っぽくて残念な感じ。
神話は二色神にスロットが割かれていますが、BNGの多色神が一番高いエファラですら3チケきっている現状を見るとちょっとなあ・・・。
そんな価格的にはあまりおいしくなさそうなニクスですが、リミテッド環境は授与一辺倒だったBNGを比べて様変わりしており面白みを増しています。
特にドラフトで色々なアーキタイプを試してみたいですね。
今回から9-4ドラフトが始まるようです。
参加費15チケで以前の8-4ドラフトと比べて全勝者の賞品が1パック多くなってるのでややお得。もちろん賞品はニクスへの旅オンリー。
ただ、プレリでパック入手したらすぐに売ったほうがいいでしょうね。どうせリミテのイベントに出るためにはTHSとBNGがセットで必要になってくるのでバランスよく持っておくと後で高値でTHS買ったりしなくても済むでしょう。
前ブロック最終エキスパンションはリミテッドでの使用数の少なさから派手に値下がりしましたが、レアの内容も今一ピリっとしない点でこれまたドラゴンの迷路っぽくて残念な感じ。
神話は二色神にスロットが割かれていますが、BNGの多色神が一番高いエファラですら3チケきっている現状を見るとちょっとなあ・・・。
そんな価格的にはあまりおいしくなさそうなニクスですが、リミテッド環境は授与一辺倒だったBNGを比べて様変わりしており面白みを増しています。
特にドラフトで色々なアーキタイプを試してみたいですね。